[5279-2] 谷川うさ子 2019/08/22(木)20:09 修正時間切れ
|
●「女性が、自分の話を聞いていると思えるには、女性の主観しだいである」。
「男性は、女性の話の背後にある感情を理解する」。
「そのうえで、女性の話の内容を正確に理解する」。
「すると、女性の見ている同じ景色が見えてくる」。
◎書いているのは、「島影真奈美」です。「老年学」が専門です。
●ここで島影真奈美がアドバイスしていることは、欧米人の会話の仕方です。
日本人の女性、男性は、こういう会話にはなりません。
カウンセリングの現場の経験からいえば、女性は、話の話題を、「現実のことを話ているように見えて、現実のことは目で見てはいない、解釈で変形させた事実を話す、だから、現実の背景も風景もない、ただ、記号化した言葉に、現実を作り変えた言葉をしゃべるしかできていない、・・・のです。
女性の話す言葉のなかにある「行動」・・・自分はなにを見た、なにを聞いた、なにを言われた・・・などのことが「行動」です・・・は、これが、性欲か、もしくは、食欲に動機がある「欲」(感情)です。
現実の対象の形が定まらない、不定形な「イメージ」が思い浮かんでいて、このイメージが消えるまでしゃべる、というのが女性の「行動」です。
これには、聞いている相手を必要とするので、連想ゲームのような幻聴まがいの話を聞いてくれない、だから、聞いてくれて盛り上がる相手はもっと望ましい会話の相手である、と「ウチ扱い」の中に取り込み、取り憑いて、威張れる相手を求めているということになるのです。
●これが、日本語の「動詞文」の病理の実態でもあるのです。
●正常な会話のためには、「名詞文」が必要であるという事例になります。 |
|