[6156-1] こんにちは。ポルソナーレの田原です。 「名詞文を書く」ということが明らかにした問題のいくつか、について。 谷川うさ子 2021/12/16(木)20:18 修正時間切れ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓 (第1期・1004号) (令和3年12月16日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。
「名詞文を書く」ということが明らかにした問題のいくつか、について。
おおきく分けて、哲学には2つの系統があります。
●1つは「帰納法の哲学」です。 プラグマティズムともいいます。 「確率理論」が思考の基本です。 「AI」のアルゴリズムが「人間の思考の仕方」の代わりにも利用されています。
◯「帰納法」の特徴は、「行動の基準」が任意に決められていることです。
この「行動の基準」を「プリンシプル」ともいいます。
人間の外界にあらかじめ、この「行動の基準」が決められていると、ひとりひとりの人間は、自分に与えられている所与の「行動の基準」を社会性のある規範として学習することで、生きられる道を歩いていると行動します。
これを「資本の活動」に適応させたのが「資本主義」です。
その「行動」の基盤が「私有財産制度」です。
「行動の基準」は「競争」をつくるので、これが「資本主義」の「活動」を作り出したのです。
●もうひとつの哲学は「演繹法」です。
「推移律」に典型される「概念思考」で得た「法則」が、「行動」の基準になります。
人間は、行動をおこなう存在である、ということに「演繹」の思考の起源があります。
人間は、行動には「基準」が必要である、という「思考」を作り出しますが、これは「脳の働き方」のうち「空間意識」がつくるものです。
◯だから「演繹法」という「概念思考」は人間の脳の働き方に起源があるのです。
「空間意識」は人間の外界に外延化されると、これが「共同性」という規範、すなわち「行動の基準」になるのです。
人間なら誰でも脳が作り出すので、共同性の規範(共同幻想)は「子ども」「老人」「病人」「精神に異常をきたしている人」「犯罪者」も内包して排除しません。
「空間意識」の未分化と歪みを改善する、あるいは、救済の対象にするのが、「演繹法」という「概念思考」の行動の基準になります。
◯人間は誰でも「空間性の意識」を持つ、というのが「民主主義」の根拠です。
「人権」も「主権」も、この「空間性の意識」が外化して規範になった「共同体」を対象にした個人の行動の仕方を法則にした概念です。
●続きます。 |
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