[5503-2] 谷川うさ子 2020/03/04(水)06:17 修正時間切れ
|
試しに、Aの文を今、読んだばかりで、ぱっとイメージできて正確に言葉にして言ってください、と問いかけても、正確に言える日本人は、ほとんどいません。
これが名詞文を書く最大の問題であるのです。
そこで「安全」という「もの」の「もの」のイメージを思い浮かべる文をつくり、これをもって「安全」の定義としなければなりません。安全という名詞の言葉の「実在性」といいます。
それはどうするのかといえば、自分の経験の場面での「安全」をイメージします。
安全のある場面、すなわち「もの」・・・・自分の 職場は全社をあげてパワハラ防止と改善に取り組んだ。内部告発を受け付けて告発して罰則を適用した結果、パワハラはなくなり、上位のものから下位のものへの発言はクリアなものとなり、安全な組織運営がおこなわれている。
◎この安全の場面を、どのように組織運営されているのか?を説明するのが「こと」・・・「安全ということ」です。場面にたいして「状況」といいます。
「安全ということ」・・・職場の安全の典型はパワハラのない上下関係のことだ。自分の職場はパワハラ防止法の施行を受けて、内部告発を受け付けて事実寛解の調査を行い、処罰を含めて改善した結果、パワハラにかんしては安全な職場に回復したということだ。
◎5W1Hのフィルターにかける。
政府は、パワハラ防止法施行した。当社でもパワハラ防止法を受けて調査と改善を、自分が命じられた。アンケートと聞き取りを行った結果、パワハラに該当する事案があり、厳罰を含めて上司による部下へのイジメはなくなった。
◎帰納
当社のパワハラは、上司による部下への暴言が連日つづくというものだった。上司の当人は、生産性の上がらない部下に反省を促す目的で教育の見地から行き過ぎてパワハラと診断されて自分もまた猛省したという。
◎演繹 パワハラとは上司から部下への暴言、暴行というのが現象である。
だが、パワハラと教育との境界はどこか?はかならずしも明確ではない。
昨年の10月から大企業での大規模のリストラが始まった。
生産性の低い、人件費の高い40代、50代の人が不要とされている。
すると、パワハラというのは、名詞の言葉を記憶できない低い生産性の仕事の能力を背景にしている日本型の損害や損傷というリスクの露出のことである。
◎続きます。 |
|