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ゼミやニューズレターなどでよく出てくる言葉を解説します。 内容も随時更新していきます。 他にもわからない言葉、追加して欲しい言葉がありましたら、 ポルソナーレ本部までお気軽にご連絡ください。 |
用語 | 解説 | 関連項目 | |
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う | 谷川うさ子 | 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのシンボル・キャラクター。 ポルソナーレの「イメージ切り替え法」の中では、あなたの「頭頂葉」の中に住んでいます。リチャード・バンドラーが定義している「あなたの分身」です。「あなた」と一緒に心の不安を取り除き、真の幸せを実現するためにどこまでも同伴します。 | うさ子のすべて 分からなさの不安 第二の不安 |
え | エクササイズ | 模範の具体例をつかった練習。「カウンセリングの会話のしかたと、心の病いを解決する会話の展開のしかた」の練習のためのモデルです。 | スキル 会話術 |
か | 会話術 | この変化の激しい時代に必要な知的能力とは、相手に正しく伝えられる会話の能力です。変化を読みとり、正しく理解し、しかも正しく把握して伝える能力です。ポルソナーレでは、病識の無い人と「会話」して相手の心の病いを解決する話し方のカウンセリング技法を開発しました。それが「会話術」です。 | 質問術 教育プログラム |
か | 関係妄想 (幻聴のゾーン) |
人間の意識は大別して「了解意識」と「関係意識」との二つで成り立っている。関係妄想は「分裂病」の妄想のことである。「分裂病」は「了解意識」の不全が原因でつくられる。関係意識は正常である。したがって、正常な関係意識の上に過去に聞いた他人の言葉を思い出してイメージすることが関係妄想になる。ここで思い出している他人の言葉が幻聴である。もとより、本人は、自分が思い出しているとは認識せず、「他者から悪く言われている」と錯覚する。それは、関係意識が正常であることが理由になる。 |
幻聴 分裂病 妄想 |
き | 教育プログラム | 「ポルソナーレ式セカンドステップ」(病識の無い人と会話して、会話をとおして病理を解消するカウンセリング技法)では、さまざまな病理の人と会話します。うつ病の人、分裂病の人、強迫観念の人、などです。すると当然「会話の仕方」、会話が目ざす段階的なプロセスが異なります。治すまでの会話のプロットが必要です。治すための教育的な配慮が必要になります。この会話をとおして病理を段階的に解決していく道のりと到達目標が「教育的プログラム」です。 | セカンドステップ 質問術 会話術 |
き | 狭義の分裂病 | 社会参加していない人の分裂病です。「向精神薬」を一週間以上、服用している人も該当します。心的な構造は (1) 現実の事実を「解釈する」という乖離の段階は通り越しています。 (2) 関係妄想(幻聴)のゾーン(「第2の不安」と定義します)にいる人とこの「第2の不安」から逃亡して「美化の妄想」のゾーンの中に入り込み、このゾーンで快感を享受している人の二通りがいます。 「幻覚」は、この「美化の妄想」のイメージが鮮度を失い、快感を感じられなくなって再び「第2の不安」のゾーンに戻ってきた時に生じます。この戻りとは「現実の侵犯」のことです。収奪ともいいます。この収奪がうまくいかない時に「幻覚」や拘禁症状が起こります。 |
分裂病 広義の分裂病 分からなさの不安 第二の不安 妄想 関係妄想 |
き | 緊張 | 自律神経の交感神経が優位、過剰になっている状態。無呼吸状態と心拍の低下が身体的な特徴。アレルギーなどで皮ふにストレスを感じた緊張がつづくと「恒常的な不安」と「恒常的な絶望」にとらわれる。人が自分を嫌っているという被害妄想がつくられやすい。 |
妄想 関係妄想 第二の不安 分からなさの不安 |
げ | 幻覚 | 分裂病の人は、「関係妄想」の不安から逃亡する先の「美化の妄想」が鮮明さを失い、快感を享受しづらくなる。そこで「美化の妄想」を強化するために「現実」を侵犯する。しかし、なかなか「美化の妄想」のとおりに現実から収奪できない場合がある。(サイコパスかソシオパスが収奪する)。この時に「幻覚」が起こる。「欲望の対象」が幻覚になる。あるいは、収奪を阻害する幻聴の「音源」が幻覚になる。 | 狭義の分裂病 幻聴 分からなさの不安 第二の不安 妄想 関係妄想 |
げ | 幻聴 | 一人の時に、人から言われた言葉を思い出し、くりかえしてイメージしている時に「聞こえてくる」と錯覚している「他者のことば」。自分が思い出して心の耳で聞いているということに気づいていない。「分裂病」の「第2の不安」の関係妄想のゾーンで起こる。自分が「現実の事実」と対立的に緊張しているために起こる「不安」が関係妄想をつくる。この関係妄想の具体的な症状が「幻聴」である。 | 幻覚 分からなさの不安 第二の不安 緊張 妄想 関係妄想 |
こ | 広義の分裂病 | 社会参加している人の分裂病です。 (1) 現実の事実を「解釈する」 (2) 現実の事実の認知に乖離が生じる (3) 乖離したイメージの関係妄想(幻聴)が生じる という段階にとどまっています。「人の目が気になる」「声がふるえる」「人がカゲで自分を悪く言っているように思える」「嫉妬する」などが典型です。「逃亡先の美化のイメージ」は、後景に隠されています。 |
