谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


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[5355] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎きのうの続きをお話します。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2019/11/01(金)21:18
[5355-1] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎きのうの続きをお話します。 谷川うさ子 2019/11/01(金)15:40
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谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
(第1期・274号)
(令和元年11月1日)
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こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

◎きのうの続きをお話します。

きのうは、フォーム(Form)の形式のとおりに「名詞文を書く」ための「形式の順序」の意義を解説しました。

●フォームの形式とは・・・、

1・主題(命題・題目)を立てる。

この主題は、自分にとって、解決しなければならない問題、ということです。

例えば、「客室」が主題であるならば、自分にとって客室とは、仕事のマネージメントの対象である、そして、そこを利用する顧客が価値とする利益とはどういうものであるのか?の内容と基準をを明確に理解する、などが問題となります。

この顧客の利益に外れる事とはどういうものであるのか?を基準から把握して、マネジメントという仕事の能力を磨く、ということが、「フォーム」に主題を立てる目的になります。

2・主題は、「もの」と「こと」のふたつの名詞文で書き表す。

「客室」が主題である場合、「客室というもの」と「客室ということ」と、2つの文を書きます。

なぜ、こういう書き方をするののか?といえば、名詞の言葉は、普通名詞と抽象名詞の2つがあるからです。

ふだん、だれもが目にしている名詞は普通名詞の言葉です。「石」「花」「机」「椅子」「電車」などが普通名詞の言葉です。

普通名詞は、目に見えるし、手にも触れるので、どういう言い方をしても、会話とか仕事の指示でも対象をほぼ間違いなくお互いに認知しあえます。

抽象名詞の言葉の場合は、誰にもほぼ伝わるということにはなりません。

抽象名詞とは「客室」「失名詞症」「許し」「挨拶」「愛情」「結婚」「恋愛」「報告などの言葉のことです。

これらの言葉の対象は、目には見えない、手に触れない、というのを特質にしています。

すくなくとも、抽象名詞の言葉は、その言葉の「意味」を正確に理解しなければ、「話す」「書く」・・・「人の話す抽象名詞の言葉が聞こえていない、聞いてもすぐにぱっと忘れる、記憶できない」「自分が抽象名詞の言葉を丸暗記して話しても、これはきっとこういう意味であるだろうなあ、の解釈で使うので、行動には現せない、・・・自分の行動も、自分が伝えた相手の行動は間違いだらけになり、損害が起きる」・・・などの問題が起きます。

●同じことは、普通名詞の言葉の場合にも起きます。

●「洗米機」は普通名詞です。

目に見える機器です。

「洗米機」には、これを使用する用途という目的とか、必要の内容があります。

それは、「洗米機」を使用する作業という行動の過程に、必要とか目的の内容があります。

これは「洗米機の意味」です。

●この「洗米機の意味」は、抽象名詞の言葉になるのです。

だから、普通名詞の言葉は、対象が目に見えるし、手にも触れるからといって、「洗米機」なら「洗米機」の意味が正しく認識できているのか?といえば、そういうことにはならないのです。

[5355-2] 谷川うさ子 2019/11/01(金)21:18
   分からなければ、扱い方を失敗して、故障させることになります。

●名詞の言葉とは、普通名詞にしろ、抽象名詞にしろ、現実に実在するものです。

●これは、普通名詞でも、抽象名詞の言葉であるにしても、「実在イコール目に見えるもの、手に触れるもの」であるので、「名詞の言葉、抽象名詞の言葉=イメージが思い浮かぶ」ということです。

●すると、名詞文を書く、とは、つぎのような思考の仕方をたどることになります。

1・名詞の言葉、抽象名詞の言葉(対象となる事実、事実関係)が解決されるべき問題になる。

2.普通名詞の言葉は、その意味(=抽象名詞)をあきらかにしなければならない。

3・抽象名詞の言葉は、その「抽象」ということをあきらかにしなければならない。

4・抽象名詞の言葉の指示する対象は、目いは見えないので、そこで、目に見える「実在」(事実)を説明して、その「意味」(内容)をあきらかにしなければならない。

◎「客室」という主題は、ここから「客室というもの」「客室ということ」の2つの文で書きあらわされるのです。

「もの」は、「目に見える」という「実在」を説明する名詞文です。

「こと」は、「意味」(内容)を説明する名詞文です。

●「客室というもの」は、「もの」の文で、まず、「意味」(内容)を説明しなければなりません。

「客室」は、抽象名詞の言葉です。

この「客室」という言葉は、普通名詞ではないのか?と誤解されるのは、「室」=「部屋」のことだから、それらしく形が完成されている、と思うところからきています。

しかし、部屋の形がどうであれ、「これが客室である」と決めれば(思考すれば)、そこがどういう部屋であっても「客室」になります(これが抽象です)。

こういう誤解を解消するためにも、「客室というもの」の「もの」を「その意味」から解明しなければならないのです。

●「その意味」とは、「もの」を「抽象」すればよく分かります。

「抽象」の仕方を説明するのが「ゲシュタルト形態」(目でみた型・パターン)です。

◎型(pattern)は、3つです。

●型の1・・・「同一性」。

「抽象」の内容である「成り立ちのしくみ」「事情」を説明する。

説明は、「頭頂葉」の「距離・角度・方向」の言葉(目で見る視覚の認知)で言いあらわす。

「外から訪れた人間を、一定期間、滞在させるための定まった空間」。

●型の2・・・「共通性」。

「同一性」の意味を延長させた客室」の「意味」。

「外から訪れた人を、臨時に一定の短い期間、滞在させるための限定した空間」。

注・家の中のある空間を、臨時に訪問者のために滞在させる空間。

●型の3・・・「類似性」。

「同一性」の意味を、「意味」だけをとりだした「空間」。

「外から来た人間のための接遇の空間」。

「タクシーの座席」「飛行機を利用する座席の空間」「会社の応接室」など。

◎次の「ジョン・ロック」の「第一の性質」に続きます。


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[2024/11/25 15:51] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子