[5274-2] 谷川うさ子 2019/08/19(月)20:11 修正時間切れ
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A・ 右脳の「実像」の領域に「感覚の知覚のイメージ」(現実の事実、事実関係のことです。吉本隆明によります)をつくる。
B・ 右脳の「虚像」の領域に「視覚の知覚の認知のイメージ」(左脳の言葉の意味に当たる、意味のイメージのことです)。
C・ 「左脳の言語野に記憶されている言葉、言語」の意味(名詞の概念か、もしくは、動詞文ならば、記号としての対象のことです)。
◎スマホ、パソコン、デバィス端末などの「画面」しか観ない人らは、どんどん「A」の視覚の知覚の能力を無くしつづけてています。
仕事、家庭環境、生育歴などの家族関係の生活のなかで、現実(社会現実)が見えない、という鬱病に陥った人らが、幻聴とか、幻覚のイメージしか思い浮かばないというバーチャル(仮想現実)の世界に引きづりこまれるというその直前で、絵を描くことで、現実を見ようと、あがき、もがいたのが、「京アニ」の「アニメ作品」になりました。
もともと、スマホとか、パソコンとかの「画面」を観ることを制限していれば、こういう脳の中の視覚の障害、および、聴覚障害などはうまれるはずもなかったのです。
ポルソナーレの「カウンセリング」の現場の経験では、友達があいないとか、人間嫌いではないが、人と正常に話せない、などという人は、例外なく、正常な文字、文などは書けないので、「漫画」とか「イラスト」などを描いて、現実と自分の意識を架橋させようとします。
この間、引きこもりも同然、認知症(早発性の痴呆症)になる人もいます。
「京アニ」で「アニメ」を描くほどの「左脳の言語野に、言葉を記憶して、これをアニメに描ける」・・・右脳の「虚像」に「アニメ・イコール。現実の事実のイメージ(B)」を表象する、というところまでようやくたどりついた、というのが、「京アニ」の「アニメ作品」です。
◎「京都アニメーション制作会社への放火、35人焼殺」をおこなった容疑者の男は、「「A」の視覚の知覚の能力を失い、「京アニ」の「アニメ作品」を観て、自分もまた、作品の描き手とおなじように、「B」のイメージを虚像の領域に喚起させたいと欲求して、・・・現実の事実を見れる「コトバ」なり、現実の認知の能力を手に入れようと願い、これが拒絶・・・跳ね返された(アニメの原作への原稿を応募、その結果、盗作されたと幻覚を妄想した)、と錯誤して、バッド・イメージとともに、ガソリンを撒き散らした、と診断できます。
これが、容疑者への「カウンセリング」です。
◎ポルソナーレの「自己カウンセリング」は、「アニメ」を描かなくても、また「アニメ作品」を観ても、右脳の「虚像」に現実の事実のイメージをつくれるわけでもないので、「フォーム」のとおりに「名詞文」を書きましょう、と「コーチング」をおこなっていることは、よくおわかりのとおりです。 |
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