[6151-2] 谷川うさ子 2021/12/10(金)06:05 修正時間切れ
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◯こういうことを問題にできるには「概念思考」ができる知性が必要です。
概念思考などできない、できていたけれども、今はできなくなっている、概念思考など学習不能になっている、「名詞の言葉」はとっくに記憶すらもできなくなっているというのが「世界の人間の脳の働き方」です。
●日本人は、初めから「名詞の言葉ってなにそれ?」という脳の働き方をおこなっているのが真実です。
こういう人間の脳の在り方に侵入してきたのが「中国共産党」に典型される「左翼・全体主義」の政治権力です。
●人間の脳のどこがどのように「脳の働き方」が原始的なレベルまで退行しているのか?(退化させられてきているのか?)ということを簡単に説明します。
◎概念思考というときは、言葉には「意味がある」という常識を認めなければなりません。
辞書に掲載されている「言葉の意味」がここでいう「意味」です。
●「意味」を分かる脳の働き方を「了解意識」といいます。(吉本隆明「言語にとって美とはなにか」によります)。
ところが日本人は、「漢字・漢語の言葉」(特に音読みの漢語の言葉)を「読めればいい。意味など存在しない」という国語教育を明治いらいつづけてきています。
言葉の「意味」、すなわち「概念」です。
●ここで注意しなければならないことは、辞書には「すべての言葉」について、必ずしも「概念」の次元で真偽を精査して書かれているのではない、ということです。
ものごとを分かる、という「概念」には「了解「「認知」「知覚」「認識」「理解」などの水準があります。
このどれのレベルで分かりたいのか?は、人それぞれの必要と動機による、という制約と限界があるので、辞書はその最小限の必要を満たす、という「知る」という共通認識で掲載されています。
「概念」を分かるには、自分が選択した対象の「普通名詞」「抽象名詞」の言葉の「意味」が、「概念」の本質を形作るまで、参考文献など、いくつかにあたって調べる必要があります。
これが「学習」ということです。
あるいは「知識を増やす」ということです。
●肝心なことは「名詞文を書く」とは「概念思考をおこなうことである」ということです。
ところが日本人は、「言葉は読めればいい、意味など後からついて来る」という言葉についての学習の仕方を教育されてきています。
これでは「概念思考など不可能」です。
言葉の意味を、辞書で調べることなどおこなわず、自分勝手に適当な意味付けをイメージして「漢字・漢語の言葉を話す、書く」ということをおこなっています。
●こういうことは、企業の経営者はもちろん、大学の教授も学者もおこなっているので、日本の社会が成長していけるはずがありません。
ユーチューバーらは一人残らず、ひとりの例外もなく「行動のための記号概念」としておしゃべりして大儲けして「自分はこんなにもいいことをやっている」と「ウチ扱い」で傲慢に威張り散らしています。
酒を呑みながらしゃべり、強度の高い躁鬱病を進行させています。
なにをやっているのか?といえば「脳の意識」のうち「関係意識」だけを働かせていて、「行動のための記号概念」として短期記憶させています。
●脳の働きは「コピー機」に変えられていて「丸写し」というスキャンを行い、これを「しゃべる」(入力して送信する、も同じです)という配達をおこなっているのです。
おしゃべりで「デリバリ行動」をやっている人は、病理の症状は「行動」が止まるまで内包されたままです。
●しかし「聴覚情報機能障害」(APD)の人は、会話も人の話も聞くことができなくなっていて、人間社会からどんどん脱落しています。
アメリカに起きている「大量退職」(9月で700万人)であり、日本人の「不登校」「ニート」「引きこもり」「若い女性に増えている自殺」「40歳、50歳女性の痴呆症」などが「APD」(聴覚 情報 機能障害者)です。
●「関係意識」は「副交感神経」の自己意識が表象させます。 |
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