皆様、本日は、参加者が、17時30分からの安倍さんと青山だけだったため、安倍さんとよもやま話をしてお仕舞いにしました。「椅子」の名詞文とニューズレター985号についての話し合いは、次回11月23日に行うこととします。
青山 恒久
皆様 10月26日(土)の研究会の報告です。参加者は、4名でした。
最初に、「ある程度、年齢を重ねてからの就職」について話し合いました。
次に、「うさぎ」の名詞文について、話し合いをおこないました。三名が「うさぎ」の名詞文を提出しました。以下の通りです。
〇一人目の名詞文
「うさぎ」の名詞文
「うさぎ」というもの
形 小ささ 四足歩行形
型 長耳性 跳躍型
体長は、20~50センチ程度の、小型の四足歩行動物。長い耳を特徴とする。時速70キロメートル超の速さで跳ぶように走ることが出来る。食用や毛織物の素材として飼育される。
「うさぎ」ということ
食用や毛織物の素材として飼育可能な、小形の草食動物。逃げ足が速い。特徴である長い耳は、体温調節機能として働き、また、聴覚、視覚、嗅覚は鋭敏である。その生態から、各種のシンボルとして扱われる。
「うさぎ」の名詞文
小形の四足歩行する草食動物。走力に優れ、また聴覚を始めとして鋭敏な感覚器官を有する。飼育されて食用されたり、毛皮として着用されたりする。うさぎの形態上の特徴から、各種のシンボルとして扱われる。
〇二人目の名詞文
うさぎというもの
●形、型、長さ、性質
背中が丸まっていてアーチ型のの小動物。哺乳類。
繁殖力が強く、毛がふさふさしている。鳴かない。
通常は耳が長く、後ろ足をバネにして歩行する。
うさぎということ
ペットとして飼われ、人間はいやしを与えられる。
食用としても用いられ、毛皮は手袋やマフラーなどに加工される。
三人目の名詞文
「うさぎというもの」
形 跳躍力 四足獣
型 俊敏性 小動物
うさぎとは四つ足の哺乳動物である。長い耳を持ち、跳躍力に優れている。 白、茶、黒などの比較的長い体毛に覆われている。
「うさぎということ」
うさぎには野生生息するものと愛玩目的に飼われるものが存在する。まれに食用ともなる。人にとって身近な存在であり、神話や昔話、創作文学やアニメーションなどにしばしば登場する。
「ウサギの名詞文」
うさぎとは四つ足の哺乳動物である。 長い耳を持ち、跳躍力にすぐれていて、白、茶、黒などの比較的長い体毛に覆われている。 野生に生息するものとそれをもとにした愛玩目的に人に飼われるものが存在する。まれに食用ともなる。神話や昔話、創作文学等に洋の東西を問わずしばしば登場する。
以上の名詞文について話し合われた内容は以下の通りです。
・インターネット等に頼らず、なるべく自分で考えるようにしている。
・今までの生活経験の中で、うさぎを食用としたことはなかった。
・「形」と「型」自体がイメージとして思い浮かばない。
次回の名詞文の題目は「机」で、次々回の名詞文の題目は「空気」です。
〇ニューズレター第987号についての話し合い。
「――普通名詞、抽象名詞の言葉を行動の対象になし得ないことにあります」という文言についての話し合いに、時間が割かれました。以下の通りです。
・女性が、普通名詞、抽象名詞の言葉を行動の対象になし得ないことが、日本のスタグフレーションの原因ということになってしまうが、どういうことなのか。
・胎児期や乳幼児期に、母親から正しい愛着を与えられなかったということだと思う。
・「就職」についての、名詞文を作ってみるといいかもしれない。
・世界的にみて、とんでもない状況になっている。全体主義に押されっぱなしというのが、現在の状況だ。
・日本だけでなく欧米の女性の脳の働き方も惨憺たるものだ。
次回使用するニューズレターの号数については、おってスカイプにアップされる予定です。
青山恒久
皆様 10月12日(土)の研究会の報告です。参加者は、4名でした。
〇最初は、石破さんが自民党の総裁となったことで、日本の経済がどのように変わっていくのだろうかという点について話し合いました。以下は、この話し合いで出た意見です。
・一労働者として、日本の経済がどうなるのか、関心を持っている。
