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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓 (第1期・926号) (令和3年9月24日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。
◉日本人の認知症(痴呆症)の再定義について、そのⅥ。
日本人の認知症(痴呆症)の中核は「短期記憶」の脳の働き方のことです。
「短期記憶」とは「短い時間しか憶えられない」「すぐに忘れる」ということではありません。
憶える対象とかかわっても、、その対象の存在が見えない、ということです。関わるとは「目で見ること」です。
この見るというとき、目の視覚の知覚は「すぐに消えてなくなるもの」だけを知覚するのです。
「すぐに消えて無くなるもの」とは、ジョン・ロックのいう「第二の性質」のことです。
「色」「匂い」「味」「光」「音」「触知」が「第二の性質」です。
見えないものとは「形」「立体の型」「対象の置かれている事実、事実関係の場面」です。これが「第一の性質」です。
この「第一の性質」の内容が「長期記憶」です。
「長期記憶」とは、「耐久性」「永続性」の表象という意味です。 日本人の脳の働き方は、この「長期記憶」の言語野がまったく機能していません。
左脳、右脳ともに、です。
「第一の性質」の知覚は「視覚」がおこないます。
「第二の性質」の知覚は「聴覚」がおこないます。
ここでメタ言語の理論として理解しなければならないことは「第二の性質」もまた「目で見ているではないか」「それなのになぜ、聴覚なんだ?」という問題です。
それは「視覚の機能」は「X経路」と「Y経路」とに分かれているということです。
「X経路」とは「近くを大写しに見る」ことです。副交感神経の支配です。
この「X経路」の中に「音の知覚」があります。
「X経路」だけを働かせると、目で見ている視覚の知覚が「聴覚」の知覚と共時して、だんだんに「聴覚」の機能の同調するのです。
理由は「脳の中で、視覚の神経経路、と聴覚の神経経路」は同じ神経経路であるからです。
このことは、例えば「リンゴ」と言葉で言えば「リンゴ」の視覚のイメージが思い浮かぶ(表象といいます)ことが証明します。 |