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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・168号) (令和元年7月18日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
◎きょうは、ポルソナーレの「自己カウンセリング」をフォーム(Form)の構成の形式のとおりに名詞文を手で書く、という実行を行う効果についてお話します。
●事例からあげましょう。
●7月17日づけの夕刊フジに、「堀ちえみ」が癌の出術をして、闘病中であるけれども、ネットに「死ね」とか「バカみたい」などと嫌がらせの投稿があり、警察が投稿者を突き止めた、逮捕した、という記事が掲載されていました。
投稿者は、50歳代の女性で、「死ねとは、書き込んだが、殺すとは言ってはいない。脅迫ではない」と発言しているということでした。
また、「たくさんの人が同じようなことを書き込んでいる。自分もなんとなく、死ね、死ね、などと書き込んだ」 と発言しているということでした。
似たような他者への嫌がらせの発言とか行動は、ネットへの投稿に限らず、現実のなかに、今、たくさん起きています。
●ポルソナーレは、20年に及ぶカウンせリグ・ゼミを終了して、「自己カウンセリング研究会」に移行しています。
移行した理由は、ご紹介したような事件とか社会問題をひとつ、ひとつケーススタディに上げて、カウンセリングの見地から病的な原因とか対策を解説する段階を超えている、という判断によります。
脳の働き方の解明により、日本人のおおくは、認知症(痴呆症)の脳の働き方に歯止めをかけられなくなっている、という見解に到達しています。(アジア人に共通しています)。
ちなみに、欧米人は、脳の働き方が、アルツハイマー病へ傾斜しています。
日本人は、日本語(ヤマトコトバ)が動詞文をつくり、日本人は、動詞のコトバしか話せない、動詞のコトバでしか思考できない、といえば、現実の世界は、名詞、抽象名詞の言葉でなりたっているので、これだけで、現実(社会のなかの仕事、学校、組織)との関係は、水と油のように、不一致の関係になるということは誰の目にも明らかです。
●ご紹介した事例の「堀ちえみ」が癌の治療中にある中で辛い思いをしているとか、何年も癌を治すために周りの人たちが励ましているということを想像すれば、なんの関わりもない人が、なんの根拠もなく「死ね」などとは言えないだろうと思考することは、ごく普通のモラルです。
モラルとは、人間は誰もが行動するので、この行動の繰り返しが生み出す行動秩序のことです。
格別の学習とか、訓練などを必要とはしない、人間の共同の観念です。
このことは、ハンナ・アーレントが「人間の条件」(ちくま学芸文庫)のなかで、ナザレのイエスが発見した共同体の基盤であると説明しています。
今、日本はもちろん、世界のどこでも、ハンナ・アーレントのいう人間の最低限の共同意識(モラル=倫理)が失われているということを説明しています。
原因は、スマホ、パソコン、デバィス端末が社会のなかに広がり、インフラ化していて、誰もが「画面」を目で見る、ということを普通にしていることにあります。 |