|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓 (第1期・923号) (令和3年9月21日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。
◉日本人の認知症(痴呆症)の再定義について、そのⅤ。
日本人が、なんとかこれまでやってこれたのは、認知症(痴呆症)を回避する動詞文の使い方があったからです。
それは、「外扱い」と「内扱い」の敬語体系が認知症(痴呆症)の脳の働き方の分岐点になっています。
「敬語体系」というものをただの尊敬語、謙譲語(形)の言葉、動作、行為の表象と考えるのは間違いです。
吉本隆明の晩年に関心を持った人には、この説明の意図がよく理解されるはずです。
ほとんど目が見えなくなっていた吉本隆明は、若い編集者が家を訪問してきたとき、正座して両手をつき、頭を深々と下げてお迎えの挨拶をしていた、また辞去の際にも同じように両手をついていた、と編集者が書いています。
「外扱い」の意識とは「共同性」とか「共同体」の自己意識のことです。
日本の国家でいえば「天皇制」の現す「規範意識」のことです。
個人のレベルでは「理論」や「演繹の概念思考」「論理の抽象思考」のことです。
これが「外扱い」の対象の形式というものです。
「美化されている日本の女性の心情」でいえば「恐怖」「畏敬」「敬愛」「親愛」という「女性の心情の能力」が「外扱い」です。
いつでも、どこでも、どういう境遇の立場であっても、正しい尊敬語、謙譲語(形)を言い表わせられる人は、認知症(痴呆症)に無媒介に転落しつづけることはありません。
それは、メールの文、会話での話し言葉、手紙の書き方、書類の文面、などに見て取れて、誰にもすぐに分かるように観察されます。
この「外扱い」の言葉、話し言葉、メールの文 、などがデタラメで、モラルにも欠けている人がすでに「認知症」(痴呆症)の人であるのです。
◎続きます。 |