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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・702号) (令和3年1月27日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎フォーム(Form)の形式にしたがって「名詞文を書く手順」について。基礎講座その3。
1月25日に、フォーム(Form)の構成の「もの」と「こと」の書き方を説明しました。
「もの」と「こと」は、「物、者」「事、言」のことです。
日本語(ヤマトコトバ)の動詞文の脳の言語領域で、唯一の「名詞の言葉」がこの「もの」「こと」です。
名詞文を書けない人でも「もの」「こと」を遣う名詞文ならば誰でも書ける、というのがこの「もの」「こと」を遣った名詞文です。
普段は「これは、どういうこと?」「わたしは、あやしいものではありません」というように用います。
●「清水の次郎長こと、山本長五郎」。 ●「コロナ新型ウィルスとは、どういう性質のものですか?」
このように日本人は「もの」「こと」で名詞文をつかってきました。
これは、動詞文でしか現実を認識できない日本人にとって、ゆいいつの「現実を、客観的(論理的)に認識する仕方」であったのです。
だから、名詞文を書こうと思えば、まず初めに「主題の言葉、プラスもの」「主題の言葉プラス、こと」とか書かなければならないのです。
これによって、日本人は初めて「現実のものごと」を対象的に捉えることができるのです。
●「研究会」に提示していただいている「主題」の「もの」と「こと」の文例をご一緒に考えてみます。
●提示されている文例。 主題・・・「1」(数の「いち」)。
●「もの」の名詞文の文例。 ●「1」というもの・・・・「1」とは一対一対応の際に、対象が「同じ」か「余り」計量する基準になる「数」(かず)である。
●文例のA・「こと」の名詞文の文例。 ●「1」ということ・・・・「一対一対応をおこなう時に「同じ」か「余り」を計量する基準となる「量」としての「数」(かず)である。
◎解説。
●「もの」とは、簡単にいえば「形」「姿」「有り様」についての描写です。
●普通名詞、抽象名詞とは、「目で見て、どう見えるのか?」「手で触れば、どういう感じがするのか?」を言い表す言葉のことです。これが原則であると憶えておきましょう。
すると、この原則に照らして「文例のA」をみると、これは「演繹」で導き出された名詞文なので、もっとも完成度の高い「数」(かず)の概念、すなわち「概念」であることがわかります。
これは、どこから導き出されたものなのか?といえば、「岩波国語辞典」に書かれている「自然数である」「自然数の1に1を加えて得られる値、その初めの1」というように説明されているところから「演繹されて定義された概念」です。
出所は「遠山啓」の「水道方式」です。
岩波国語辞典では「自然数から始まった1個のこと」「拡張するとは、つぎつぎに1を加えていく」としか説明されていないので、ここからさらに考察を加えて「文例A」のように結論されています。 |