ゼミ・イメージ切り替え法バックナンバー 8期~ | ||
---|---|---|
新カリキュラム(第8期より)のバックナンバーです。 いずれもビデオ(DVD)試聴を受け付けております。 |
バックナンバー3期(平成13年度) バックナンバー4期(平成14年度) バックナンバー5期(平成15年度) バックナンバー6期(平成16年度) バックナンバー7期(平成17年度) バックナンバー8期(平成18年度) バックナンバー9期(平成19年度) バックナンバー10期(平成20年度) バックナンバー11期(平成21年度) バックナンバー12期(平成22年度) バックナンバー13期(平成23年度) バックナンバー14期(平成24年度) バックナンバー15期(平成25年度) バックナンバー16期(平成26年度) バックナンバー17期(平成27年度) バックナンバー18期(平成28年度) バックナンバー19期(平成29年度) バックナンバー20期(平成30年度) お申込、お問合せ |
ゼミイメージ切り替え法 バックナンバー8期(平成18年度) | ||
---|---|---|
2月11日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 |
● 「ゼミ・イメージ切り替え法」は、今回より「第8期」をスタートします。「第8期」よりの教育方針、カウンセリングの目的は、「教育課程コース」です。「教える」「導く」「育てる」カウンセリングです。 ● ゼミ・イメージ切り替え法の既定方針の「脳の働き方と言語の学習回路」「浅見鉄男・井穴刺絡学」「神経言語プログラミング」「ポルソナーレ式イメージ切り替え法」「妄想対策の特別の個人指導」は、ポルソナーレのカウンセリング理論として継承されます。「第1期」から「第8期」までのゼミのDVD、ビデオ、ニューズレターは指導教書としてお役立てください。 ● 「第8期」の二月の一回目の本ゼミは、「気持ちの安心」が学習テーマです。 人間は、「気持ちが安心」しないとものを正しくものを考えることができません。なぜならば「気持ち」には、「欲求」と「欲望」のことだからです。「欲求」とは、おもに生理的身体に属しています。「欲望」とは「心や精神」に属しています。「気持ちを正しく安心させる」にも、能力と方法とがあります。その方法を正しく学ぶことが、「生きていく能力」になります。今回は、いくつもある「気持ちの安心の方法」をカウンセリングの基準として学習します。 |
2月25日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 新カリキュラム・ゼミ・イメージ切り替え法 初級クラス、ワンマン・カウンセラー (D級、№4) 学習ガイダンス 「男性の気持ちの安心」 「女性の気持ちの安心」 |
● ポルソナーレのゼミ「ゼミ・イメージ切り替え法」の「新カリキュラム」の2月の二回目です。学習のテーマは、次のとおりです。 〇「男性の気持ちの安心」と「女性の気持ちの安心」 学習テーマ(1)・「欲求」「欲望」 学習テーマ(2)・「気分」「心情」「感情」 学習テーマ(3)・「媒介」「人間関係を強固に成立させ、永続的に持続させる橋渡しの内容」 学習テーマ(4)・「男性の気持ちの安心の条件と方法」 学習テーマ(5)・「女性の気持ちの安心の条件と方法」 |
3月11日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 |
● 「カウンセリングとしての気持ち」とは、一般的にいわれている「気持ちがいい」「心地良い」などの意味とは異なります。定義は「欲求」(身体が生きる)「欲望」(心や精神が生きる)という必要と根拠を実現する、というものです。 ● 「気持ち」には、心の構造があります。「気分」「心情」「感情」がそれです。また「気持ち」は、脳の中枢神経の「視床下部」によってスタートします。視床下部から始まる「欲求」「欲望」は、「男性」と「女性」とは視床下部の中枢神経も自律神経の働きの機能も正反対に違っています。女性は「視索前野」が人間関係の能力、言語能力をつかさどっています。男性には、人間関係や言語の能力はなく、ただ欲望実現のGnRHを分泌し、空間認知能力をもつだけです。 ● すると、お分りのように、「女性」と「男性」の「気持ちの世界のしくみ」も、「気持ちの安心の仕方も、気持ちの不安のあり方」全く異なるのです。 男性と女性は、お互いにこのように正しく分かることが、お互いに正しく、仲良く、力を合わせて共に人生を生きていく知的能力と実力の根拠になるのです。 もちろん、母親が「子ども」(女の子も、男の子も)を育てる場合の教える、育てる、導くことの教育の基準にもなるのです。 恋愛や友人関係の中のコミュニケーションの会話の能力のためにも、非常に重要な学習です。 |