・最低賃金が10円上がったとすると、月収は3000円ぐらいアップするので、経済政策に関心を持たざるを得ない。
・欧米の企業が行おうとすることを、日本の企業は真似しようとするので、日本が欧米に頼らず、自力で経済を活性化すると
は考えられない。
・会議で議論になっても、結局は、担当部署の上司の一声で決まってしまう。
・アマゾンは、テレワークをやめて、かつてのように、社員が出社する方向に舵を切った。
〇三名が「ぶどう」の名詞文を提出しました。以下の通りです。
ぶどうの名詞文
「ぶどうというもの」の名詞文
形 小ささ 楕円形
型 粒状 楕円体型
小さな楕円体の実。粒状に房となって枝から垂れている。果皮の色は、黒・青・紫の三系統。実は夏から秋にかけて収穫され、酸っぱい甘みがある。
「ぶどうということ」の名詞文
温暖な地域で夏から秋にかけて生育する、つる性落葉低木の実のこと。ワイン等のアルコール飲料の原料となる他、ジュースやジャムの原料ともなり、また、果物として生食される。糖質(ぶどう糖)を含有するため、他の果実と同様、脳を働かせるエネルギー源等として働く。
「ぶどう」の名詞文
小さな楕円体の実。粒状に房となって枝から垂れている。果皮の色は、黒・青・紫の三系統。酸っぱい甘みがある。実は、ワイン等のアルコール飲料やジュース・ジャムの原料ともなり、また、果物として生食される。糖質を含有し、他の果実と同様、脳を働かせる等のエネルギー源となる。
形 球状の実、房を成す。落葉食物、色は寒色系が多い
木に実がなる。
型 ビタミン、ポリフェノール、ブドウ糖、カリウム等の栄養成分が含まれる。
ぶどうということ
食用として、菓子、酒、ジュースに用いられ、豊富な栄養成分から人の健康に役立つ。
「ぶとうというもの」
形 みずみずしさ 円集合形型
型 半透明性 球状集合型
秋の果物。直径二センチほどの弾力性のある実が多く集まって枝についている。それぞれ黒青または紫、黄緑の薄い皮に覆われていて、中の実は薄い緑をしている。
「ぶとうということ」
ブドウは秋の果物である。主にそのまま生食されるほか、ジュースやワインの原料となり、生、あるいは干して歌詞の材料になる。
「ブドウの名詞文」
ブドウは秋の果物であり、直径二センチほどの弾力性のある実が枝に多く集まってつく。薄い皮に覆われ中の実は半透明の薄緑色をしている。そのまま生食するほか、酒や飲料の原料となり、菓子の材料となる。
上記の「ぶどう」の名詞文について話し合いを行いました。
・「ぶどうというもの」の形と型をイメージしようとする時、一個のぶどうのイメージなのか房になっているぶどうのイメージな
のかがよく分からない。
※上記の点について、かなり時間をとって話し合いを行いました。
・ぶどうの直径が何センチぐらいなのか、名詞文を作成する時、記述する必要があるのかどうか。
・ぶどうが糖分を含有しているということは、ぶどうの働きを考えるうえで大切なのではないか。
〇「ニューズレター 991号」についての話し合い
・田原先生が、991号で述べている通り、「コロナワクチン」には、うさんくささがつきまとう。
・近所の医者は、私にそっと、ワクチンは打たないほうがいいと言った。
・私の家の近所の医者も、コロナワクチンは打たない方がいいと言い、実際、医者も看護師もマスクさえしていなかったが、
みんなコロナに感染し、その病院は一時閉鎖になった。
・私は、ワクチンを打ったが、接種後、風邪を引きやすくなった。
・ビタミンCやアスタキサンチンは、効果はあると思うが、副作用も必ずある。
・会社で集団接種を行った際、建前としては、打つ打たないは個人の自由となっていたが、実際は強制と変わりなく、自分は打
たないとは言いずらい。
次回の名詞文の題目は「うさぎ」です。また、次回使用する「ニューズレター」の号数は、おってスカイプにアップされます。
青山恒久
皆様 9月28日(土)の研究会の報告です。参加者は、3名でした。
以下は、参加者3名それぞれが作成した名詞文です。
●犬というもの
