[6194-1] こんにちは。ポルソナーレの田原です。 ●日本人の「脳の働き方」の異常性について、その9。 谷川うさ子 2022/01/20(木)17:00 修正時間切れ
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日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓 (第1期・1037号) (令和4年1月20日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。
●日本人の「脳の働き方」の異常性について、その9。
●日本人の「脳の働き方」の「異常性」の具体的な事実は「認知症」(痴呆症)です。
●この「認知症」は「長谷川和夫」が「長谷川式簡易測定のスケール」のチェックシートで測定されてきています。
30点中、20点ならば「認知症である」という測定法です。
認知症とは「記憶の障害だ」という診断が基準になっています。
◯野菜の名前を10個くらい言え、とか、数を100から逆算して7を順に引いた数を言う、とか、実物の物を5個くらい置いて見せる、隠して「何を見たか?」と記憶を問う、などが測定法になっています。
●ポルソナーレの「自己カウンセリング研究会」でまるまる3年間、この「記憶」の問題を考察してきましたが、日本人は「大学受験」の勉強に見られるように、誰もが「丸暗記」(スキャナーのように丸写しの記憶)だけをおこなってきています。
●ようやく「職人」か「技術者」の脳の働きの記憶の仕方の到達点です。
長谷川和夫もまた、この「丸写し」の脳の働き方を脳の働き方の基準にして「認知症」の測定法を開発したのである、といえます。
●もし、「コピー機」のように記憶することだけが「脳の働き方」の正常な診断の基準になるとするならば「長谷川和夫」もまた「認知症」になることはなかったでしょう。
長谷川和夫は、2021年11月13日に老衰で亡くなりました。自分で「認知症になった」と公表しています。享年92歳であったということです。
「92歳まで生きたのだから、認知症もなにも、そういうことはどうだっていいじゃないか」という感想があるかもしれません。
●人間は「行動」を表す、ということに人間的な意識の本質があります。
●「行動」とは「言語」「言葉」を5官覚を媒介にして表すこと、手足の動きなど身体の活動を表すこと、の2つについてをいいます。
●哲学の本質からいえば、「行動」とは「現実を変える」「自分を変える」の2つのことを意味しています。
長谷川和夫が「自分は認知症に陥った」と公言したということは、どうういう意味でも「自分を変える」「現実を変える」ことから退行化している認知や認識の場面にぶつかり、支障や障害を自覚したということを意味しているということです。
●日本人の認知症(痴呆症)は、名詞の言葉を読める、しかし「言葉の意味はまったく知らない」ということに尽きます。
これは明治の国語教育の方針から現在に至るまでえんえんとつづいてきている「日本人の現実意識」の土台です。
●言葉の意味には2つがあります。
1つは、国語の辞書に掲載されている便宜的な意味です。
もうひとつは「名詞」(普通名詞、抽象名詞)の「概念」としての意味です。 |
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