みなさん、こんにちは。
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
今回は、緊急・特別号として「改訂・決定版」の『分裂病の自己診断表と自己診断』を公表します。
ポルソナーレだけが説明できる本格的な病理学をごらんいただき、お役立てください。
●分裂病とは、弛緩(しかん)(ゆるみ、たるみ)を欲しがって求めつづける病理です。
●分裂病の本質は、「麻痺・まひ」を「進行させる病理」です。
(分裂病=schizophrenia。Schizo=進行する。Phrenia=麻痺する、が語源です)。
知的に「見ること」「聞くこと」「読むこと」「書くこと」のための目、耳、口、手の知覚神経が固まって硬直し「麻痺状態」になって全く機能しなくなる病理です。
●日本人の分裂病は「人格崩壊型の分裂病」(アジア型の共同幻想の禁制と黙契が分裂病をつくります)と、「対人関係の神経症、強迫観念によって性格を崩壊させる型の分裂病」の二つでつくられています。
●2008年の秋に始まった「世界同時景気後退=グローバル・リセッション」以降、輸出依存(甘え)による「弛緩・しかん」の許容が無くなり、日本人の神経症・強迫観念のクッションがなくなり、「人格崩壊型の分裂病」が露出しています。
●あなたの現在と明日を生きる力を自己測定する『改訂決定版・分裂病の自己診断表と自己診断』で自己診断してください。
あなたは、ご自分の病理の真実を知ることで「弛緩・しかん」がつくる支障と障害を正しく改善することができます。
◆「分裂病」についての解説と正しい理解の仕方を説明します
「精神分裂病」というと「ジキルとハイド氏」のような社会的なパーソナリティの崩壊や二重人格、三重人格になることだと思われています。
あるいは、人に危害を加える幻聴、幻覚にとりつかれて社会的な秩序を破壊する異常行動を起こす病気のことだ、と歪んで理解されている場合もあるでしょう。
しかし、精神分裂病とはそういうものではありません。
精神分裂病を定義すると、「弛緩・しかん」する病理のことです。
「輪ゴム」を想像しましょう。「輪ゴム」は、引っぱると「緊張」します。緊張することで役に立ちます。ゆるめるとたるみます。「ゆるみ」「たるみ」が「弛緩・しかん」です。
人間の精神も「緊張」して役に立ちます。話すこと、聞くこと、見ること、読むこと、書くことが「精神活動」です。これは、「息を止める」という無呼吸状態でおこなう行動です。この「無呼吸」という心臓の心拍の低下が緊張です。これが「精神活動」です。この精神活動の緊張を「弛緩させる」…つねにゆるみっぱなしにして、くる日もくる日もたるませつづけることを欲しがって、求める、というのが「精神分裂病」です。
このことを明らかにしたのが「近代精神医学の祖」といわれる「E・クレペリン」です。「E・クレペリン」は、精神をたるませ、ゆるませずにはいられない病理を『早発性痴呆』と定義しました。クレペリンの『早発性痴呆』を整理して分類し、症状の共通項をとり出したのがスイスの精神医学者「E・ブロイラー」です。
ブロイラーは、「痴呆化に至る麻痺」を「弛緩・しかん」と定義しました。「緊張」が「弛緩・しかん」に分裂するというイメージが「精神分裂病」といわれています。
しかし、「分裂病」の「分裂」とは、正しくは「進行していく」という意味です。「麻痺・まひ」がどこまでも進行していくので「精神分裂病」というのが正しい理解の仕方です。
みなさまも、正座すると「脚が麻痺してシビれた、立てない、歩けない」という経験がおありでしょう。これと同じ「麻痺・まひ」と「しびれ」が廃用萎縮とともに進行していくというのが精神分裂病の実体です。この正座と同じしびれ(麻痺)が、「視覚」「聴覚」「手と指の触覚」を中心にして起こります。それが「精神分裂病」の分かりやすいメカニズムです。
E・ブロイラーは、精神分裂病の特性を次のように明らかにしました。
- 「自閉する病気である」…弛緩(しかん)させるイメージをじっと心の目で見つめて「たるみ」「ゆるみ」に浸ること、が「自閉」です。
「ネット依存」「ケータイ依存」「マンガ依存」「アルコール依存」「恋愛依存」などが好例です。このような「快美感のイメージ」に浸るとあっという間に時間が過ぎ去るでしょう。このような心的な状態が「自閉」です。
- 「離人症(りじんしょう)をつくり出す病気である」…弛緩(しかん)させるものに意識を向けつづけると自分の周囲のこと、明日のこと、生活の中の行動のことに思考が向かなくなるでしょう。ケータイを持ってディスプレーをのぞきこみながら歩く人がいます。この人は後ろにたくさんの人がいても、混み合う通路で他者が自分の手にしている「ケータイ」に接触しないように気遣っていることなどに注意や配慮が向けられなくなっています。このような現実に「見ること」「聞くこと」「接触すること」に無感覚になるのが「離人症」です。