四つ足で全身が毛に覆われており、大きさは小型から大型までの種類が存在する。尻尾を持っていて、感情を出すために鳴いたりうめいたり、恐怖を感じた際は吠えたりする。
●犬ということ
人間に懐きやすく、ペットとして人間と一緒に暮らしたり飼われたりされ、人間にやすらぎやいやしを与えてくれる。人間の何千倍の嗅覚の能力があり、行方不明者などの捜索に使われることがある。
「犬」というもの
形 嗅覚力 四足獣
型 従順さ 家畜
特に嗅覚に優れる四足獣。喘ぎ呼吸によって体温調節を行う。古くから、食用ではない家畜として人間に飼育されるようになった哺乳類である。
「犬」ということ
報酬によって飼い主の複雑な命令を実行できる。番犬、牧羊犬、盲導犬、ペット等として、人間の社会に位置を占めている。
「犬」の名詞文
嗅覚に優れ、家畜として飼育される四足獣。飼い主の複雑な命令を実行できることから、番犬、牧羊犬、盲導犬、ペット等として、人間の社会に一定の位置を占めている。
犬というもの
形 太さ 長方形
型 安定性 円筒型
円筒型のしっかりした胴体と四本脚で直立した姿勢をとる動物である。
表面の皮膚は長い毛または短い毛で覆われている。
耳は大きく立ち上がるか垂れている。
毛色や大きさは様々である。「犬ということ」
犬は動物である。
古代より人間のそばで
可愛がるため、または
狩猟や、人間の、労働など社会的活動の補助をするため、生活している。「犬の名詞文」
犬は円筒型のしっかりした胴体と四脚を持った動物である
古来より人間のそばで
可愛がられるため、または人間の活動の補助のため暮らしてきている。
以上が、参加者3名の名詞文です。
これらの名詞文について話し合いを行いました。問題となったのは、「形」と「型」です。「犬」をイメージするのは、誰でも出来るのですが、しかし、田原先生が我々に伝えようとなさった「形」と「型」としての「犬」は、誰もがイメージする「犬」と、もちろん繋がってはいるのだけれど、違うものなのではないかということです。世界中のどこであっても、普遍的に成り立つ「犬」の「形」と「型」とはどういうものなのかということ、ブルドッグと秋田犬は、見た目はかなり違うのに、なぜ共に「犬」といってなぜ不思議に思わないのか等々、話し合いは広がっていきました。
次回の名詞文の題目は「ぶどう」です。また、次々回の名詞文の題目は「うさぎ」としました。
次回のニューズレターの号数は、おってアップされる予定です。
青山恒久
皆様 8月24日(土)の研究会の報告です。参加者は、途中退出の方も含めて5名でした。
最初に、研究会の日時変更について、参加者の方々に、それぞれのお考えを、スカイプにチャットしていただくことで、了解を得ました。
〇「かぼちゃ」の名詞文について
「かぼちゃ」の名詞文は、2名より提出があり、以下の通りです。
「かぼちゃ」というもの
形 丸さ 楕円形
型 分厚さ 楕円体型
側面が膨らんでいる楕円体の果菜。縦に溝が入った皮に覆われており、果肉は黄色で甘味がある。種や皮も食用となる。
「かぼちゃ」ということ
果肉に甘味のある楕円体の果菜で食用に適する。種も食用となり栽培しやすい。果実は各種ビタミン、ミネラル、種は炭水化物、脂肪等を含有する。
「かぼちゃ」の名詞文
楕円体の甘味のある果菜。縦に溝の入った皮に覆われているものが多い。種も食用となり栽培しやすい。果実は各種ビタミン、ミネラル等の栄養素を含有し、夏から秋にかけて食卓に供される。
<かぼちゃというもの>
形 硬さ 楕円形または方形
型 安定性 ラグビー球型または直方型
20センチほどの大きさの、持ち上げると
やや重みを感じる実野菜である。
表面は、硬い皮で覆われており、濃い緑色をしていることが多い。
丸みを帯びているか、やや角ばった形をしている。中は濃い黄色である。
<かぼちゃということ>
かぼちゃは野菜である。その皮は厚く、調理に骨が折れるが
料理には皮をむく、あるいは皮つきのまま、煮物、蒸し物、また焼いたり
中の黄色い部分を加熱後柔らかくつぶして料理、菓子に用いられる。
<かぼちゃの名詞文>
20センチほどの大きさの濃い緑色をした硬い皮に覆われた
持ち上げるとやや重みを感じる実野菜である。