3月25日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 新カリキュラム、ゼミ・イメージ切り替え法 初級クラス、ワンマン・カウンセラー (D級、№6) 「男性の心の病いの 発生のしくみ」 「女性の心の病いの 発生のしくみ」 |
● 「男性」と「女性」とでは「心の病」のあらわれ方は全く違うということをご存知でしたでしょうか。「心の病」は「右脳でつくられるイメージ」(妄想になったイメージ)が原因でひきおこされます。「男性」の場合は「身体」に痛み、苦痛を感じると「右脳の正常な働き」が停止します。そして「逃避のためのイメージ」をつくって代替えにします。これが次の新たな「心の病」(精神活動の崩壊が起こります)をつくり出します。 ● 「女性」の場合は、まず、「身体に症状をつくる」というように心の病はあらわれます。「右脳に喚起されるイメージ」は、「社会」(仕事、勉強にかんするイメージ)を瓦解させてしまいます。全ての女性ではありませんが、「人間関係」などでつまずくとすぐに仕事を辞める、勉強を放棄する、ということをおこなうのは右脳に正しい言葉のイメージ(意味のイメージ)が消滅することが原因です。 ● 「男性」は女性を必要とし、「女性」は男性を必要としています。恋愛や結婚がうまくいかなくて諦めている人は、「女性」と「男性」のうち、とくに「男性」が自分の心の病について無関心になり逃避のイメージをつくるケースが多いからです。 「女性」はこのことに全く気がつきません。 むしろ同情したり、女性自身が心の病の男性を「社会参加」の代理にする場合があるからです。 その結果、「女性」もまた、「男性」と同じ心の病の道を歩くことを強いられていくのです。 ● このゼミの学習は、「男性」はもちろんですが、むしろ「女性」の皆さんにとっては必須のゼミです。 |
4月8日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 新カリキュラム、ゼミ・イメージ切り替え法 初級クラス、ワンマン・カウンセラー (C級、№1) 「男性の社会不適合」 「女性の社会不適合」 |
●「社会不適合」というと「仕事に行けない」「職場で人間関係をつくれない」「友人がいない」「引きこもっている」「結婚できない」「恋愛を諦めている」などのようなことだと考えているかもしれません。これらのようなことは、結果のことがらです。「不適合が深くなって、負の発達を身体につくっている」という状態のことです。カウンセリングから見た「不適合」とは次のようなものです。 ● 男性の社会不適合…「自分の快・不快の気持ちをガマンできない」「自分の欲求の感情を抑制できない」「相手の話を聞かないで決めつける」「相手…とくに女性や子ども…の話を最後まで聞くことができない」、などです。 ● 女性の社会不適合…「好きなものは何でもやるが、嫌いなものはガンとして拒絶して何もしない(できなくなる)」「遠くにあるものは自分を脅かし、不安に陥れる」「目に見えないもの、手に触れないものは存在しなくて自分を不幸にさせるものだ」、などです。 ● これらの「社会不適合」は、「自我」(じが)というものについての正しい家庭教育がおこなわれていないことから起こります。「自我」とは「自分で自分の気持ちを安心させる能力」のことです。「小学4年生」から「性的な機能、能力」が発達しますが、この「性的な機能、能力」が「自我」の柱になっています。「血縁意識」ともいい、直接、身体に「快感による気持ちの安心をもたらす」という「安心の方法」です。 しかし、全ての「他者との関係」は、「血縁意識」によっては成り立ちません。もしこれが教育によって改善されないと、「仕事」「学校」「社会」の中の人間関係の中でリスクを発生させ、損害をつくり出します。このリスク、損害がコンプレックスとなり、「社会性の世界」で自分の「不適合」にぶつかるのです。 |