ブロイラーは「精神医学の父」と呼ばれています。ブロイラーが定義した精神分裂病の症状の特性の「自閉」と「離人症」は、どのような分裂病でも共通して、最初から最後まで持続します。精神分裂病の「自閉」と「離人症」は『妄想主題』によってつくり出されることに注目して、研究に参加したのが、ブロイラーの門下生の「E・ミンコフスキー」「C・G・ユング」「L・ビンスワンガー」らです。
「分裂病」は、語られる妄想主題に時代と社会によっての違いがあることを発見したのは、ドイツの「H・ミュラー」です。H・ミュラーは、「精神分裂病の原因」は、「その時代、その社会の中で最も高い知性の言葉にたいして不適合であることだ」と明らかにしました。このH・ミュラーの発見は画期的なものです。
H・ミュラーは、「精神分裂病は、その時代と社会の中で最も高い知性の言葉が曖昧であること、そして、個人が曖昧にしか憶えていないこと=言葉(言語)への不適合が原因である」ということを実証する臨床例を公表しました。
E・ブロイラーの門下生の「C・G・ユング」は「妄想には二種類があること」をつきとめました。
一つは「神経症、強迫観念をつくり出す妄想主題」です。もう一つは、「妄想は、きわめて主観的になる。その主観のイメージの内容は太古の原始社会の共同幻想をあらわす」というものです。
「神経症、強迫観念をつくり出す妄想主題」は、1930年代にアメリカの「P・ホッホ」によって「神経症の仮面をかぶった分裂病」(境界型の分裂病)と提唱されました。
日本人は、「精神分裂病」の本質を理解しなかったので「分裂病の仮面をかぶった神経症」と、「神経症」を目的語化しました。
これが「統合失調症」というように作為的に記号化されています。
「境界型の分裂病」は、C・G・ユングのいうように「神経症」と「強迫観念」をつくる妄想で生成されます。文明病とか、文明のつくった機会に疎外された孤独な人間の生み出す妄想という具合です。
この「境界型分裂病」の始まりのきっかけをつくったのは「テレビ」です。テレビの中の人物が自分にだけ語りかけてくる、テレビの中の人間と過度な親密感を抱く、というものです。テレビ、ラジオのメディアが「妄想主題」をつくりました。やがて、ケータイ、ネットが加わります。2008年6月の「東京・秋葉原無差別大量殺傷事件」が典型です。
「境界型の分裂病」に特徴的なのは、「参加していること」です。仕事に参加している、テレビを見ている、ケータイを見て手離せない、テレビゲームの操作をおこなっている、恋愛関係の行為を維持している、などが「参加している」です。「適応している」といいます。「適応」とは、「その場、その空間に居つづけられる」ということです。しかし、「H・ミュラー」のいうように、「その時代、その社会の中で最も高度な知性=言語に不適合であること」が原因で「弛緩・しかん」(五官覚の進行する知覚神経の麻痺)をつくり「自閉」と「離人症」をつくります。精神分裂病の本質は「E・クレペリン」がのべたように「単発製痴呆」「早発性痴呆」(日本の精神科医は「知的障害」といっています)です。
「神経症」や「強迫観念」を『触媒』にして「進行していく見ること、聞くこと、触ること、歩くことの知覚神経の麻痺」の中に安住することがこの「境界型分裂病」の進みゆく軌道です。
C・G・ユングがE・ブロイラーの門下生時代に臨床の中で観察した「太古の原始社会の不適合」という妄想主題は、「境界型分裂病」の神経症や強迫観念をつくる妄想主題のように、「再び、元に戻ることはない」といっています。
妄想そのものが主観的で、客観的には意味不明になるからです。行動や発言の人格崩壊だけが観察されます(C・G・ユング)。「太古の原始社会の共同幻想との不適合」とは、日本人にあてはめると「日本語の意味を知らなくて、もともとの日本語の文法思想のとおりに話し、そのとおりに行動する」ということです。
これは、「社会との不適応」の中で進行していく「見ること」「聞くこと」「話すこと」「手で触ること」のための五官覚の知覚神経の「麻痺(まひ)」が廃用萎縮を起こしていることが直接の原因です。「社会との不適応」とは、ニート、引きこもり、不登校、仕事をしていなくて「休職状態」などが典型です。「本を読まない」「社会の中の他者と話さない」「文章を手で書けない」「手で辞典を開いて漢字、漢語の意味を調べたことがない」などが「社会との不適応」です。このような「不適応」は、もともとの「日本語との不適合」がダイレクトに表象するので、「話す」「書く」「読む」「言葉のとおりに行動する」ということにたいして「麻痺・マヒ」をつくっています。
