[6204-1] こんにちは。ポルソナーレの田原です。 ●第四期の「自己カウンセリング研究会」で、名詞文を書くための基礎学習について、その5。 谷川うさ子 2022/01/30(日)09:49 修正時間切れ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!! 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓 (第1期・1046号) (令和4年1月30日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ポルソナーレの田原です。
●第四期の「自己カウンセリング研究会」で、名詞文を書くための基礎学習について、その5。
日本人は、名詞の言葉を「概念」としてわかることが必要です。
日本人は、漢字・漢語の言葉を概念ではなくて、行動の記号として学習してきています。
●「吾妻鏡」(あがつまかがみ)という本が鎌倉時代に書かれて、鎌倉時代の武士の集団と天皇制との軋轢が記述されているとは、NHKテレビの大河ドラマに「鎌倉殿の13人」の文献にもなっていることで、よく知られています。
この「吾妻鏡」はどういう文体で書かれているのか、といえば「変体漢文」であることです。
「変体漢文」とは、もともとの正規の漢文の使い方ではなくて、大和言葉(ヤマトコトバ)の話し言葉に漢字・漢語の言葉を繰り込むという方法で書かれた文体のことです。
●このように、日本語とは、もともとの発声の発音の「音」を言葉にするという土台のうえに、漢字・漢語の名詞の言葉を乗せる、という方法で使われてきました。
何故かといえば、「みる」と発音の音だけで言い表しても、「見る」か「観る」か「診る」か「視る」か「看る」か、このうちどれの「みる」の行動のことなのか?行動の区別がつかないからです。
●書き言葉を、目で見て、行動の区別をつけるという目的で、漢字・漢語の「名詞の言葉」が記述されてきました。
●日本語は、明治になって、欧米から文明を輸入するにあたり、和製の漢字・漢語の言葉をつくりだしましたが、行動の対象の内容を優先して学習するという「概念」の理解の仕方は、手付かずのままだったのです。
戦後になって、日本語は、話し言葉と書き言葉とが一致するということを完成させています。
これは、どんな名詞の言葉でも、たんに記号でしかない、という病理の完成でもあったのです。
●このころの日本人は対人恐怖だの「ヒポコンドリー」だのといった幻聴、幻視の病理が激増しています。
埼玉県で、66歳の男性が、母親が死んだという理由で、医療で母親の世話をしてくれた医師を猟銃で射殺するという事件が起こりました。
この事件は、「鎌倉殿の13人」とおなじように、行動はあっても、「対象」についての認識はなにもない、という脳の働き方の延長に位置しているものです。 |
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