[5526-2] 谷川うさ子 2020/03/27(金)20:58 修正時間切れ
|
●「実在性」とはどういう意識になるのか?といえば、誰が見ても、なぜ、こういうものがあるのか?という成り立ち、事情、という根本的な性質が共同性の中での「認知」になるのです。
「目で見て」という視覚のイメージを脳につくる、ということがポイントです。
●名詞の言葉には、実在性ともうひとつ「秩序性」という性質があります。
秩序とは「ルール」「決まり」「約束」という意味のことです。
「洗米機」ならば、洗米機は石とか岩のように転がって存在しているのではなくて、人間が使う、役立てる、という意味が「秩序性」です。
●「水を入れ、米を入れ、動力源によって水の流れの動きで米を洗う装置」が「秩序」です。
これは、名詞、抽象名詞の言葉(事物という対象)を正しく分かって、理解したり、自分が関わる、という次元での名詞、抽象名詞です。
だから、こういう名詞、抽象名詞の言葉を「概念」というのです。
動詞文では、「概念で思考する」ということは、まず、不可能です。
●「5W1H」は、この概念で自分の行動を説明する名詞文でなければなりません。名詞文を書くのが、求められている目的です。
「賄いの食事を提供する職場で、炊飯の前に洗米機を使って大量の米を短時間で洗米している」。
これが「5W1H」の名詞文のモデルです。
●「帰納」は、「帰納の法則」があります。
特殊の事実から一般法則を導き出す、というのが法則です。
「帰納」の文はレポートです。だから、名詞、抽象名詞「の秩序性」をつかって「帰納の法則」のとおりの名詞文を書く、ということをおこないます。
●「演繹」にも法則があります。
一般法則を前提において、個々の事実に法則を導き出す、のが法則です。
「演繹」の文は論文を本質にしています。
名詞、抽象名詞の「秩序性」を使って「演繹の思考」で、問題の解決を思考するというのが、ここでの名詞文の書き方です。
◎続きます。 |
|