これが原因で「不適応」を引き起こしているのです。
ヨーロッパ人(アメリカ人も)の「人格崩壊型の分裂病」は、言語社会学者の鈴木孝夫のいうとおり、「言語」が「日常語」と「高級語」との二つに分かれていることから起こります。「日常語」は「耳で聞いて」「手で書かなくても」憶えられます。しかし、言葉は、動詞よりも名詞が圧倒的に多く、しかも「名詞」はカテゴリーの水準を確立します。論理や体系づけの能力を形成します。
これは、「手で書くこと」でしか憶えられません。欧米人は、この「名詞の言葉」を「意味を分かって憶えること」に不適合であるときに「人格崩壊型の分裂病」に直面します。
日本人の場合は、日本語(和語・やまとことば。ひらがなの言葉)が初めから「人間関係」に「不適合をつくる」ように成り立っています。このことは、故・大野晋(国語学者)が事実実証的に明らかにしています。
その上、「漢字・漢語」の「意味」を知らずに「読む」「書く」「話す」ということをおこなっているので「仕事」「学校の勉強」「本を読むこと」「文章を書くこと」にも「不適合」です。
「仕事に行けている」「学校に行けている」「結婚している」「恋愛ができている」というのは、単なる「適応」です。日常語の範囲で行動を成立させているだけのことです。だから、「ネットは見れても本は読めない」「ケータイでメールを打てても、自分の口で会話はできない」「文章を書いてもテニヲハの助詞の使い方が不正確。助詞、助動詞に『意味』があることすらも知らない」「書いた文章の中の漢字・漢語の意味を問うと『知らない』と答える」ということにぶつかって、神経症と強迫観念をつくり、『触媒』を使って弛緩(しかん)を求めているのです。
「弛緩・しかん」とは「進行性の麻痺(マヒ)」のことです。「見ること」「聞くこと」「話すこと」そして「動くこと」の五官覚の知覚神経が硬直化して、神経細胞が死滅していくという廃用萎縮を引き起こします。「神経症」や「強迫観念」が原因となって「早発性痴呆」(E・クレペリン)を生起させます。
「仕事に適応している」という安心は、「神経症」「強迫観念」が「いずれ人格崩壊を招く」という警告でもあるのです。
●あなたとあなたのご家族の分裂病の「自己診断」をしてください。
「分裂病」を正しく理解しないのに、あなたとあなたの家族の未来は必ずしも安全とはいえない!! という病理学を理解しましょう。
◆分裂病の「自己診断表」パート・I
(村上仁、精神神経学会・刊『精神神経学雑誌』
昭和24年4月号を援用、再構成。以下同)
◆自己診断の仕方をお教えします!! □の中にエンピツで印をつけてください。
□・分裂病の第一期…「神経症」「強迫観念」がある。(身体症状。行動の異常。気になることにとらわれて不安になる、過眠や不眠になる、など)。
□・分裂病の第二期…「仕事」「学校に行く」「恋愛している」「結婚している」が、必ずしもうまくいっていない。表面的に行動している。つねに齟齬(そご。ぴったりと一致しない感情のこと)をきたしている。『触媒』を使って五官覚を弛緩させている。「行動」を止めたくなる「うつ」、「うつ」の深化のために「ヒステリー様の躁うつ症」を起こす。他者の行動、言葉を尊大に見下して「自閉」と「離人症」を拡大する。
□・分裂病の第三期…
- 社会的な行動が止まる(行動停止)。
- 非社会性(「家の中」など)の生活が相対的に長期化する。
- 「書くこと」「読むこと」「話すこと」が止まる。
- 名詞」を忘れることが「動詞」(行動)の放棄、破綻に拡大する。
- 質問にたいして、行動可能、改善、内省の内容をもつ回答ができなくなる。
◆自己診断
ご自分に当てはまる「分裂病」の内容をおおまかに自己診断してください。
□・分裂病の第一期…「分裂病」とは、「ゆるみ」「たるみ」を良いことだと積極的に肯定する病理です。「何もしないことが一番いいことだ」と植物人間型の思考が基本の性格になっています。家の中でゴロゴロする、片付けない、後始末をしない(空間認知の能力が乏しい)、相手の話をしっかり聞けない(聞いているフリをする)、などが「対人関係」の中で「強迫観念」と「神経症」を日常的に生起しています。
「強迫観念」(禁制と黙契のこと)が不安や恐怖、緊張の原因になっています。人のウワサ、人の目、人の態度に取り憑いて「行動しない」ための「神経症」をつくり、この神経症の症状を「弛緩・しかん」にして、行動に支障や障害を発生させています。
過度の「甘え」「依存」が「人格崩壊」へと至る「性格の破綻」を産生しています。対策は、推移律や因果律の学習と訓練です。抽象思考の「演繹法」「帰納法」の習得が不可欠です。この学習がないと「過去」「現在」「未来」の時制の区別がすっかりなくなって「強迫観念」が進行していくでしょう。
