谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

読むだけでは、情報の浪費になり、せっかくの情報を無価値にします。そこで、お読みいただいたら
[ワンマンカウンセラー・コース(人間関係の能力づくり)]
[お試しカウンセリング] [カウンセラー養成ゼミ] [ゼミ・イメージ切り替え法]
[脳の働き方から変える新・性格教育法] [入会案内]
のいずれかをクリックして、ごらんください。
なお、ご投稿は、「文章」に社会性があること、社会的責任が表現されていること、を基準にして受け付けます。

うさ子とクマ江の掲示板はこちら

[トップページ] [新規投稿] [タイトルリスト] [スレッド一覧] [内容表示] [使い方]
件ずつ ページ目 and or 検索

[5841-2] ポルソナーレの田原先生、谷川うさこ様、こんにちは。投稿内容の添削をお願いします Berry 2021/02/14(日)13:02 修正済み
人間の条件 (ちくま学芸文庫) Hannah Arendt
概要について
『人間の条件』(1958年)はドイツ出身の政治哲学者ハンナ・アーレント(1906年~1975年)の著作。
『全体主義の起源』と並ぶアーレントの代表作。人間には「労働」「仕事」「活動」の3つの活動力があって、それらが人間を他の動物から区別している。しかし近代社会は「労働社会」となり、私たちが人間であり、自由となるために欠かせない「仕事」や「活動」を押しつぶそうとしている。人間は労働力の蓄財によって、いまや動物化の危機に直面している。アーレントいわく、活動は世界の客観的現実性(リアリティ)の条件でもある。活動は純粋な言論や行為の感じ方を人間関係の「網の目」というメタファーで表現している。アーレントは、なぜ近代社会が「労働社会」となってしまったのかについての理由を探る。アーレントいわく、人間は進んで動物へと退化しようとしているから。その理由付けは、キリスト教的なる「仕事」は世界性を保っているが、結局のところは「労働」の一種としてしか見なされないというところにみつかる。



[2024/11/24 08:43] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子