丸みを帯びているか、やや角ばった形をしている。
料理には、その硬い皮をむいて、あるいは皮付きのまま
煮物や焼き物、または主に中の黄色い部分を加熱後に柔らかくつぶして
料理や菓子に用いられる。
上の二つの名詞文について話し合いを行いました。「形」「型」とは何か、なぜ「大根」の名詞文の、「長さ」「円形」・「太さ」「円柱型」のように、それぞれ二つの項目を述べなければならないのか、「もの」の名詞文と「こと」の名詞文は、何がどう違うのか等々が話し合われました。
次回の名詞文の題目は「犬」です。
〇次回のニューズレターの号数は、おってスカイプにアップされる予定です。
青山恒久
本日8月10日(土)の研究会は、出世可能者が1名だったため、中止としました。
青山恒久
皆様 7月27日(土)の研究会の報告です。参加者は4名でした。
〇最初の話し合いに長く時間を取ったため、「かぼちゃの名詞文」の話し合いを行う時間がありませんでした。従いまして、「かぼちゃの名詞文」は、次回の研究会の時に必ず話し合うこととしました。
〇本日話し合ったのは、「助詞の省略」と「ハンナ アーレントの著作」についてでした。
・「これ、いくら?」と「これはいくら?」のどちらを普段の生活で使うかの意見交換。
・「助詞を省略するということは、目の前の相手をまるでいないかのごとくにみなすということである」という田原先生の説明についての意見交換。
・意見として、「助詞を省略するということは、相手に正しく伝えるということを意識しておらす、自分の言いたいことを言えばいいということである」が出ました。
・「ハンナ アーレントの著作」として、今日の研究会では、「人間の条件」「全体主義の起源」「アウグスティヌスの愛の概念」が挙げられ、それぞれが思うところを述べました。
・ハンナ アーレントを取り上げた「哲学サロン」に参加した時の体験談が、参加者の一人から、報告されました。
ニューズレター997号についての話し合い。
・「この『丸写しの記憶の仕方』を行う人の弊害は、言葉の『意味』を『そういうものは存在しない』と認識していることです」という文言についての意見交換を行いました。
・上記の文言に関係して、「言葉の意味を記憶して、辞書の通りに言えたら、それでいいのか」という意見が出ました。
・親が子供に、「言葉の意味が分からなかったら辞書で調べなさい。」と言ったら、それでいいのかという意見が出ました。
次回使用するニューズレターの号数は近日中にスカイプにアップされる予定です。確認ですが、次回の研究会では「かぼちゃの名詞文」についての話し合いを最優先とします。
青山恒久
皆様 7月13日(土)の研究会の報告です。参加者は4名でした。
〇「猫」の名詞文についての話し合いの前に、井穴刺絡の話になりました。H5F5の刺絡を毎日行うと、体調がよいと自覚できるものなのかどうかということとH5F5の刺絡を最初と最後に行うのはなぜなのかというのが、話し合いの内容でした。
〇「猫」の名詞文については、2名の参加者が、以下の通り、「猫」の名詞文を提出しました。
●「猫」というもの
形 小ささ 湾曲形
型 軽さ 四足型
愛玩用に飼われる小型の四足動物。座る姿勢は、香箱型と言われる。神経につながる髭を持ち、瞬発力、跳躍力に優れる。一方で、動かず、かつ眠る時間が長い。
「猫」ということ
穀物を害獣や害虫から守るために飼われた家畜であったものが、愛玩動物として飼われるようになった。小さく手で抱えられる大きさで、動作、表情、鳴き声等により感情を表現するため、副交感神経優位の関係を成り立たせる。
「猫」の名詞文
愛玩動物として飼われる四足の獣。手で抱えられる大きさである。感情を媒介として、副交感神経優位の関係を成り立たせる。
●「猫」というもの
形 小ささ 湾曲形
型 軽さ 四足型
愛玩用に飼われる小型の四足動物。座る姿勢は、香箱型と言われる。神経につながる髭を持ち、瞬発力、跳躍力に優れる。一方で、動かず、かつ眠る時間が長い。
「猫」ということ
穀物を害獣や害虫から守るために飼われた家畜であったものが、愛玩動物として飼われるようになった。小さく手で抱えられる大きさで、動作、表情、鳴き声等により感情を表現するため、副交感神経優位の関係を成り立たせる。