□・分裂病の第二期…「日本型の分裂病」は、C・G・ユングのいう「太古の原始社会の共同幻想との不適合」(人格崩壊型)と「境界型の分裂病」(アメリカのP・ホッホの定義)との二重の分裂病です。
分裂病の第二期は、「境界型の分裂病」が大半を占めます。
「混雑している人ごみの中でケータイをながめながら歩く」(自閉と離人症)、「気になる不安、美化のイメージがあると、ヒステリー様の躁うつ症をあらわす」(強迫観念が「うつ病」を生起。死の四つの行程に向かってのあがき、もがきを突出)、「日本語(和語)の尊大語をつかって自分の病理を拡大」「言いがかりをつける、クレーマーになる、『質問』を尊大におこなう、など」が特徴です。
「尊敬語」「謙譲語」「ていねい語」「尊大語」が全く区別できない生育歴を引きずっていることが「社会不適応」を招いていることに無自覚です。
このために組織(仕事、結婚、恋愛、学校)の中で「強迫観念」を拡張して不適応を起こします。
また、『触媒』に執着して「神経症」を拡張しつづけて「C・G・ユング」のいう「太古の原始社会の共同幻想との不適合の妄想」(客観的には人格の瓦解という知的障害)の中で安住する可能性があります。対策は、「漢字・漢語」を使って「日常生活のこと」「仕事のこと」「日々の体験のこと」の『文章』を正確に書く学習と訓練です。
□・分裂病の第三期…「日本型の分裂病」の特性は、吉本隆明の『共同幻想論』(角川ソフィア文庫)の中の「遠野物語」に出てくるエピソードのとおりです。「憑く」「憑かれる」「心を入れ替える」などは、「他者の共同意思」と迎合して依存し、甘える(自分の自我をなくして、自分を滅びさせる)という文化を今も生きています。「曖昧さ」(欧米型の分裂病の原因です)と「不明瞭さ」を、「遠野物語」のエピソードは示しています。
「キツネが憑く」「蛇が憑く」「神が憑く」という発狂、事故死、病死が継承されている「日本型の分裂病」のモデルです。
このような「超主観の妄想」をC・G・ユングは『精神分裂病』(1958年)の中で「処理能力が、通常の人よりも何倍も障害される」(つまり、独力では何もできなくなる)とのべています。これが「人格崩壊」の定義です。
「独力で、日常生活のことを出来なくなる」というのが「分裂病の第三期」です。「独力で出来なくなる」ことが「しない」「やらない」「めんどくさい」「放置しつづける」「異臭を放つ」「無関心」「無知」というように定点観測されれば「分裂病の第三期」です。これは、必ずしも「自分自身」のことではなくて、「家族」「同僚」「恋愛」「結婚」「友人」の『相手』との関係性の中で「自分」に適用されます。
そういう人物がいて日々、関わっているのに「独力で関われなくなる」(出来なくなる)ことも「分裂病の第三期」の領域への進行を意味します。
なぜならば、全ての人間関係は「媒介」をもって成立するからです。「媒介の能力が無い」とは、それ自体が「孤立」を意味します。「うつ病」のことです。『触媒』で生きてはいても、「自閉」と「離人症」は深化して「弛緩・しかん」という「麻痺・マヒ」が進行していることに違いはありません。
この分裂病の第三期の対策は、国語学者・大野晋のいう「客観的な観察」「筋のとおった、組織立った説明」「広く世界を見通せる比較考現学」をあなた自身が習得することです。
◆分裂病の「自己診断表」パート・II
◎メッセージ…さらにくわしい「自己診断表」です。
□の中にチェックを入れてください。
他者の場合は「観察されること」をチェックして、□に印をつけてください。
○印に●印をつけてください。
□・分裂病の第一期の症状(当てはまる症状の○印に●印をつけてください)
□・離人症…分裂病の原則となる症状。第一期はもちろん、
第二期、第三期にも必ず、あらわれる。
「見ているのに、見ていない。聞いているのに、しかし、聞いていない」
という知覚と意識の乖離の心的状態。
○「本を読んでいるのに、意味がくみとれない」
○「文章を書いているときに、意味不明のまま書く」
○「会話の時に、相手の話を前提とせずに、
自分の関心事だけを一方的に話す(バーバリズム)」
○「相手から話しかけられても自分は受け身のままで沈黙する」
○「仕事をしている時に、全く別のことを思い浮べつづけている」
○「人前で話すと言葉が出てこない」
○「学校の授業で、教師の話すことが耳に入らない」、など。
□・強迫観念…分裂病の第一期の症状の特徴。
○「電車が恐くて乗れない」
○「狭い所が恐くて、参加できない」
○「高い所が恐くて近づけない」
○「刃物が恐い。人を傷つけそうだ」
○「電話が恐い。何を言われるか分からないのが恐怖」
○「性が怖い。苦痛で逃げ出したくなる」
○「面接が恐い。自分の人格をふみにじられた」