4月22日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 新カリキュラム、ゼミ・イメージ切り替え法 初級クラス、ワンマン・カウンセラー (C級、№2) あなたが気づかない自分の 対人関係の病理 臨床・日本人の男性と女性の分裂病の症状 |
●今回は「臨床」ということを学習します。日本人がずっと昔から変わらずにかかえてきているのは「人間関係の病理」です。「人間関係の中の」ではなくて「人間関係についての病理」です。多くの日本人はあまりにも長い間、「人間関係の病理」を毎日の人間関係の中で感じつづけてきているので、「自分は正常だ」と思いこんでいるくらいです。 |
5月13日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 新カリキュラム、初級クラス ワンマン・カウンセラー C級、№3 臨床・ 日本人の対人観との 対話法 最良の関係をつくるイメージ療法 |
日本人が「大正時代」からずっと引きずってきている「対人意識」というものがあります。それは、「母親と子どもの関係」の中で学習されてきているものです。「自分は相手から見られている」という意識は、「母親が子どもをつねに見ている……見守っている。見届けている。目配りしている」というように「母親の顔と眼」をイメージして身近に感じ取る、というかかわり方の中でつくられてきています。日本人の「住居の作られ方」「家の中での生活の仕方」の中で「相手を意識する」ということが「人と人との間の距離をちぢめる対人意識」の学習の仕方になっています。「母親の顔色をうかがう」「母親の表情を感じとる」などの中で学ばれているのです。依存や甘えという「安心感」をたしかめ、さらに、「母親の顔色がよくない」ときは、つねに「対人不安を意識しつづける」というのが、日本人に特有の「擬似血縁意識」という対人意識の脳の働き方のしくみになっているのです。これらのことは、あるがままの現実というものです。いいとか、わるいという問題ではありません。しかし、さまざまな「見られることへの不安」の症状をひそかにかかえている人とどのようにコミュニケーションをやっていくのか?という対話の技術をもたないと、いわゆる「自己実現」といわれている「個の確立」(社会化)のための「言葉中心の会話」は、人生のはるかかなたにあってひょっとして生涯、到達することはできないかもしれません。まず、日本人に特有のひとりひとりが独自にもっている「擬似血縁意識」とどのように合わせるか、そして、どのように相手の不安感を消して安心関係をつくるのか?がみなさんの課題になります。こんなふうなテーマで「対話法」「イメージ療法」(リチャード・バンドラー)をレクチュアします。 |
5月25日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 初級クラス ワンマン・カウンセラー C級、№4 臨床・ 日本人の対人緊張との 対話法 相手の不安を取り除く イメージ療法 |
日本人の「対人緊張」のつくられ方は、家の中でかくべつのトラブルがなくてもつくられます。もともと日本人の対人意識は「血縁意識」を主体にした「まなざし」「目の表情」「顔色」によって情緒的なかかわりがつくられているからです。 ところが、子どもの目と耳に、「母親」がなんらかの事情で「しゃべらない」「沈黙する」「声が低くなり、話すスピードが遅くなる」などが感じとられると、子どもの脳の働き方の視覚野には「母親の表情、まなざし」が思い浮ばなくなります。見えなくなるのです。すると、子どもは自分が安心するための態度、ふるまいが分からなくなるのです。これが最初の「対人緊張」です。また、「父親」とのかかわりの中で、父親の言葉が「指示」や「修正」「教育」などがおもなものであった場合、「子ども」は、父親の「顔色」「まなざし」が「見えない」と感じ、どんなふうな言葉、態度、ふるまいを「気づかい」として差し出せばいいか?ととまどいます。日本人の「対人意識」がつくる緊張と不安の実体をしっかり学んでみませんか。 |
