[6311-2] 谷川うさ子 2022/10/16(日)18:10 修正時間切れ
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10月11日(火)、12日(水)、14日(金)と、『谷川うさ子王国物語』パート・Ⅰ、第1か月め、第4週、金曜日から、第2か月め、第1週、木曜日までの学習を行いました。 ●日本人にとって、心の病の人って、どう見える?→身体はウチの人、心は、ヨソの人、です(心の病は「遠い所にあるもの」なので成行きに任せるしかない、と放置されているのです) ●日本人は、昔から、何を「遠くにあるもの」と思っている?→法律です(吉本隆明の『共同幻想論』には、「共同の規範」(国家による規範)が「恐怖の対象」と書かれています) ●日本人は、ふだんは何を「遠くにあるもの」と思っている?→心の病です(日本人にとって「心の病」は目に見えないものだから「遠いもの」のカテゴリーに入ります) ●日本人は、「遠くにあるもの」は、自分に何をすると思っている?→神経症をつくる、と思っています(「遠くにあるもの」の到達点にあるものは「社会の中で最も水準の高い知性」です。日本人は、ここに関わるとき「言葉の意味を調べない」で、不適合、つまり弛緩、ゆるみ・たるみの状態で関わります。そこで自律神経の症状を感じます。これが神経症です) ●日本人は「遠くにあるもの」に何をすると「危ない」と思っている?→学ぶこと、です(日本人は、「勉強のしすぎで頭が変になる」とひそかに思っています。言葉を恣意的に解釈しているから、とは気が付きません) 今週は、「遠い所にあるもの」は勉強などの学的知性と、もう一つ、心の病であると学びました。両者とも、言葉の意味を調べるなどして正しく関われば、不適合になることもなく恐怖にもならないと学びました。来週もどうぞよろしくお願いいたします。 |
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