[5659-2] 谷川うさ子 2020/08/09(日)20:20 修正時間切れ
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●「自己カウンセリング研究会」の「研究会」は、第2期の7月(第6ヵ月め)になって、それまで「名詞文がどなたもまったく書けない」という問題にはっきりと向き合わざるをえない事態になります。
それは「コロナ新型ウィルス」のパンデミック状況にあって「外出の自粛の要請」がでたことです。
「コロナ新型ウィルス」に感染する、ということなど、明確に「虚偽」に決まっている、「ウィルス」一般の感染にたいする対策は「身体防御システムの再構築である」(ビタミンC、ビタミンDの適正摂取)、「免疫療法の実践」(井穴刺絡・免疫療法)、「脳も身体も自律神経の交感神経を優位に立てる行動を行う」(ウィルスを無化するNKT細胞の活性化)・・・という考えを公表しました。
しかし、このポルソナーレの理論と証明が理解できない、ということから「名詞文は書かない」(書けない、ではない)という心的現象が起こりました。
これが最初の「メト二ミー疑似思考」です。
◎「フォーム」(Form)をつかっての名詞文が書けないという問題の根本の問題とは、「メト二ミー・metonymiy・換喩」で擬似思考をおこなっていることです。
●フォーム(Form)とは脳の名詞の言葉を記憶して、名詞で概念思考を行う脳の言語野の働き方の「形式」です。
ギリシャ哲学のプラトン、アリストテレスらの説明に依拠しています。
脳の働き方の生成の機序は、吉本隆明の「個体・家族・共同性としての人間」などを文献にしています。
●すると、「フォーム」(Form)の形式を構成する「形式」と「構成」の項目を理解できることが「名詞文を書く」ということの基礎になることは明らかです。
経理ならば「簿記」の形式と構成の項目を理解しなければ「経理の仕事」はできません。
裁判ならば「裁判の形式と構成の項目」を理解できなければ、起訴もできないし、訴追されれば敗北します。
また会社のどんな「業務」にも形式と構成があります。これが理解できなければ、「利益を生む仕事」にはならないのです。
ルーティーンでおこなっている場合でも、形式と構成の項目が理解できていなければ、コストの高い人件費を支払らっている人間と見なされて、リストラの対象にカウントされ、希望退職に追いやられるでしょう。
それでも希望退職に応じなければ、有能な人材から退職して会社を去り、残った「丸暗記」もできないメト二ミー疑似思考の人が、コスト高を経営している会社の存続を倒産に追い込むのです。
●まったく同じ行動の仕方で、名詞文を書く(仕事の行動に匹敵する)という場合にも、フォーム(Form)の「形式」と「構成」の項目の一つ一つを完全に理解しなければ、会社で仕事ができないのとおなじように「名詞文」は書けないのです。
◎フォーム(Form)の形式を成り立たせている脳の働きの基礎は「頭頂葉」の機能の「距離」「角度」「方向」という視覚の知覚から得た認知です。
だから「距離って何?」「角度って何?」「方向ってなに?」の問いに明確に答えられることが、名詞の言葉をつかって思考できる知的能力の基礎になるのです。
この問いに正確に答えらられなければ、いくら名詞文を書いているつもりでいても、まるきりの動詞文を書いていて、仕事はもちろんのこと、自分の人生を全否定しているに等しいのです。
動詞文で「仕事がうまくいく」とか「自分の心身の病気が治る」とか「自分の人生が楽になる、安心できるものになる」「家族が元気になる」などありえないのです。
●「頭頂葉」の視覚(交感神経・対象の「第一の性質」を認知する、というのが本質)の内容の「距離」「角度」「方向」の概念をポルソナーレのレクチュアーのとおりに理解できると、「一対一対応」という思考のしかたができます。
●「一対一対応」とは、「推移律」の思考のことです。
「推移律」とは、「AイコールB」、「BイコールC」、ならば、「CイコールA」と思考を推移させて「同じ」という法則を確定していく思考の仕方です。
この「一対一対応」の思考法も相当な自覚をもって訓練しなければ、たちまち「自分はこう思う」の「思い」で自分の現実問題についての言葉を思い浮かべて、これを行動で表しつづけます。
この「自分はこう思う」の「思う」、が日本人のひとりひとりの破滅の道を広げているのは、ポルソナーレしか誰も言えていませんが、日本人の誰もが抱えている問題として、ポルソナーレの40年間のカウンセリングの現場の経験が説明します。
◎続きます。 |
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