[5708-2] 谷川うさ子 2020/09/27(日)20:12 修正時間切れ
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これは、「耳で聞いて憶えた」という事実が脳の中で起こります。
このうち、自分の行動にかんする言葉だけを選択的に「駆動」に結びつけて「憶える時」に、「「自分は仕事の言葉は記憶できている」と錯覚して、「名詞の言葉も、文も説明的に憶えている」と思い込んでいるのが、会社に行けている日本人です。
●「自分の仕事の行動」が限られている場合には、「聞けている」「読めている」「話せている」・・・だから「自分は名詞の言葉葉は理解できている」と錯覚しています。
このメトニミー(換喩)の構造は、「脳の聴覚の言語野」で行われているというところに病的な構造があります。
●名詞というものは「脳の視覚野」で生成されて記憶されるものです。
日本人は「漢字・漢語」は「読めればいい」「意味など、わからなくても良い」という脳の働き方を誰もが行っています。
この理由は、「聴覚だけしか働いていない」、ということにあります。
●脳の働き方(メタ言語)をいえば、「視覚」は「頭頂葉」がつくる「距離」「角度」「方向」という3つの機能でなりたっています。
●「聴覚」は「記号性」「伝達性」「説明性」の3つを機能の内容にしています。
日本人は、とくに女性は、「聴覚の機能」の「記号性」だけを働かせています。
「伝達性」・・・「こと」に内包されている「ルール」「決まり」「約束性」などは「記号性」にはないので、 誰かが発言して炎上していた「女性はごくごく普通に嘘をつく」というのはメタ言語からみれば「当たり前のこと」であるのです。
聴覚の機能の「説明性」でデタラメや嘘をしゃべるのです。
●仕事の言葉・・・「自分は憶えてはいないが、上司が言ったから、自分は知っているふりをしてしゃべってもいい」と「記号性だ」けを憶えて、「行動」を成り立たせています。
この「記号性」が、行動の対象から外れる時、外れた「記号性」は勝手にイメージさせるので、疑似視覚のイメージの「幻覚」が頭のなかに充満するのです。
「withコロナ」で「うつ病」が増え、自殺者も激増しています。
これは、行動につながっているはずの聴覚の「記号性」が「現実の対象」から大きく外れた、というところに原因があるのです。
この現実の行動の対象が、「消えてなくなる」、というのが「リストラ」「失業」「不登校」「ニート」などです。
こういう契機に直面した人は、精神分裂病に陥るか、自殺に追いやられることは、確かです。
◎今回はこういうことを主旨としてコーチングしました。 |
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