[5420-1] こんにちは。ポルソナーレの田原です。きょうも入院中の病室からの配信です。 谷川うさ子 2019/12/25(水)21:09 修正時間切れ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・327号) (令和元年12月25日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。きょうも入院中の病室からの配信です。きのうは、クリスマスの日ということで、病院の昼の食事には、小さなケーキと、小さなクリスマス・カードが載せられていました。食事は広い食堂で入院中の人が一斉に食べます。夕方には食堂で、クリスマス会がありました。
田原は、食事の場面では、顔なじみになった人とか、席が隣になった人には話しかけて、調子はどうですか?とか、きょうも一日がんばって気分よくやってください、などと話しかけます。相手が、会話に応じられそうならば、仕事は何だ、とか、なぜ入院してきたんだ、とか聞きます。
患者の年齢は、40歳台から、80歳台、90歳台まで様々ですが、話を聞いて共通しているのは、どの人も、これまでの日々を、非常に真面目に、誠実に働いて来ていて、楽しみといえば魚釣りとかラーメンを食べることだとか、たまに帰省して少なくなった友人と酒を飲むことだ、といったことです。
しかし、動詞文で、どれだけ真面目に、誠実に働いてきても、動詞文は、社会生活の中で必ず、心身のどこかに病気をつくります。いったん病気になれば、だんだんに独力で動くという思考が衰弱するいっぽうで、どうでもよくなってしまうようです。
こういう人生の終着駅に向かう心象の情景を、田原は、今、病院で日々、観ています。
では、人生も後半を過ぎると、なにごとかのきっかけで、ある日から、気がついてみると、行動をぱたぱたと止める動詞文とは、どういうものでしょうか?
それは、話をしても、文を書いても、いつでも、「わたしは・・・」という話し方をする思考がつくる「文」のことです。
●例 A・「きょう、朝、駅までの道で、雨に降られました」
B・「そうですか、私もだいぶ前、帰り道に雨に降られて困りましたよ」
このBのタイプの、「自分のこと」を話す「話し方」をする人が、「名詞の言葉」を話したり、名詞文を書く、というのが難しい人です。
理由は、乳幼児の頃、母親との関係の「愛着」が不安定で、名詞の言葉・・・すなわち「母親」に近づくと心臓の心拍が低下するという脳の働き方が形成されているからです。
心拍数が、「非同調」の母子関係のことです。
心停止の不安を抱えているので、母親には近づけない=名詞の言葉には近づけない、というのが、「自分のことしか言わない」=自分のこと=自分の欲や感情のイメージしか表象させない、ということであるのです。
対策は、なにがなんでも名詞文のイメージを脳につくり、正常な快感ホルモンのドーパミンを分泌させて「生体防御システム」を正しく働かせることです。
そうでなければ、家の外に出るだけで心室細動が起きるので、引きこもりになるしか生きる道はありません。
対策は、「挨拶」を例にあげると、名詞の言葉と、名詞の言葉の事実の場面、とを一致させることです。
●例 A・・・「友人との挨拶」 B・・・「家族の誰かとの挨拶」 C・・・「仕事でミスを起こした際の上司への謝罪、という趣旨の挨拶」
●A、B、Cはそれぞれ「推移律」の「1体1対応」の場面なので、こいうふうに名詞の言葉をイメージできれば、ここから名詞文を書くのは容易です。
●例 A・・・「対象者がテーブルにあるコップを手に取れない失名詞」 B・・・「対象者の歩きは、右の方向に進む失名詞」 C・・・「対象者は好きな食べ物以外の名詞の言葉は聞こえない失名詞症」 |
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