[5264-2] 谷川うさ子 2019/08/10(土)15:01 修正時間切れ
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自分は、ロシア人ではあるけれども、じつは「タタール人なのである」とか、日本のこういうところが大変好きだ、などを楽しげに、明るく、うふふ、と笑いながら、しゃべります。
なぜ、ここで、こういう話をするのかといえば、説明の内容は他愛のないものではあるけれども、非常に正確な日本語(名詞文)を話しているのです。
日本人は、自分はこう思う、という話かたを例外なくおこないます。
妄想とも幻聴とも、事実ともまぎらわしい言葉遣いでしゃべるのが多くの日本人です。
ところが、この「アシア」なるロシア人女性は、同じ日本人の女性らが話すような話題しかしゃべっていないのですが、「自己カウンセリング」の名詞文の脳の働き方が身につくと、こういう話し方になるのだろうな、と思える、完成された日本語をしゃべっています。
日本の食べ物・・・ラーメン、寿司、納豆、トーフ、お好み焼き、たこ焼きなど・・・をためした母親のロシア人の女性も、覚えたての正確な日本語をしゃべり、ロシア語で言う感想も事実に即した正確な言葉を言います。
よく聞くと、この「アシア」という女性は、モデルの仕事とか、通訳、翻訳の仕事もしていて、「漢字」なども読めるし、書ける、と言っていました。英語もしゃべるけれども、やはり、日本語が一番好きだ、と言っていました。
話している言葉が、正確であるというのは、動詞文ではない、ということです。これからの日本は、こういう外国人たちが、漢字・漢語の音読みの日本語を回復させるのかもしれないな、という感想をもちました。 |
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