[6302-3] 谷川うさ子 2022/09/25(日)14:28 修正時間切れ
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9月20日(火)、23日(金)と、『谷川うさ子王国物語』パート・Ⅰ、第1か月め、第2週の月曜日から木曜日までの学習を行いました。 ●日本人は、昔から何を嬉しいと思っている?→垣根の内側にあるものです(垣根の内側とはメタファー(比喩)のこと。自分のいる場所、空間の中にあるものだけを安心とし、喜びを感じ、嬉しく思います)。 ●日本人は、近くにあるものを、何と同じだと思っていた?→食べ物です(「煮て食おうと焼いて食おうと、私の勝手でしょう」という考え方です。相手は人間として「意思がある」という理解を持てません)。 ●日本人は、近くにあるものをなぜ、嬉しいと思うのかな?→自分の身体の一部と思うから(日本人は、「感情」の安心の仕方を唯一の「安心の仕方」だと憶え込んでいて、子どもも恋人も夫も妻もみんな「パン」か「おにぎり」と同じものだと考えています。) ●日本人は、近い所にあるものを、どんな言葉であらわしていた?→ひらがなの『が』です(「我が君」「我が子」などのように、自分の近いものに「が」を付けてきました。今の日本語の文法にも生きています)。
今週は、特に、火曜日の、「日本人は、近くにあるもの、近くにいる人に対して、『煮て食おうと焼いて食おうと勝手』と考える」という箇所について、これは大変恐ろしいことであるという問題意識を、参加者の方と共有しました。日本人は、自分と他者の区別ができない、近くにいる人を大切にしない、他者を何もかも自分の思い通りにしたがるということの原因がここにあると理解しました(そうでない方、逆の方もたくさんいらっしゃいます)。このような問題意識を持ち続けて、これからも学習を続けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 |
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