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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子 (第1期・733号) (令和3年3月1日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。
◉第三期の「1カ月目」(2月2回目)のポルソナー「自己カウンセリング研究会」の「研究会」の総括の続き、その2。
2月27日に実施したポルソナーレ「自己カウンセリング研究会」の「研究会」の総括の続き、その2、をお話いたします。
◯問題になるのは、今回もまたどなたも「フォーム」(Form)の形式と構成にしたがった「名詞文」を完成させることが出来ていない、という事実です。
このニューズレターで公開コーチングした匿名の方だけが「フォーム」(Form)の形式のとおりの形式にしたがって「主題・1(数のいち)」についての「名詞文」をご提示頂きました。
これはいわば再構成、ということになります。
◉公開のコーチングでは、特徴的に「帰納」と「演繹」の思考の方法の理解が不完全である、ということをお伝えしております。
●「帰納」・・・前提1,前提2,前提3,結論・・・これが「思考の形式」です。
◯「前提」とは特殊な事実、現実の現象のことです。
この3つの「前提」(命題)の事実に「共通する法則」が内包されている、このことを「結論」で証明する、というのが思考の法則です。
●コーチングの匿名の方の「帰納」・・・事例1,事例2,事例3,結論。
◯見るように、「前提」という概念」が「事例」という概念に変わっています。
「事例」でもいいようなものですが、ここにはどういう「法則」があるのか?、がなければなりません。
しかし、匿名の方は「これ以上分けられない量」(個としての1=数のいち)を法則としています。
これでも決定的な誤りということではありませんが、しかしなにを証明したことになるのか?と問えば、ここでは「同義反復」・・・「1」は「1」に決まっているじゃないか・・の意味が繰り返されているだけ、ということになります。
こういう説明の仕方を概念の「同義」の言い換え、というものです。
どういうことかというと「これは木である」、「これは木ではない。鉄である」という言い換えに等しいのです。
誤りではないのですが「証明」にはなっていません。
これと同じことが「演繹」でも繰り返さされています。 「前提」が「事例」に変えられていした。
今回のご提出では「帰納」も「演繹」でも、「事例」は「前提」という表現になっていましたが「これ以上、分けられない量」を「証明の法則」としていることはおなじです。
ここでは象徴的になにが問題になるのか?といえば、「帰納」「演繹」というフォーム(Form)を構成している「題目」(構成の上でのテーマ)の意味を正確に理解していない、「これはこういう意味であろうな」という主観による解釈で理解されていて、この主観のとおりに説明されている、ということです。
◉「名詞文が書けない」という時、ここに見る「構成の題目」(すなわち、「もの」「こと」、「ゲシュタルト形態」「同一性」「共通性」「類似性」、ジョン・ロックの「第一の性質」「形状」「延長」「運動」「静止」「凝固」、5W1H」「帰納」「演繹」のそれぞれの概念)のひとつひとつについて、正確に理解されていない、ということが問題になるのです。
このことに気がついたのは「研究会」を展開して2年目になってのことです。 |