○「特定の人と話すのが恐い。ドキドキして黙る。下を向いてしまう」
○「不潔なものが怖い。ガム、公衆トイレ、電車の吊り革、
洗っても汚れている気がして何度も手を洗う。
磨いても汚れている気がして何十分も歯を磨く、など」
○「病気になるのが怖い」
○「親が死ぬのが怖い。ひとりぼっちになる」、など。
□・「マイナス(負)行動」…分裂病の第一期の特徴。
おもに生育歴の中の家庭環境の中の孤立が原因。
○「自傷行為をおこなう。刃物で手首を切る、壁に頭を打ちつける、
身体の皮ふのどこかを傷つけて飾りものを付ける」
○「約束の時刻に必ず遅れる」
○「入浴をしない」
○「部屋の中をゴミだらけにする」
○「家族や恋人、結婚のパートナーに侮蔑(ぶべつ)の言葉を向ける
(ののしったり、バカと言ったり、欠点をあげつらう、無視する、返事をしない、など)」
○「離婚した」
○「自分の都合でなく、相手の非を理由にして恋人と別れる」
○「子どもの虐待」
○「過食症」
○「拒食症」
○「盗癖、万引きなど」
□・「恐怖症」…分裂病第一期の特徴。
おもに、母親、父親との関係の『愛着』の不安定さが原因。
○「人の目が恐い」
○「人と話すことが怖い」
○「異性が怖い。女性は男性を怖がり、男性は、女性に緊張する」
○「家の外の人が怖い。通りすがりの人」
○「近所の人が数人、集まっている近くを通るのが怖い」
○「半知りの人が怖い」
○「初対面の人が怖い」
○「年下の人と話すのが怖い」
○「同性の人と話すのが怖い。女性のケース…よく話す女性、派手めでよく笑う女性が怖い」
○「人から見られるのが怖い」
○「電話しているのを聞かれるのが怖い」、など。
□・「パラノイアの言葉、行動をあらわす」…分裂病の第一期の特徴。
家庭環境の中で、自尊意識が育たなかったことが原因。
コンプレックスが背景にある。
○「資格をとって人を見返したいと思い、受験勉強する」
○「資格をたくさん取得したから自分をエライと思いたい」
○「芸能人の追っかけ」
○「大学、英会話教室での擬似恋愛」
○「仕事のできない人を見下す」
○「性のフェティシズム」
○「過去の同級生に、今、成人してもなお恋愛感情をもっている」
○「過去のイジメられに今もこだわっている」
○「人から言われたことを思い出して悪感情にとらわれる」
○「アルコール依存症」
○「ギャンブル依存症」
○「恋愛依存症…ピア・メロディのいう共依存症」
○「結婚していない女性、子どものいない女性を見下す」
○「グループ以外の人への排除意識」
○「弱っている人、病理の人を恋愛の対象にする」
□・「躁うつ病のヒステリー症状」…分裂病の第一期の特徴。
「行動停止」の局面で出現する。
「強迫観念」と相似形である。
「強迫観念」が出るかわりの、「行動停止」にともなう「うつ」と、「うつ破り」の症状。
○「電話に出ない」
○「手紙を読まない」
○「自分の子ども、結婚の相手にグチを言う」
○「自分の好き、嫌いの感情を理由にものごとの評価を決めつける」
○「無気力を理由に入浴しない」
○「憂うつを理由に、生活の秩序をこわす」
○「手帳に予定をたくさん書いて安心して、行動をともなわせない」
○「不安や抑うつを動機にして話し始めると、話が止まらない」
○「恋人、独立して生活している子どもに電話して、不在の時は、
心配を理由になんども電話行動を止めずにつづける」
□・心気症…分裂病の第一期の特徴。
森田療法のいう「ヒポコンドリー」に当る。
○「親が死ぬのが怖い。一人ぼっちになる不安を思い浮べる…親の側から離れられない」
○「自分の顔が変だと思いこむ。人から見られることを恐れて
髪の毛や手、サングラスなどで顔を隠す」
○「自分は何かの悪い病気にかかるのではないか?と心配する…
電磁波の悪影響を心配して近づけない」
○「自分は悪い病気にかかっていると思いこみ、検査をしたがる」
○「まじない、占い、清めを信じて伝えられた言葉のとおりの行動をする…おはらいなど」
○「ガスの元栓を閉めたかどうか?を気にしてくりかえし確かめる…
常同症といいます」、など。
◆診断
- 「分裂病の第一期」は、C・G・ユングのいう「太古の古代原始社会の共同幻想との不適合」が中心になって生起されます。日本人の場合は、日本語(和語・やまとことば)の文法の「助詞」「助動詞」「形容詞=シク活用」を中心に、古代日本人の「言葉=言霊(ことだま)思想」のとおりに記憶していて、つねに「行動が止まる」ことが原因で起こります。
- 対人関係を社会的に意義のある目的と方向で維持できないことが、「強迫観念」をつくっています。生育歴、家庭環境に遠因があります。(父親不在や母親不在のことです)。
- 「うつ病」と「躁病」がひんぱんにくりかえされて「不適応」と「適応不全」が「症状化」されていることに注目しましょう。
