ポルソナーレからの真実の愛のメッセージ |
平成25年5月5日
『カウンセラー養成ゼミ』『ゼミ・イメージ切り替え法』のゼミ生の皆様、こんにちは。
『無縁社会・無縁死・3万2千人の衝撃』という番組が放映されました(二〇一〇年一月三十一日放映)。 カウンセリングの見地から参考になるのがE・ミンコフスキーの『生きられる時間』(みすず書房)とハンナ・アーレントの『人間の条件』(『谷川うさ子哲学入門』№67、№68所収分をご参照ください)です。 まず、ハンナ・アーレントは、「人間の寿命」は二重になっているといいます。それは、人間の生理的身体の寿命のことです。生理的身体は、動物一般と同じように自然の一部です。したがって、人間の寿命(生きられる時間)は、草木、犬、猫、タヌキと同じように、短い時間しか生きられないという特質をもっています。それは、「自律神経の症状」といわれている疾患や症状が象徴します。 例えば、次のような「自律神経の症状」です。 ◎自律神経の症状 《解説》
「関節リウマチ」「SLE(全身性エリテマトーデス)」「腎臓障害」「バセドウ病」「シェーグレン病」「ベーチェット病」「多発性硬化症」(視力障害、感覚障害、手足の麻痺、歩行障害など)「強皮症」「自己免疫性の糖尿病」など。 ■生化学物質とその主な作用ヒスタミン…アトピー性の皮膚炎やアレルギー疾患をつくります。 セロトニン…行動を止める不快感、眠気、無気力をつくり出す。 アセチルコリン…重症筋無力症など、自己免疫疾患をつくり出す。 プロスタグランジン…痛み、苦痛感をつくり出す。 ロイコトリエン…喘息などの発作をつくり出す。不安発作もつくり出す。 ■「交感神経が止まる」という自律神経の症状の例 全身症状…「倦怠感」「疲れ易い」「冷え性」「圧迫感」「焦燥感」「もの忘れ」「肥満」「るいそう」など。 神経筋症状…「不眠」「目まい」「耳鳴」「頭痛」「偏頭痛」「背痛」「腰痛」「手指・眼瞼(がんけん)の震え」 循環器症状…「動悸」「息切れ」「血圧の動揺性」「不整脈」など。 呼吸器症状…「呼吸困難」「喘息」「上気道の感染傾向」「呼吸促進」「喉頭異物感」など。 消化器症状…「食欲不振」「胃痛」「胃潰瘍」「胃けいれん」「神経性下痢」「習慣性便秘」 皮膚症状…「じんましん」「アトピー性の皮膚炎」「多汗症」など。 泌尿・生殖器症状…「頻尿」「夜尿症」「性欲障害」「残尿感」「神経性の多尿・および欠尿」など。 ■ここでご説明しているのは、自然の一部としての人間の生理的身体の「生きられる時間」のことです。 このブローカー言語野「3分の2」の言語領域を働かせないということが起こっています。その結果、このメッセージでご案内しているとおりの「自律神経の症状と疾患」が発生します。 ポルソナーレの推測では、視覚野・Y経路の領域が廃用萎縮を起こしていると考えられます。X経路は、「クローズアップ」「自分の身体との一体感」「距離が無い」「時間性の意味を了解させる」「関係づけが成立する」ということを意味するからです。 このことから分かることは、日本語の「文法」の已然と未然にもとづく主観の及ぼす脳のメカニズムです。ブローカー言語野「3分の2」のゾーンを主観の内扱いのままに放置すると、どんなに努力してもなかなか内扱いのもたらす病理は解消しないという事態を抱えていって、悪化の一途をたどることは必然であるだろうと思われます。 今回のポルソナーレ・カウンセリング・ゼミは、このようなことをご一緒に考えて習得します。 |