[5697-2] 谷川うさ子 2020/09/16(水)20:47 修正時間切れ
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●「こと」は「事物の概念・・・意味・・特質」を形式化した名詞の言葉です。
「わたしのこと、どう思っているの?」という場合の「こと」は、「わたしという人間の概念・・・意味(生きてきた自分の価値評価」)について、どういう気持ちなり、感情のイメージを思い浮かべているのか?」を意味する形式名詞です。
「清水の次郎長こと、山本長五郎」という場合は「「清水の次郎長」は「形式名詞」で、概念の内容は「山本長五郎」である、となります。
●「名詞」「抽象名詞」の言葉が分からないとは、日本人の脳の働き方では、「分からない」とか「学習不足」といったことではありません。
「そういうものは存在しない」と認識しているというのが本質です。
「名詞」(普通名詞)とは、「仕事の中の言葉」「生活の中の言葉」「心身の病気や健康にかんする言葉」「人間関係の言葉」です。
「名詞の言葉が分からない」とは「仕事の言葉など、そういうものは無い」と認識しているというのが「動詞文」のつくる日本人の「脳の働き方」です。
これは、日本人は、身体を動かす「労働としての仕事」は出来ても、「精神活動をともなう仕事」は出来ない、ということを意味しています。
●日本の経済は「GDP」(国内総生産)がこの7月までの8ヵ月間、「マイナス28%」という恐るべき結果が発表されています。
これは日本人のひとりひとりの「仕事・・・生産の能力の総合」ということでもあるので、「仕事の言葉・・・名詞、抽象名詞の言葉」など「そういうものは存在しない」と脳が働いていることに原因があると判断するのが「メタ言語」から見た警告です。
●一番の問題は、多くの日本人は「自分が名詞の言葉、抽象名詞の言葉・・・仕事の言葉を、そういうものは存在しない」「日々、仕事に就いているのに、仕事の言葉など、そういうものは無い」と自分が思っているなど、「ありえない」と思っていることです。
ただ、「学習不足であるにしかすぎない」と自分を自分で騙しています。
「学習している今の自分は、いつか仕事の言葉を完全に理解できる日がくる」と誰もが、こう自分を騙して自分に嘘の言葉で言い聞かせています。
●こういう作為の経済活動で「日本経済はデフレ不況をすでに30年」も続けてきています。
「デフレ不況」に、コロナ新型ウィルスの「妄想」が加わり、「消費経済」は停滞のデフレスパイラルにはまり込み、「倒産」「自殺」「廃業」をぞくぞくと表に出しています。
●名詞文を書けることが、日本人の本当の経済的な豊かさを取り戻せるゆいいつの方法です。
今の脳の働き方(動詞文)のままでは、精神疾患と脳の病気の人だけが日本人である、という方向にまっすぐに向かいつづけて、転落、貧困、衰弱が明日にも起こるのは常識というものです。
◎続きます。 |
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