- 「分裂病」は「自閉」と「離人症」が構造的な特徴です。この「自閉」と「離人症」が分裂病の診断の目安になります。
- 「分裂病」はどういう意味でも、言語(言葉ではなく)の障害です。
- なお、「第一期の強迫観念」は、「第二期の妄想知覚」へと進行します。
また、「第一期の心気症」は「第二期の身体幻覚」へと進行します。
□・分裂病の第二期の症状(あてはまる○印に●印をつけてください)
□・作為症状
○「過食症と拒食症をくりかえす」
○「電車に乗れない…駅まで行くことができない」
○「乗り物に乗れない…バスなど、途中で降りる」
○「嫌なことを考えると、呼吸困難となり、パニックに陥る」
○「人と話すと顔がひきつったり、赤面する…声、手、身体が震える、など」
□・作為性の思考
○「バーナム効果…短期間で暗記できる、脳を活かす、脳トレ、などを信用して実行する」
○「多元的無知…親が言ったから、魔法の言葉だから、
占いで当ったから、人が言っているから…などを信用する」
○「肯定性バイアス…ものごとの否定面を見ないできめつける」
○「確認バイアス…二つの全く無関係のものをむすびつけて原因と結果と思いこむ」
○「認知バイアス…自分が見たと思ったものを事実であると解釈する」
○「自己暗示(クエシズム)…自分の気分の変調でものごとへの取り組みを左右する。
不安定な状態のときは、行動を止める」
○「負のバイオ・フィードバック療法…飲む、食べる、行動停止によって
自律神経が変化する効果」
○「プラシーボ効果…偽薬効果のこと。
うつ病、分裂病の症状にともなう薬物療法の
長期服用、準・薬の一時服用などが当てはまる。
副作用を無視して、副作用の症状を自己の病気の実体と錯誤しつづける」
○「ライデン・フロスト効果…痛み、苦痛の一時的遮断の効果のこと。
インドの行者の火渡りの術が典型。
塩水を足の裏に塗って熱さを遮断した。
性のSM、入浴しない、性依存症などがこのカテゴリーに入る」
□・作為性の行動
○「自律神経の症状」が該当する…(△印に▲印をつけてください)
△全身倦怠感
△のぼせ
△冷え症
△焦燥感
△物忘れ
△圧迫感
△肥満
△不眠
△ガス症
△耳鳴
△頭重
△偏頭痛
△腰痛
△手、足、まぶた、ほほの震え
△声の震え
△筋緊張
△動悸
△息切れ
△頻尿
△不整脈
△血圧、心拍の動揺症
△胸内苦悶(胸、心臓が苦しい)
△呼吸困難
△呼吸促進
△喉頭異物感
△食欲不振
△流延(よだれが口からあふれる、つばきが口の中にたまる、など)
△口渇
△胃けいれん
△習慣性便秘
△神経性下痢
△多汗症
△無汗症
△じんましん
△皮ふのかゆみ
△残尿感
△夜尿症
△性欲障害、など。
(自律神経の交感神経か、副交感神経の過緊張による血流障害と、
器官の細胞の死滅が原因)
○「トゥレット症候群…顔面、頭、手足を瞬間的にピクつかせる。
まぶたのピクつきの顔瞼(がんけん)チックも当てはまる。
音声チック…発作的に大声を上げる、
チェッ、クソッなどの汚言症、公衆の面前で性器露出、
自分の排せつ行為を話したがる、なども該当する」
○「人をいじめる、威嚇する」
○「見知らぬ人へのナンパ…性行為を強いる」
○「人からの好意を得るために嘘をつく」
○「無言電話、匿名でのいやがらせ」
○「偽名で人をだます」
○「衝動買い」
○「一貫した経済的無責任…義務の放棄」
○「良心の呵責(かしゃく)の欠如…教育、保護の上で、
人に損害を与えることに無関心、もしくは行動の正当化」
○「くりかえされる不注意、ミス」
□・作為性の幻聴
○「音楽が頭の中に鳴り響く」
○「人が自分に言った悪口、批判、うわさの言葉が思い浮んで消えない。
または、しばしば一人の時に思い出す」
○「テレビのアナウンサーなどが、自分に語りかけていると感じる」
○「占いの言葉を求めて、行動の仕方にあてはめる」
○「電波などを通して、自分は支配されている、コントロールされていると感じる」
○「人からバカにされていると思う」「人から変な人間だと思われていると不安になる」
○「大学などの授業で、教師の発言を
自分にだけ好意を向けていることの暗示と受け取る」
○「電話の呼び出し音を、自分への悪意と感じる」
○「他者の咳や咳ばらいを自分への批難と受け取る」
○「他者が話している光景を、自分への悪口、ウワサ、中傷と受け取る」
□・影響感情
○「自然に人と付き合えない」
○「知っている人を見かけても顔を合わせないように道を避ける」
○「自分は、汚物のような臭いを発していると思う」
○「入浴をせず、異臭を発してもいっこうに気にしない」
○「グループになじめず異邦人のように感じる」
○「親しい人と話すと顔がこわばり呼吸が苦しくなる」
○「多人数の雰囲気になじめない」
