[5847-2] 谷川うさ子 2021/02/16(火)20:21 修正時間切れ
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だから「気持ち」「気分」など「好きなもの」「好きなこと」を動機にして記憶するので、その記憶の内容は「曖昧」「適当」「不正確」「デタラメ」をごく普通にします。
2・「時間性の意識」とは、主観のことでもあります。
脳のなかでは「聴覚」の働きが「時間性の意識」です。
「聴覚」とは「耳で聞くことの機能」のことです。
「耳で聞く」とは「音」を聞く、ということです。
●「音」とは「自然の音」「楽器の音」「人間の発声・発音」のことです。
◎「音」には2種類があります。
●「自然の音」・・・鳴き声、風の音、人の声、生活音、など。・・・「右脳」の聴覚野で聞く。
「左脳」の時間性の言語野の「言葉」(おもに動 詞のコトバ)で話す。
●「人工性の音」・・・「楽器の音」「機械の音」「人の話す発声の音」。
「右脳」の空間性の言語野の「言葉の意味」を表す「像」(イメージ)にむすびついた「書き言葉」(普通名詞、抽象名詞)の「読みという記号の発音」を聴く、自分も話す。
書き言葉は、「記号性の形象の言語」と、これの「発音記号による言葉・概念」の2つで生成されている。
◎注・・・日本人は「書き言葉・言語」を「書く言葉・言語」と、これの「発音・読み言葉」とを分離して、「書くことの本質の意味・・・概念」を「カツオ」の「削り節」のように削り落として、別扱いにして、無視する。(捨てる)。
●すなわち、「音」・・「聴覚」を優位にして、書き言葉の「目で見る内容」のすべてを疎外している。
「疎外」(そがい)とは、ここでは「音だけの話し言葉」を価値の第一位において、神のように敬い、自分の頭に載せ帽子のように自分に被せることである。
「書き言葉」の「目で見る形象性と、これを手で書いて触知すること」は、価値の第二犠牲であるとして差別し、見下す、というのが「疎外」の意味である。
◎これが、日本人が「どうしても名詞文など書きたくない」と脳を働かせる、夜の闇よりも暗い「暗黒の深淵」の姿というものです。
女子高校生の自殺者が増えている根源の事情というものです。
「若年性の痴呆症」の激増という社会現象です。
また、令和3年2月16日の現在、世界レベルで「株価」が爆増中、日本は、3万円をどんどん超えて、金融緩和のバブルを「AI・人口知能のアルゴリズム」に「買い」をプログラム・設定してガンガン吸収させて富を膨張させて、「日銀」のマネー供給をお手上げにするまでは「安心」と、バブルの破綻のその日まで推進させる、結果、実体経済が破壊されつづける、失業などの貧困層が拡大していく、などに追いやられている、などが全く見えていない、「脳の働き方」です。
◎続きます。 |
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