[5261-1] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎きょうは、だいぶ前にご紹介した、日本に来て、日本語を学び、日本で働いて自国のベトナムの家族にお金を送金したいとして日本に来ている、ベトナム人の若者の話のつづきをお話します。 谷川うさ子 2019/08/07(水)21:07 修正時間切れ
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───────────────────────────────── 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・188号) (令和元年8月7日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
◎きょうは、だいぶ前にご紹介した、日本に来て、日本語を学び、日本で働いて自国のベトナムの家族にお金を送金したいとして日本に来ている、ベトナム人の若者の話のつづきをお話します。
これは、NHK・TVのドキュメント放送を観ての観察です。
テレビ番組では、若いベトナム人たちが、日本語学校に通いながら、日本での生活費とか、日本にくるために借金したお金を返済するために、決められた時間量でアルバイトをしている、と解説していました。
ところが、かなりの人数の人が、学校を辞めて、滞在資格を失っています。行方不明になります。調査では、行方不明になったベトナム人は、日本の各地で、重労働とか危険な仕事に就いています。
自国には帰れないからです。帰れば、借金した高額のお金の返済を、貧困な母国の実家に迫られることになるので、返済のために、長時間、危険な仕事に雇われて、働いています。
そして、自殺したり、事故死したり、あるいは、重症の病気にかかり、出術費などの高額の支払いの請求を抱えて、帰国したり、などの人たちが続出します。
斡旋のブローカーの証言では、日本に来て、成功するベトナム人は、20パーセントだ、と言います。
なぜ、こうも悲惨な状態におちいるのか、とよくよく番組の再放送を観察してみると、「日本語の勉強の仕方」に原因があります。
平仮名(ひらがな)ばかりを勉強していることが、日本の現実と不適合を起こしています。
また、名詞の言葉は、漢字・漢語の「訓読み」を、これもまた「ひらがな」で学んでいました。
日本の経済社会のなかの仕事は、どんな労働でも「漢字・漢語の音読み」でなりたっています。
だから、かれらは、「名詞」「抽象名詞」の言葉を、漢字・漢語の「音読み」で勉強しなければならなかったのです。そうすれば、鬱になったり、自殺したり、ということは防げたはずです。
もうひとつの問題は、番組にでてくるベトナム人は、全員、「スマホ」を持ち、「画面」をしょっちゅう見ていました。
これで、脳の名詞を記憶するための交感神経が働かず、短期記憶の言語野しか働かず、どんなに勉強しても「丸暗記」すらもできなくなっていることが分かります。
ベトナム人の若者たちは、日本語学校に失望して、学校を辞めた、と言っていました。
しかし、この日本語の学び方は、日本人の日本語の使い方の反映でもあるので、日本人の置かれている病理と、貧困の現実をそのまま映し出している「合わせ鏡」でしかないのです。 |
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