○「二人っきりで話すと相手を意識してぎこちなくなる」
○「向かい合って仕事をすると顔を見られるのが辛い」
○「会話のときに、視線をどこに向ければいいか分からない」
○「人に、自分の顔、目、話し方が悪い印象を与えるのが心配でたまらない」
○「人と話すと必ず顔がこわばり、嫌な表情になる」
○「自分の近くに人が近づいてくると不安でたまらなくなる」
○「友人の家に行っても家族と打ちとけられない」
○「恋愛、結婚の相手の家族と会うと、自分がどう思われているのかが不安になる」
○「人と目を合わせることが出来なくて下を向く」
○「自分だけがトリ残されている気がする」
○「先のことを考えるといても立ってもいられなくなる」
○「いつも何かを心配して、つねにクヨクヨしている」
○「緊張すると、すぐに身体が震えてくる」
○「自分の本当の姿を分かられるのが怖い」
○「自分の過去の体験が暴露されることに怯えている」
○「自分のおかしいことが人に知れ渡って、相手にされなくなることを不安に感じる」
□・憑依妄想
○「人と話すとき、沈黙が怖い」
○「他者の顔をじっと見つめつづける」
○「自分は監視されている」
○「自分は、夜一人で歩くとき、後ろから誰かがついてくる」
○「人と話すと、視野の中に他者の姿が入ってくる」
○「向い合って話すと、相手の顔をじっとニラむので嫌がられる」
○「植物に話しかける」
○「家に飼っているペットが、自分から生まれたもののように思っている」
○「今日、あった人との会話を思い出して再現して、一人でしゃべる」
○「壁に向かって、一人で会話する」
○「こうありたいと思うシチュエーションを空想して、
ドラマの主人公のようにしゃべりつづける」
○「メールで書かれたことが頭に思い浮んで消えない」
○「ペットの鳴き声が、話し言葉に聞こえる」
○「自分の見る視線が相手の顔を歪める」
○「自分が人を見ると、視線の破壊力が伝染して、自分は犯罪と同じと思いこむ」
○「人から見られることに不安を感じるので、
わざと無表情になり仮面をつけている気になる」
○「いつも表情が乏しくて、無理に笑顔になると泣き顔になり、
本当の自分の顔が分からなくなる」
○「人と話すと、おかしい状況ではないのに、必ず笑い声をあげて話しつづける」
○「人と会話するとき、相手が話すとすぐ自分も話し、
相手が話し止めると自分も止まる」
○「自分は、学歴、家族構成、道徳的な欠陥をもっているので、
人は自分に不快感をあらわす…
目をそむける、窓から外を見る、嫌な奴が来たという合図の咳をする」
○「自分は、恥ずべきことをしたので、身体が腐っていてガスが出るし、
異臭をはなつ汗を出す。これは自分への罰なので、
入浴をせず清潔にもしないままでいる。
家の中をゴミで一杯にする」
○「家の中ではイバリ散らし、外では卑屈になる」
○「人に好かれないので勉強の成績を上げて、他者を心の中で見下す」
○「他者に話した言葉が、相手の気に障ったのではないかと、
いつまでも気にして、ついには謝る」
○「まわりの人の関心を求めてオドケたり、
自分を自分でバカにして、バカにされることを防ぐ」
○「嫉妬心がひどく、自分はいつか見捨てられるという確信をもち、
暴力をふるう。もしくは、恋愛や結婚で自分から別れて、
見捨てられることの局面の不安を回避する」
○「相手の下着、持ち物、排せつ物を所有して心や思考の筒抜けを求める」
◎診断
□「分裂病の第二期」は、「境界型の分裂病」が前景に出てくるエポックです。仕事、学校、恋愛、結婚に「適応している」こと自体が「不適合」を深化させて、病理に無自覚にさせています。
この「適応」の中の「不適合」が『触媒』による「弛緩・しかん」を生成しています。ケータイも『触媒』なら「幻聴、幻覚」も『触媒』です。快感、娯楽、趣味、無為(何もしないこと)はいいことだと自己感情がナットクした時から「世界が没落している幻覚」が生起すると理解しましょう。
- 自分にとって「現実世界」が没落しているように感じます。
- 「第二期」の「作為性の症状」「作為性の思考」「作為性の行動」は、
「第三期」の「支離滅裂」へと進行します。
- 「第二期」の「作為性の幻聴」「影響感情」「憑依妄想」は、
「第三期」の「支離滅裂性の自動表象」へと進行していきます。
- 「第二期」の症状が、「第三期」へと進行しない場合は、
『離人症』を中心に進行して「第二期」の症状を反復させて固定化します。
身体の手足、口、顔、喉の筋肉も廃用萎縮を起こし固まって動きにくくなります。
- 「分裂病」は、「第一期」「第二期」とも、
「社会性の世界」で「Y経路の対象」を「解釈」して「自閉」し、
「逃避」をあらわすということを特性にしています。
「第二期」では「性格」の崩壊が特性をあらわします。