6月10日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 初級クラス ワンマン・カウンセラー C級、№5 臨床・ 日本人の対人緊張の 起源 相手の緊張を緩和する イメージ療法 |
日本人の対人関係の中の「対人緊張」の起源を解析的にお話します。会社も社会制度も、組織も、鎌倉時代からつづいている「家を擬制化したシステム」がつくられていました。このような「仕事」(社会)に参加するための、「見られている」ことにたいして「自分も相手を見て、相手が喜ぶように合わせる」という行儀作法、礼儀作法をどこでも学べなかった人は、「いたたまれない」「恥かしいので身を隠すしかない」「見られたくないので、姿を消して自分を処罰する」という緊張を感じたのです。明治時代の教育制度を体験した人が「大正時代」になって、いっせいに「人から後ろ指をさされている」「人の前で恥をかいている」という不安を感じました。これが日本人の対人緊張のルーツです。正しい知性によるコミュニケーションの能力を学習していない日本人は、昭和、平成をへて「対人緊張」を今もなお、かかえているのです。 |
6月24日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 |
「日本女性の知性」のモデルについてお話します。モデルは「樋口一葉」です。ふつうの日本の女性は、「母親」になるための知性を身につけていたわけではありません。もちろん、子どもを産み、育てる、という直接の血縁意識の中の「母親」ということは、体験的によく分かっていました。では、社会的な価値をもつ「母親」および「子ども」とはどういうものか…人から後ろ指を指されないようにどういう「対人意識をもてばいいのか?」……などは分からなかったのです。 「樋口一葉」は、父親が死んだ18歳から、母親と妹を養うという生計をにないます。家の外に出て、「擬制の血縁」の「子」の位置およびその対人意識とはどういうものか?を「知的」に学習しなければならなかったのです。「母親」のまなざしや目の色をヴィジュアルにイメージできたときに「母親になるとはこういうことだったのか」という「母親になるための知性に到達します。 |
7月8日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 臨床・ 日本女性の非知性と 子ども意識 「大正時代の身の上相談」 (カタログハウス編) 人を嫌う緊張をなくす イメージ療法 |
「視線恐怖症」は、大正時代に激発しました。「大正時代の身の上相談」から「女性」の相談の事例をご紹介します。お読みになると、多少の言葉づかいはともかく、書き方も悩み方も、考え方も、今の平成時代とそっくりで、ほとんど変わるところはないことにお気づきになられるでしょう。家の外では誰もが「見られる人」になります。これが「擬制の子ども」という位置です。この「擬制の子ども」の位置は、短くて1年以内に「擬制の親」の位置に立つというものでなければなりません。少なくとも3年以内にそうならなければ、その人は、悪化した「擬制の子ども」という脳の働き方になってしまうのです。この例が「視線恐怖症」です。 まずは、「イメージ療法」で脳の中の思考と行動のパターンをコントロール可能にして、新しくつけ加えて、「擬制の親(母親、父親)」になるための社会的な知性を手に入れる、…こんなことをレクチュアします。 |
7月22日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 臨床・ 日本の対人意識と 対人不安のしくみ 「大正時代の身の上相談」 (カタログハウス編) 不眠・幻聴を治す イメージ療法 |
