[5567-2] 谷川うさ子 2020/05/11(月)20:41 修正時間切れ
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「主題」はそのまま名詞文になるので、ブローカー言語野「空間性の言語領域」でイメージされる、ということが、フォーム(Form)の形式の強力性である。
それは「もの」「こと」の名詞の言葉のうち「もの」のイメージでなければならない。
この「もの」「こと」がよくわからない、というのも動詞文の特性である。
A・「わたしというものを、どう思っているの?」。 B・「わたしのことを、どう思っているの?」。
C・「わたし、こう見えても、怪しいものではありません」。
D・「あなたのことは、生育歴から家庭環境まで、つぶさによく記憶しておりますよ」。
日本人は「もの」と「こと」をこんなふうな論理思考で、言い現してきました。
●「わたしというもの」・・・「見かけ」「姿、服装」「その場で見かけた行動」「パッと見の印象」。・・・「ある場面だけでの在り方」。
●「わたしということ」・・・「過去から現在に至るまでの自分」「事情という内容を含んでいる自分」「自分という人間は、あれこれの経験と経歴を経て、現在の自分の能力をもつに至っている」。・・・「一定の時間の経過と過程・・・状況での在り方」。
●このように「もの」と「こと」の意味をイメージできると次のような「今の日本と世界の現実問題を言い表す言葉」が正確に把握できるのです。
◎「5月9日現在のアメリカ」 「失業者は2000万人」。 「失業率は14パーセント」。 「失業者の失業給付金を、3300万人が申請中」。
◎「5月9日現在の日本の経済状況」 「飲食業は、壊滅状態」。 「スポーツジム、整体などの店は、廃業を迫られている」。 「これからは、アパレル業界が軒並み厳しくなる」。 「化粧品、装飾品関係の店が厳しくなる」。
◎このように正確に「もの」と「こと」という、日本人としての名詞、抽象名詞の概念を正しく学習できることが、フォーム(Form)の形式と構成をたどれる必須の条件です。
なぜか?といえば、ブローカー言語野の空間性の領域で「主題」の名詞の言葉の意味がイメージできることになるからです。
また、これが、「コロナ新型ウィルス」の「自粛解除」の後の、何年も続くはずの「経済社会」を生き延びていける必須の条件になるからです。
◎「主題」の「入浴」は、「もの」「こと」で名詞文を言い表すとどうなるのでしょうか?
●「入浴とは、湯で体を洗い、体に湯を浴びる行動。代謝物を洗い流し、湯で体の血管を開いて血流を促進する、を目的とする」・・・「もの」の概念定義。
●「入浴とは、体に湯を浴びて、湯で汗、皮膚の老廃物を洗い流す行動。二義的に、交感神経の過緊張を湯を浴びて解消するのも目的とする」・・・「こと」の概念の定義。
◎続きます。 |
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