- すると、対策は、ポルソナーレが一貫して伝えている
「経験同一化の法則」の実践です。
- さらに、英会話(鈴木孝夫のいう憧れを中心にした英会話のことです)
などのような「非社会性の世界の行動への逃避を中止する」ことが大切です。
□・分裂病の第三期の症状
「第三期」の分裂病は、一般的に誰もが知っている
「分裂病」の異常現象のことです。
「世界没落感」(第二期)が進化して「能動性の消失」
「人格統一性の消失」をあらわします。(□に印をつけてください)。
□・病理者の「主観的な表現」はほとんど不明瞭となります。
これに代わって「客観的な観察の対象」の症状があらわれます。
□・自分の気持ちと意思による行動の「能動性」が消失します。
□・自我(自分の気持ちの安心の能力、および行動の自己責任性)の
「外界」(認知と認識の対象とのかかわりや反応)との断絶が特徴的です。
□・自我のさまざまな能力の「思考領域」では「支離滅裂」をあらわします。
□・感情面では、「受け容れることの拒否」(治療、教育、対話など)と、
「衝動的・自動的の行為」が常同症的(機械的な反復行動)にあらわれます。
- 診断
- 具体的には次のようなことが該当します。
- 家族、親戚に「分裂病の第三期」にいる人、もしくは「進行しつつある人」がいるのに、「薬で治る」とか「自分たちでなんとかする」という関わり方をしている。
- 「対処療法」に依存して、見せかけの症状に目を向けて「これがこの病気の実体だ」と不適合をあらわしている。(「不眠」や「寝て起きない」「しつこく恐怖や不安を訴えること」「無為、作為の言葉に慣れて放置する」「人に迷惑をかけなければ正常の範囲にある、と差別的(幼児扱いする)」などが不適合)。
- 衣・食・住さえ保護すれば、その他のことは自分の責任ではないと病理そのものに無関心になること。
- 明らかに病的な症状が観察されるのに、あえてその部分は見なくて「テレビのお笑い」や「ネット」、「ゲーム」で楽しげにしているのを拡大解釈して「正常だ」とバイアスに認知、認識すること。
- 「心身の発達、心身機能はその人の資産である」「社会化していくためには、相当程度の自己投資、労力というコストが要る」ことに否定的、および懐疑的であること。
●「分裂病の第三期」は、文明によって生かされている状態です。
「生かされている」とは、「死の四つの行程」に立っていることと同義です。
◎死の四つの行程」
第一の行程…死への「あがき」「もがき」の段階
第二の行程…死ぬことを受けいれて、生きることを諦める段階
第三の行程…前・臨死体験。苦痛感が消える。走馬灯のように、最も愛した人との出会い、会話のイメージが想起する段階
第四の行程…臨死体験。「自分の死」を「もう一人の自分」が遠くから見るという段階
第五の行程…無し。イメージの消滅。
◆まとめとあなたへのメッセージ
1.精神医学史をとおしてみると、「精神分裂病」の考察で最も核心に迫っているのは、ドイツの「H・ミュラー」です。日本の精神医学が欧米よりもはるかに遅れていて、おそらく到達することはありえないだろうと思わせるのは、「H・ミュラー」の「社会と時代の最も高い知性の言葉(言語)との不適合が原因である」という定義を理解できないからです。
日本人は、2008年の秋以降のグローバル・リセッションを契機として、「適応して、境界型の分裂病」に避難することもできなくなっています。
みなさまは、この真実と事実を直視すべきであると思います。こういう主旨で、この『分裂病の自己診断表と自己診断』の「改訂・決定版」を公表します。
2.日本型の分裂病の対策として『谷川うさ子王国物語』(脳を発達させるトレーニング・ペーパー)の「実践実技・通信講座」をご提供しています。
あなたの学習をおすすめします。
3.また、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ(カウンセリング講座)の『カウンセラー養成ゼミ』(プロ教育者対応カウンセリング・ゼミ)と『ゼミ・イメージ切り替え法』(女性向けのカウンセリング・ゼミ、男性の「女性」対応カウンセリング・ゼミ)の受講をおすすめします。日本人が誰でも抱えている「古代原始社会の共同幻想(社会規範との不適合)」がつくる「強迫観念」と「神経症」を克服できる「社会性の知性」が習得できます。
また、日本人が曖昧にしている「自らの不安=行動が止まって自我を滅す甘美思考」(甘え、依存)を正当な知的対象にできて、知的実力が目ざましく向上します。
●お問い合わせは「全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ本部」
TEL03(3496)6645へご連絡ください。 |