[6185-1] こんにちは。ポルソナーレの田原です。 ●日本人の「脳の働き方」の異常性と改善の仕方について、その3。 谷川うさ子 2022/01/13(木)19:31 修正時間切れ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓 (第1期・1030号) (令和4年1月13日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。
●日本人の「脳の働き方」の異常性と改善の仕方について、その3。
●日本人の「脳の働き方」の異常性は、個々の病理現象の説明を理論的に排除して、根本の異常だけを取り出せば「人間的意識」の「空間性の意識」が働いていないことに行き着きます。
●それは、名詞の言葉を「概念として認識できない」という心的現象として一般化されています。
名詞の言葉って何?という理解の仕方になります。
「名詞の言葉」には「普通名詞」と「抽象名詞」とがある、という説明を聞くと苦痛になる、頭がとたんに真っ白になるというふうです。
●名詞の言葉とは、「仕事の言葉」のことである、「現実社会の言葉」のことである、と聞いても、記憶できていない自分を不安に思うこともありません。
●先日のニュースを事例にあげます。
◯「渋谷」の焼き肉店で、28歳の男性が店長を人質に取り立てこもる、という事件がおきました。
動機は「刑務所に入ればご飯が食べられるから」というものでした。
この男性はホームレスでした。
「住み込みの仕事が決まっていたけど、それがダメになった」という自分の現実に絶望したということのようです。
くわしい経緯は分かりませんが、はっきりしているのはこの男性は、「日々の食べ物が手に入らない」くらいの事態になるまで、「自分の現実について楽観していた」と想像できることです。
◯男性のこれまでの経過には、自己都合で失業した、リストラされた、勤め先が立ち行かなくなった、などがあるでしょう。
現実とは「抽象名詞の言葉」で成り立っています。
●多くの日本人は、現実の言葉(仕事の言葉)を自分の行動の記号の言葉としてしか記憶できていないので、現実、あるいは仕事の「対象」の認識としては、認識できません。
これは「自分の境遇」がどんなにおかしくなっていても、脳には、「トカゲの脳」が働いて自分の現実がバッド・イメージを思い浮かべさせて「快感原則」のドーパミン分泌の対象に変えるという日本人に共通する脳の働き方です。
●何日か「食べていない」という事態にぶつかってここで、ようやく自分の現実の姿が見えてきた、と推察されます。
刑務所に入ってでも「ご飯を食べたい」、という現実意識は正常です。
この現実意識がホームレスになる前に思い浮かべられて「名詞文を書く」という次元で「抽象名詞」を「概念」として認知できれば、ごく当たり前に収入を得られたはずです。
多くの日本人の境遇は、この28歳男性と大きく変わりません。
氷山の一角というべき貧困と精神疾患を象徴しているのがこの事件の意味するところです。
●「刑務所に入ってでもご飯を食べたい」と自覚できる人は2パーセントくらいでしょう。
98パーセントの人は、アルコールか、ゲームか、ギャンブルか、ネットか、過食か、もしくは「バッドイメージによるトカゲの脳の目先の快感」か、に沈んでいます。 |
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