[5569-2] 谷川うさ子 2020/05/13(水)20:50 修正時間切れ
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「病気」には身体と精神の病、とがあります。この2つは不可分一体です。
「山本一郎」は、当人はこうとは認識はしていませんが、経営の理念の「3」の方向が見えなければ「お金は貸せないよ」と言っています。「山本一郎」に限らず、お金を事業に投資する人は、誰でも「お金を貸してほしい」と話す言葉の中に「3」の内容があれば貸すのです。
貸したお金が、もし、返ってこなくても「共同体に参加した」という意義は残るので、名誉とかプライドは残って、貸した本人もいちだんと成長しえて生き残れるのです。
病気の場合は、どうなるのか?いえば、はやり「共同体の意識」がなければ、治らないし、治せないのです。
個人も生き方の理念は、社会のなかでは「1」「2」「3」のどれかを、生き方の姿勢としてもっています。口ではどう言おうとも、行動や行為にみる姿勢によく現れています。
「アベマTV」で「家にかえりたくない夫」が特集されていました。
妻が、「あなたは、なにをしない、かにをしない」とこまかいことで、文句を言う、すると、心臓が激しく動悸を打つ、身体に不調感が起きる、というのが、「家に帰りたくない」、だから帰宅時間を遅くして、なるべく話をせずに寝る、と発言していました。(20代、30代、40代の男性、複数人)。
「ケンカになれば、どちらの言い分が正しいのか?はどうでもよくなり、果てしなく言い争いになる。妻の言葉だけがマシンガンのように突き刺さる」(会社経営。40歳、男性)。
「アベマTV」で、「家に帰りたくない夫」の番組に出ていた何人かの女性のコメント。 「妻に文句をいわれとうないんやったらお金、ぎょうさん、もってこいや」。 「あらあら、おふたりでよく話合うことですよね」。 「男性は、言い返さず、黙って妻のいうことを聴くのがうまくいく秘訣です」。
「コロナ新型ウィルス」は、日本人の個人が抱えている病気をもあからさまに浮上させています。
「日に3度、食事を用意するので気が狂いそうだ」(多くの妻の発言)。
この、すでに破綻している日本の家の中・・・という延長の上に、「ガンなどの病人」「孤独な老人」「認知症で自立出来ていない人」「要介護者」「うつ病の人」「まともな会話にならない幻聴、幻覚の人」・・・などが家の中にざわざわとひしめいています。
「山本一郎」が指摘している「こんな人は見離せ」・・・「経営破綻した経営者とその従業員」・・・と共通するのが、「家のなかで破綻の道を歩いている人」です。
◎「フォーム」(Form)で名詞文を書く、という演習のために「入浴」という主題をご提出していただきました。
この「入浴」という主題は、まさに「破綻しつつある日本の家の中の問題」ということを背景にしています。
多くの人が「家族の問題は、どうにもならない」「家族の病気は、もう治らない」とよくも悪くも、自分への「感染」を受け入れて、その日、その日の破綻の悪化の進行に同伴しています。
●「入浴」の主題は「入浴というもの」「入浴ということ」の2つの名詞文を立てることから始まります。
これがフォームの「構成」のたどり方です。
構成とは、いくつかの要素を組み立てて「ひとつのもの」にすること、という意味です。ストーリーとも、筋立て、ともいいます。要素とはこれがなくては形をなさない、という部分をつくる素材というほどの意味です。
こういうふうに、漢字・漢語の言葉は、「知っているよ」と思い込まないで、きちっと辞書で意味を確かめる、そして意味の範囲からはみでない表現を自分に強制することが、自分と家族の病を治す鉄板の法則です。
この「構成」がわからなくては、仕事ができるはずもありません。
鈴木孝夫は、日本人は「漢字・漢語の言葉」を「読めれば、意味はあとからついてくる、と誰もが思っている」と指摘しています。
これが、日本人のガンにも似た宿痾ともいうべき病理の実体です。
ましてや、アマゾンのKindle出版など、初めの立ち上がりから一歩も先に進めません。
それ以前に、「山本一郎」がユーチューブで話しているように、「あなたにはお金は貸さないよ。あなたも、あなたの家族も、あなたの事業の授業員も、あなたの経営の構成の能力の欠陥のせいで、不毛に泣くし、叫ぶし、暴れるだろうし、誰もが荒廃した気分の辛い思いをする」と、コロナ新型ウィルスに止めを刺されるのです。
◎ここから先の「フォーム」の「構成」の展開は、くりかえし、コーチングでご説明してきているとおりです。
●ゲシュタルト形態原理(目で見た、視覚の認知による概念の定義)。 |
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