「擬制の子ども意識」がつくる病理のしくみをお話します。右脳のウェルニッケ言語障害は、大正時代もさまざまな病理をつくり出していました。典型的には「社会性」ということを不問にした「恣意的な解釈」です。社会の中でさんざん遊んだり、娯楽にのめりこんだあげくに、自分の不遇の身を嘆くという「発言」や「行動」です。最小限に社会的な個人同士の精神を交流させ合う欧米風の「マナー」も崩壊させて、生の感情をあらわに露出させる、という事例を見ることができましょう。平成18年7月20日に報道された「昭和天皇」の発言メモの中の「親の心、子知らず」とは、まさしく、「親になりきれない、親になる道が分からない、親になることの意義が分からない」という位置と脳の働き方がつくり出しているのです。まだ、「親の位置」に立つことに望みをもっている人のために、イメージ療法による「不眠」「幻聴」の治し方のプログラムをご指南いたします。 |
8月12日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 臨床・日本人の対人意識と 「母親のまなざし喪失」 「大正時代の身の上相談」 (カタログハウス編) 重い不眠症を治すイメージ療法 |
結婚して子どもを産んで育てているのに虐待したり、殺害している母親のケースが「事件」として報道されています。これは、生育歴の中の「乳・幼児」のころから、「母親のまなざし」という「擬制の母親」の能力を「脳のブローカー言語野」に記憶していないためです。これは、森田療法のいう「神経質」(ヒポコンドリー)というコンプレックスとして性格を形成します。自分が社会的に「責任」をになう場面では視覚のイメージの喚起力が「ゼロ」か「マイナス」におちいっているので極端な「子ども意識」を「ものの考え方」としてあらわすのです。その生育歴の中のトラウマとは「母親が食事の用意をしなかった」「言葉で説明することを弾圧的にくりかえした」「家出した」「子どもに泣きながらグチを言った」などです。現代の「母親の喪失」の病理の実体をわかりやすくレクチュアします。「重い不眠症」で悩んでいる人へは、「イメージ療法」がお役に立ちます。 |
8月26日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 臨床・日本人の対人意識と 「母親の社会性喪失」 「大正時代の身の上相談」 (カタログハウス編) 重い幻聴を治すイメージ療法 |
●日本人の心の病いは「大正時代」に始まりました。それはまず「女性」の心のトラブルとして起こりました。ケースでいうと「虫が嫌い。夫の顔も虫に見える」「皮ふ病・禿頭病がうつるのが恐い。だから植木、子ども、家具にも毎日、消毒液をふりかける」などといったふうです。今ふうにいうと強迫観念、パニック障害、社会不安障害にあたります。 ●一体、なぜ、大正時代に日本人だけに特有の心の病いがかくも激しく起こったのか?というと、「子育てをおこなう母親」が、自分の子どもに「言うことを聞きなさい」「どうしてお母さんの言うことを聞かないの?」「だめでしょう」と話しかけたからです。もし、みなさんが「それがいったいなぜ不都合なのか」とお思いになれば、「ある日、突然、パッと家を出て夫と子どもを捨てた妻」と同じ心身の状況をくりかえします。 ●これは、「聴覚障害」がつくられていることの事例になります。日本人の「対人意識」のルーツを学びませんか。 |
9月9日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 臨床・日本人の 「母親のまなざし」と知性の発達 「9・11 ユナイテッド93」 (テロリストと闘った 乗客たちの記録) 若さと青春を回復させる イメージ療法 |
●日本人の対人意識の最大の特徴は、仕事、勉強の中で「ミス」を指摘されると「キズついた」というものです。日本は、「距離のない一体感」を人間関係の「本当のあり方」と考えているので「キズついた」という特有の言い方をします。「右脳・ウェルニッケ言語野」での思考パターンの特質です。 ● 「擬制の子どものまま」の人が、キズつき、キレてイバるなど「大脳辺縁系」で生の感情を露出させるのです。同じ状況で欧米人はどう考えるのか?のケースとして「9・11 ユナイテッド93」をご紹介します。「右脳・ブローカー言語野」の視覚のイメージを中心に、「左脳・聴覚野」をとおって、「左脳のブローカー言語野」で「ものを考えている」ことがよく分かる事例です。 ● 「遥かなりマンハッタン」(9・11事件)のゼミにつづく「遥かなり愛する人よ」のモチーフで、リアルな現場の再現と追悼、そして、日本人が忘れ去っている「右脳・ブローカー言語野」の働き方をお伝えいたします。 |
