[5340-2] 谷川うさ子 2019/10/19(土)07:09 修正時間切れ
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これは、脳の頭頂葉の働きのことです。
●「角度」「距離」「方向」のことを言い表すのが「イメージ」です。
「距離」・・・「遠くから見る・・・小さく見える」「近くから見る・・・大きく見える」「接触する・・・ぶつかったものは見えない」
「角度」・・・「正面から見る・・・人間ならば顔とか腹、胸が見える」「真上から見る・・・丸とか四角の形に見える」などなど。
「方向」・・・「直線で見る・・・焦点を見る」「曲線で見る・・・対象は部分、動きが見える」「拡大して見る・・・成分を見る」などなど。
●この「イメージの内容・・・距離、角度、方向」とは?といえば、これが「性質」ということです。
「性質」とは、「成り立ち」「事情」のことです。
●この「性質」が、「抽象」ということです。
「抽象」とは「意味」のことです。
抽象名詞の「抽象」です。
●「石」の抽象とは「石の性質、意味」のことです。
「花」の抽象とは、「花の性質・・・成り立ち、事情・・・意味」のことです。
●「抽象名詞」の抽象とは、おおよそ2つがあります。
●1つ目は、「人間関係の場面、状況」の中で「一方が他の人間への関わり方、作用の仕方」が「事情」「成り立ち」という性質を表します。
●2つ目は、「場面、状況のなかでの行動の決まり、約束、ルール」が「事情」「成り立ち」という性質を表します。
●これが「フォーム」です。
フォームは、「家計簿」「簿記」「法律の判例」「計画書」「進行表」「予定な表」「日報」「カリキュラム」「建築の図面」「報告書」などのことです。
●ポルソナーレの「自己カウンセリング」の「フォーム」もまた脳の働き方の事情、成り立ちという性質(抽象)を表しています。
●このような「抽象」をフォームの形にしたのが「同一性」です。
●「同一性」は、その物の「性質」を簡単に表した説明です。
●「共通性」は、その物の、「同一性」の内容の形が変わった物」です。
●「類似性」は、その物の、「同一性」の性質が変化しているけれども、しかし、本質は同じ、というものです。
こういうイメージが、思い浮かべられるように、名詞の言葉を説明してみましょう。
◎続きます。 |
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