分裂病 狭義の分裂病 妄想 関係妄想 |
じ | 時間の軸 | 「過去」「現在」「未来」のこと。「ポルソナーレ式セカンドステップ」の会話の技法として用いる。「問題とは何か?」を明らかにする時に、この時間の軸に合わせて問いかける。心の病いの場合、多くは「過去の問題」があたかも「現在」もあるかのように説明されることが多い。「現在」には問題がないのに「過去」の問題が「現在も問題がある」という場合の「問題」を妄想と定義する。 | 問題意識を共有 セカンドステップ 分からなさの不安 第二の不安 妄想 |
し | 質問術 | 通常の会話では「自分はどうしたいか」「自分は何が欲しいのか」「自分はどうありたいか」という主張、結論がのべられています。ところが心の病いの人の話にはこれがありません。そこで質問をします。この質問の仕方では、相手の正しい情報、考えが導き出せません。よくない質問の仕方にたいして、良い質問があります。適切な質問のテクニックが「質問術」です。 | セカンドステップ 会話術 |
す | スキル | 熟練した技法のエッセンス。これだけは大切な技術、これだけを憶えて身につければ専門の能力としてお役に立ちます、という高等テクニック、知的な能力のことです。 | エクササイズ |
せ | (ポルソナーレ式) セカンドステップ |
アメリカのNPO法人CFC(Committee for Children)が開発した子どもを社会化する教育プログラムから「ポルソナーレ式」の「会話をとおして問題を解決するカウンセリング技法」に再構成したもの。アメリカでは、衝動的、攻撃的行動をやわらげ、段階をふんで社会的な言動を身につけさせる教育プログラム。ここからポルソナーレ式では、ハーバード流交渉術とディベートの会話の技術によって再構成して「会話術」として開発されました。 | セカンドステップ 教育プログラム 会話術 質問術 |
だ | 第二の不安 | 「分裂病」を形成する病的なイメージのこと。分裂病は、現実の事実を恣意的な解釈で認識することから始まる。解釈は、現実と不整合をつくる。すると解釈した人間の観念は「解釈した観念」だけが現実から乖離する。この乖離によってつくられたイメージの世界が「第二の不安」である。ここは関係妄想で成り立つ。幻聴を聞く。 | 関係妄想 分裂病 幻聴 分からなさの不安 |
と | 統合失調症 | 法律用語ではない。日本の精神科医の意思を反映した民間のグループがマスコミなどに提唱した。人権や差別から守ることが目的にされた。しかし全ての精神科医で賛同したわけではない。多くの医師、薬物にたずさわる人は「分裂病」という概念をもちいている。 | 分裂病 |
ぶ | 分裂病 | 心の病いのひとつです。最近は「統合失調症」ともいわれています。精神科医の大半、薬物療法の次元では「分裂病」という概念がもちいられています。英語では「スキゾフレーニー」といいます。「逃亡する病い」という意味です。分裂病の心のしくみは (1) 現実の事実を「解釈する」(認知に乖離が生じる) (2) 乖離したイメージの中に関係妄想(幻聴)が生じる (3) この関係妄想の不安のイメージから「逃亡」する (4) 逃亡先は「美化のイメージの世界」である というしくみで成り立っています。この美化のイメージには「性の快感による美化」(サイコパス)と、「暴力による破壊の快感による美化」(ソシオパス)の二つがあります。 |
統合失失調症 分裂病タイプ 狭義の分裂病 広義の分裂病 分からなさの不安 第二の不安 妄想 関係妄想 |
ぶ | 分裂病タイプ | 性格的な傾向のこと。「うつ病タイプ」との二つがある。人間の意識は、「了解意識」と「関係意識」の二つで成り立っている。「分裂病タイプ」は「了解意識」の不全の傾向をあらわす。「独断と偏見で人物評価をする」「人のウワサ、人のアラさがし、人への好き嫌いの気持ち中心で価値判断をする、など」が分裂病タイプだ。事実や根拠にもとづく「定義」が無いことが特徴。生育歴の中でおもに虐待を受けたことが遠因にある。ちなみに「うつ病タイプ」は「関係意識」の不全である。「分からなさの不安」をつねに感じている。 |
分裂病 |
も | 妄想 | 人間の意識がつくる病的な観念のこと。人間の意識は、夢、表現などをつくるが、「現実」に還元されない観念が病理の意識である。とらわれて、いつまでも持続しているものをとくに「妄想」という。 |
関係妄想 緊張 |
も | 問題意識を 共有する |
心の病いがあって心のトラブルを治したいと思っている人が、必ずしも「どこに原因があるのか」「解決されるべき問題は何か」を正しく把握しているとはかぎりません。表面的な症状に気をとられて、苦しさや辛さを取り除けばよいと思っている場合が多いのです。そこで、発生の原因からとらえて、真に解決するべき問題とは何か?を明らかにすることがカウンセリングの第一段階の目標になります。 | 時間の軸 |
わ | 分からなさの不安 | 人間にとっての「不安とは何か?」の原因を説明する言葉。「分からないこと」が人間にとって最大の不安である。この「分からなさの不安」を放置すると「不安」は「恐怖」に変わる。この「恐怖」とは必ず自分が破壊されるイメージがともなう。不登校、登社拒否、などは「分からなさの不安」が「恐怖」に変わった結果のあらわれ。 |
第二の不安 |
今後も随時更新していきます。
他にもわからない言葉、追加して欲しい言葉がありましたら、
ポルソナーレ本部までお気軽にご連絡ください。