[5229-2] 谷川うさ子 2019/07/09(火)19:35 修正時間切れ
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この1年間は、ひとりで生活をするために、コンビニなどで、1日、4時間までと決められているアルバイトをします。仕送りはないので、自炊をして、最低限の食生活をおくります。学費も捻出します。
日本語がまるで話せないのではアルバイトもできません。勉強もできません。
そこで、まったく日本語が話せない中で、必死に日本語を憶えて、かろうじてアルバイトができるようになります。
このなかで日本語の能力テスト合格のための勉強もして、同時に、大学入試を受けるための日本語も勉強します。
この中国人の若い男性と女性の2人は、明治大学と千葉大学に合格します。
合格した中国人の2人の日本語の学習は、丸暗記であるのかどうかは、不明です。
しかし、先の番組のフィリッピン人の女性たちと比べると、面接で口頭諮問に答えたり、リポートを書いたり、論文を書いたりしているので、「名詞」「抽象名詞」の言葉を理解していることは確かです。
●この事例で分かることは、丸暗記でも仕事はいちおう可能ではあるが、仕事などの社会生活のなかでは、丸暗記は、生きるためには限界がある、という厳然たる事実の証明です。
こういう教訓を理解しましょう。 |
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