「猫」の名詞文
愛玩動物として飼われる四足の獣。手で抱えられる大きさである。感情を媒介として、副交感神経優位の関係を成り立たせる。
話し合いの内容
・現実の猫は動くので、それを、「形」「型」以下名詞文として示すのは、大変難しい。
・現実のネズミは猫より小さい。なのに、猫というものの形を「小ささ」とするのは、いかがなものか。
・猫の型の「不定性」とは、猫が、容易に、丸い瓶や四角い箱にすっぽり収まれるということである。
ニューズレター1000号についての話し合い。
・「人の話す言葉を聞くと、部分的に飛び飛びに聞こえて、聞こえなくなる、いくつかの重要な単語(言葉)が消えて話の内容が伝わってこない」という一文があるが、これは、バイデン大統領に当てはまるのではないか。
・「人の話す言葉を聞くと、部分的に飛び飛びに聞こえて、聞こえなくなる、いくつかの重要な単語(言葉)が消えて話の内容が伝わってこない」ということについては、自分のこととして、気を付けていきたい。
・田原先生が「耳で見て、目で聴く」ということを仰ったが、この言葉の意味を考えていきたい。
・田原先生は、認知症について、「インクがなくなっているボールペンで、なおも線を引こうとしているようなものだ」と仰ったことがある。
次回の名詞文の題目は「かぼちゃ」です。次回使用するニューズレターの号数は、おって連絡があります。
青山恒久
次回の名詞文の題目は「猫」です。
皆様 6月22日(土)の研究会の報告です。参加者は3名でした。
〇「椅子」の名詞文の提出者は2名でした。以下にそれぞれの名詞文を掲げます。
Aの名詞文
<椅子というもの>
形 高さ 四脚形
型 安定性 直立型
膝の高さの、腰を乗せられる家具。四脚かつ背板のついたものが多い。脚は木材や鉄パイプで、移動させやすい。
<椅子ということ>
腰を乗せて体を安定させるために使われる。床に対して垂直であり、脚によって安定が保たれる。
<椅子の名詞文>
腰を乗せるための、膝の高さの家具。脚によって、垂直性が安定的に保たれる。従って、作業や食事等に必須の、手の動きを円滑ならしめる。
Bさんの名詞文
<椅子というもの>
形 安定さ 四角形
型 立ち上がり 立体
人を座らせ、下から支える家具。その形は角ばっており、床から垂直に立ち上がったもので、安定感がある。
<椅子ということ>
床に置かれ、人が座って休んだり、作業をすることを支える。
<名詞文>
人を座らせ、下から支える家具。その形は角ばっており、床から垂直に立ち上がった安定感のあるものである。床に置かれ、人が座って休んだり、作業をすることを支える。
この二つの名詞文について話し合いを行いました。話し合いの論点は以下の通りです。
・「四脚形」という言葉の妥当性(「四脚形」という言葉はない)
・「四角形」という言葉の妥当性(「丸い」椅子もある)
・「安定」や「垂直」という捉え方は名詞文の提出者双方に共通している。
・角ばった木材を地面に置いて座ったら、それは「椅子」と言えるのか。
・幼児が描く「椅子」の絵は、「ものとしての椅子」をイメージする上で参考になるはずだ。
ニューズレター1007号についての話し合い。
以下の箇所について話し合いを行いました。
「ここから『成育歴』『家庭環境』の子どもに及ぼす影響を証明する『プロファイリング』を、個人の病理の原因を説明するためのデータの集積や、「カウンセリングシュミレーション」という『脳の中の妄想』を解消する対策の方法を開発しました。」
「その典型が『成田悠輔(イェール大学助教授、ユーチューバー)』です。「『左翼・全体主義』の理論の広報活動のようなことをおこなっています。」
話し合いの内容
・「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいいという成田悠輔の発言の紹介。
・「左翼」と「全体主義」は何を表しているのか。
・アメリカの民主党の考え方
次回使用するニューズレターの号名は後日スカイプにアップされます。
青山恒久