[5415-2] 谷川うさ子 2019/12/22(日)21:13 修正時間切れ
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「こと」ならば、同じ場面、同じ状況という条件では、決まった動き方という秩序(約束)を現す、というのが意味です。
これを、目に見える型(パターン)にするのが名詞の言葉、抽象名詞の言葉です。
●「もの」の場合は「なぜ、こういうものがあるのか?という成り立ちの理由の説明が型(パターン)、すなわち「意味」です。
「こと」の場合は、ある決まった場面、決まった状況に限っっての動きの事情、動きのパターン、が「意味」です。
名詞文とは、「もの」を「こと」で説明するという文のっことです。
●文例
「挨拶とは、社会性の場面、非社会性の場面のどちらでも、自分から明るく積極的に、仲良くしていくための言葉と行為である」。
「失名詞症とは、視覚の感覚の知覚は正常だが、視覚の知覚の認知か、視覚の認識の働きは無い、という疾患である」。
「対人恐怖とは、ある特定の場面、ある特定の状況の人間関係で、会話がなくなっても、しかし、関係はつづくので、相手に対して主観でイメージすることだ」。
「洗米器とは、人間の手で、米を洗う代わりに動力源を用いて、米を洗い調理する器具のことだ」。
「子宮筋腫とは、交感神経支配の生殖器官が、副交感神経 優位の自律神経の働き方で起きる細胞の異常増殖、という疾患である」。
「魚の販売とは、魚介類を仕入れて、値付けをして、顧客に販売して、利益を追求する小売り業のことだ」。
◎つづきます。 |
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