9月23日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 臨床・日本人の 「擬制の子ども意識」の真実 「幼児化社会の経済学」 (竹内靖雄) 逃亡と逃避を解消する イメージ療法 |
●「元・オウム真理教の"信者"」が話題になるときに必ず言われるのが「高学歴なのに」「知性もあるのに」…です。「右脳・ウェルニッケ言語野」は、「舌」「皮ふ」「左目」「左耳」を中心にして「触覚を認知する」というしくみをもちます。すると、「何のイメージも思い浮ばない」のです。 ● そこで、「イメージ」をつくる必要があります。それが「くっつけ」です。手で書いて、書いて、書きまくって記憶して、食べ物を呑みこむように自分と一体化させて「同一化」させて憶えます。しかし、「くっつかないもの」があります。「言葉の意味」です。(概念の意味とその脈絡。体系。系統性など)。「ここに書かれている文章の主旨、モチーフは何?」と質問されると、「社会的に無価値だと評価されている」という「孤立」が発生します。 日本人の「幼児化」は、生育歴の中で失われた「母親のまなざし」を求めて「社会性」を「右脳・ウェルニッケ」に「記憶していないこと」がつくり出しているのです。 |
10月14日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 臨床・日本人の「子育て」がつくる 病理のしくみ 『名もなき毒』(宮部みゆき) 人生のつまづきを乗り越える イメージ療法 |
●今回のケーススタディは、宮部みゆきの『名もなき毒』から「日常的に嘘をつく人」の病理のエピソードを取り出して再構成してご紹介します。「右脳・ウェルニッケ言語野」が「扁桃核」の好き・嫌いにむすびついている、ということが、「嘘をつくこと」にまで進行していく脳の働き方というものがあります。それは「右脳・ブローカー言語野」の「3分の1」の記憶の領域でのみ「暗記しつづけること」をおこなうことが原因になっています。 ● 「右脳・ブローカー言語野の3分の2の領域」の「抽象」を憶えることができない「カベ」にぶつかった時に、すでに「憶えていること」まで社会的に無価値になるのです。「そんなの、聞いてません」「そんなの、不公平じゃない?」というような「発言」は、どなたも体験したことがあるのではありませんか?「名もなき毒」とはいいえて絶妙なネーミングでです。脳を退行化に導くのは「ノルアドレナリン」ではなくて「ドーパミン」という快感物質なのですから。 |
10月28日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 臨床・日本人の対人意識「母親のまなざし」の喪失がつくる「全般性不安障害」 「逃亡」(ESCAPE・帚木蓬生) 強迫性の不安を消す イメージ療法 |
●ケーススタディの『逃亡』は、第二次大戦が敗戦になった日、中国(香港)にいた日本軍の中の「憲兵」が戦犯に問われたり中国人による報復を恐れて逃亡し、連合軍の命で、日本の警察から追われる、というストーリーです。 ● 「元・憲兵」らが次々に処刑されていく中で二人の「元・憲兵」は、「天皇」のことや「連合軍」(とくにアメリカ)のおこなった原爆投下について真情を吐露します。彼らの発言と二人を支持する家族、友人たちの言葉をとおして、日本人にとっての「母親のまなざし」(天皇)は、当時の政治家、軍部の脳の働き方の中でどのように喪失したのか?を浮上させます。 ● 「全ての日本人が読むべきだ」というキャッチです。今の日本にあいついでいる「小学生のいじめ、いじめられ」「父と母からの虐待」、そして、「やや増加している出生率の上昇」の中での「子育て・育児」など、日本人の脳の働き方のメカニズムをご一緒に考えます。 |
11月11日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 臨床・日本人の親子関係が つくる「パニック障害」の 脳の働き方のしくみ 『奈良医師宅放火殺人事件』 (IQ130天才少年を凶行に走らせた 地獄の日々) 「もの忘れ」を回復させる イメージ療法 |
