ポルソナーレからあなたへの真実の愛のメッセージ!
『カウンセラー養成ゼミ』『ゼミ・イメージ切り替え法』のゼミ生の皆様、こんにちは。
ポルソナーレのカウンセリング・ゼミを受講していただいていることに、心より、厚く御礼を申し上げます。
ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、現ゼミ生の皆様の御支持をいただいて「脳の働き方」(言葉の生成のメカニズム)を解明しつづけてまいりました。
前回のゼミと、今回のゼミで、脳の働き方の「全体」の構造をほぼ完全に明らかにすることができました。
このポルソナーレの説明する「脳の働き方」(言葉の生成のメカニズム)は、今、世界中で語られている「脳科学」の対極に位置しています。
「脳科学」は、ノーベル賞受賞者の利根川進が語っているように、アメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)と日本の「理科学研究所」が中心になって行なっています。
これはアメリカの議会が「脳の10年」(一九九〇年)に決議して、全米で「脳を研究する」という方針にもとづいて行なわれているものです。 これは、しかし、利根川進が『私の履歴書』(日本経済新聞の連載・平成25年10月24日)でいうように「脳がつくる心・精神」を「脳の神経細胞の反応」に「一元化する」というものです。
すると、人間の脳が生成する「人間的意識の世界」「人間の観念の世界」を否定して、「そういうものは存在しない」と解体するという脳についての考え方が世界のトレンドになっています。 ポルソナーレの脳の働き方の説明は、マサチューセッツ工科大学(MIT)、「理研」を中心とする脳の働きの「一元論」の対極に位置しています。
人間の脳がつくり出す「人間的意識」および「観念の世界」を不問にしたり、無視すれば「人間の世界」は消滅します。これは、哲学者ハンナ・アーレントの『人間の条件』(ちくま学芸文庫)でとても分かりやすく、この上もなくていねいに説明されているとおりです。
人間の「観念の世界」「人間的意識の世界」は、ハンナ・アーレントだけがいっているのではなく、古代のギリシア哲学者、フッサール、ヘーゲル、カント、そして日本では吉本隆明など先達人が説明しているところです。 今、日本も含めて世界の「経済社会」は、アメリカの哲学「プラグマティズム」(効用実用主義)、イギリスの哲学「経験論」(帰納法を中心とする確率理論)が「金融資本」を中心にしてコントロール、支配しています。「脳の働きの一元化」もこの中にくりこまれています。
この世界の動向は、ひとくちにいうと、「人間を心・精神が無い存在とみなす」というものです。
すると、人間を動物一般と同じに扱うというものの考え方が国や社会の中で流通するようになり、「金融」を中心に人間の格差が広がるようになります。 今回ポルソナーレが解明した「脳の働き方のしくみ」は、このような「脳科学」のつくる世界のトレンドと一線を画し、拮抗を経て、優位に立つものです。
ぜひ、説明するところを正しくくみ取り、お役に立ててくださるようお願いします。
◎人間の脳の働きの正しい理解の仕方のポイントをお伝えします
①人間の脳で言葉をつくったり話したり、書いたりするのは「左脳」「右脳」とも「ブローカー言語野」です。
②人間がものを考えたり、活動したり、行動するために一番目に働くのは「右脳のブローカー言語野」です。
右脳の働きを「認知」といいます。
③人間の「左脳」は、「右脳」で認知したものが「イメージ」となって思い浮ぶので、この「イメージ」を「言葉の意味にする」というように働いています。「左脳」の働きを「認識」といいます。
④「ブローカー言語野」は、右脳、左脳ともに「3分の2」(Y経路・交感神経支配)と「3分の1」(X経路・副交感神経支配)とに分かれています。
⑤「長期記憶」というのは、ブローカー言語野「3分の2」の領域のことです。
「長く憶えるから長期記憶」ではなくて、原則として、「いつでも、どこでもイメージを固定して表象するから、長期記憶」なのです。
⑥「短期記憶」というのは、「すぐ忘れること」をいうのではありません。
「ブローカー言語野・3分の1の領域」のことです。ここは「自己意識」といって、その人の欲求、感情、動機を表象します。
「表現」の場合にいちじるしく典型的に確かめられるように、「次々にイメージ(言葉も)が消えてはまた現われる」ので「短期記憶」といいます。
⑦左脳も、右脳も、「ブローカー言語野」の働き方は、原則として、いつも「3分の2」が働きます。「表現」というのは、「ブローカー言語野・3分の2」の働きのことをいいます。
⑧すると、「ブローカー言語野・3分の1」はどうなるのか?というと、「3分の2」の中にくりこまれ、組み込まれるのです。
これは、楽器の演奏でいうと、「3分の2」が「伴奏」です。「3分の1」が「主要旋律(メロディ)」に当ります。
◎これを言い換えると次のとおりです。
(1)ブローカー言語野「3分の2」は「伴奏」に当る。表現では、「モチーフ」「文脈」「論理」「理論」のことである。
(2)「ブローカー言語野・3分の1」は、「主要旋律(メロディ)」に当る。表現では、「動機」「欲求」「感情」のことである。
(3)したがって、話す、書く、読む、説明するという表現は、全て、「ブローカー言語野・3分の2」の言語領域でおこなわれている。「ブローカー言語野・3分の1」に表象する「イメージ」や「言葉」は、この「3分の2」の中に入り込み、「3分の2」の中で言い表わされる。
⑨「共同体」「社会」「国家」「共生」というのは、「右脳・ブローカー言語野・3分の2」のゾーンに恒常的に表象しています。
「共同幻想」「共同幻想としての国家」というのは、「右脳・ブローカー言語野・3分の2」に「恒常的に表象すること」を指しています。
これを簡単に説明すると次のとおりです。
(1)「共同幻想」としての「共同体」「共生」および「社会」は、眼の視覚神経の「Y経路」の機能の「ゲシュタルト形態原理」がつくり出す。これは新生児、乳児から始まる。
(2)このゲシュタルト形態原理は、「論理」「体系」「比喩」もつくり出す。これが「左脳」に移行して、「常識としての法則」「一般法則」になる。
「英語」に典型的な「5文型」は「ゲシュタルト形態原理」から生成されたものである。
(3)人間が「生きる」というのは、表現も行動も、「共同体」「共生」に合致するものでなければならない。現代では、「社会」に適応することが「生きる」(表現する、活動する)ことになる。ここから外れると、脳は、不完全な働き方となり、「病理」を表すのである。
⑩ところで、日本語は、已然と未然が「文法」の柱になっているために「左脳」は「ブローカー言語野・3分の1」しか働いていません。「3分の1」は「主観」であるため、日本人は、「共同体」「社会」「共生」および、「一般法則」「常識としての法則」が無く、孤立しています。これが、日本人の病気の根拠です。
⑪現在の欧米人はどうか?というと「左脳・ブローカー言語野・3分の2」に「帰納法」による「確率理論」を表しています。
「共同体」「社会」「共生」に対応する言葉、論理、一般法則や常識としての法則がありません。
ここに「ブローカー・3分の1の主観の言葉」をくりこんで、「確率理論による主観」を表しています。
これが、現代社会の崩壊、荒廃の根拠です。
今回も、皆様のポルソナーレのカウンセリング・ゼミの学習がよりよい学習成果を上げてお役に立つことを心よりお祈りしています。
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