[5732-2] 谷川うさ子 2020/10/22(木)20:24 修正時間切れ
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だから、人間を主体にした場合、人間と対象との関係を説明するのが「主語」「述語」の関係です。
対象とは、名詞、抽象名詞のことです。
「S」の「主語」が「名詞」「抽象名詞」である場合、これを「命題」といい、対象の「真偽」を判断する文になるのです。
「山本哲士」は、「言語理論」のこういう概念思考を「そういうものは無い」と否定しています。
メタ言語(脳の言葉の生成のしくみ)からみれば「S」「V」「O」「C」の語順が成り立つのは「空間性」の意識だからです。
「山本哲士」のいう「述語制の言語」(動詞文)は「時間性の意識」のことです。
時間意識の「記号」でいくらでも妄想まがいのメトニミー(換喩)をしゃべるので、知識人のようにみえます。
山本哲士は、多くの日本人が、とくに女性が、「聞き書きの丸暗記」で、誰かが書いたり、話したことを「聴覚の記号性」で丸暗記して「仕事をする」のと同じことをやっているのです。
山本哲士にとっての「誰か」とは、フーコーだあったりラカンであったり、イリイチの語る「記号性の哲学」です。
日本の女性にとっては「会社の仕事の言葉(名詞、抽象名詞)」です。
その結果、山本哲士は「品詞を無くせ」「主語という言い方を無くせ」と言っています。
日本人の女性は「リストラ」「廃業」「倒産」「失業」「子供の虐待」「自殺」「病気・・・自己免疫疾患」「認知症(痴呆症)」「人口減」「30年もつづくデフレ不況」「GDPはマイナス28%」をつくりだしています。
「山本哲士」のいう「江戸時代の日本語を取り戻せ」という倒錯は、たんに批判すればそれですむというだけの問題ではないというところに「日本語」の動詞文の深刻さがあります。 |
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