●「いじめるのが、なぜ悪い?」「子どものしつけで叩くのが、なぜ悪い?」「子どもが働きにいけないのがなぜ悪い?」…というのが、今の日本の総心の病いの状況です。これらは「全般性不安障害」といいます。また、暴力をふるう、キレて怒鳴る、自殺する…などは、「パニック障害」といいます。 ●脳の働き方は「発達」か、もしくは「退行化」のどちらかに向かって働いています。「退行化」の場合は、「幸福のボタン押し」といわれる中隔核で脳内最強の快感のドーパミンが分泌します。 ●「努力して進歩するのは苦しい。しかし、悪くなって、破滅するのは一瞬。しかも解放感や高揚感がある、といわれているのは、「脳の働き方」の快感報酬の原則にもとづいているのです。 ●「全般性不安障害」の特徴は、自分の言葉、行動が「危機」をつくり出していることに全く気がつかなくいというものです。 ●今回のゼミでは、「危機的な状態」とはどういうものか?をくわしくレクチュアします。 |
11月25日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 臨床・日本人の父親と母親がつくる全般性不安障害と心の世界 『19歳』 (一家4人惨殺犯の 性格プロファイリング) 逃避の気持ちを解消する イメージ療法 |
●日本人の脳の働き方は「人間関係が第一優先」「言葉の学習は、後回し…人によっては社会的な意味をもつ言葉はほとんど身についていない」、になっています。この中でのコトバは、唯一、自分と同化、一体化するための対人関係のボキャブラリーのみです。 ●すると、「右脳・聴覚野」(人間の言葉は覚えません。動物の声、うなり声、叫び声を認知します)に、日常の会話の中で学習した「言語」(話し言葉)が流し込まれて、次々に「動物の鳴き声化、叫び声化、うなり声化」されるのです。これは、自分が学校で学習したり、「本を読む」「文章を書く」といった書き言葉はまっ先に破壊の対象になります。これが、日本人の「聴覚障害」のリアルな実相です。 ●ポルソナーレのゼミが切りひらく新・脳の働き方にもとづく「性格プロファイリング」をマスターすることが、仕事の実力、生きていく勇気、心の香りのする人間関係の能力を「脳の働き方」として発達させます。 |
12月9日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 臨床・日本人の父親と母親が つくる聴覚障害のメカニズム 「サル化していく 日本人の脳の構造」 (ビートたけしの達人対談・ 正高信男) 「気になる言葉」を消す イメージ療法 |
●「理性(リーズン)には理解できない動機(リーズンズ)というものがある」(パスカル『パンセ』)というときの「動機」に当るのが「キャラクター」です。人間は、社会的な教育と学習によってキャラクターをコントロールしていくというのが世界的水準での「子どもへの教育観」です。 ●しかし、日本人に限っては、もともと「無責任の体系」(丸山真男)というものが「脳の中」につくられていて、ニート、ひきこもり、フリーター、何年もつづく薬物療法を放置し、社会的に責任をもとうとしないという現実があります。これをつくって、持続させているのが「キャラクター」(気質の性格)です。その直接の原因は「右脳・聴覚野」です。ビートたけしと正高信男は、こういう日本人のリアルな言動を指して「サル化している脳」と言っています。 ●脳の働き方を科学的に分かって、これにもとづく「イメージ療法」をマスターして、新しい年の門出を幸せと豊かな充実に向かってスタートしませんか。 |
12月23日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 日本人の家庭に酒鬼薔薇聖斗をつくらない 母親がつくる子どもの聴覚障害とは 「理想の自分」を実現する イメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
●日本人は、性的なことは好きだが、しかし、正常な性的な能力は非情に歪んでいるとは、誰もがよく知っている事実です。性の関係の中で、「目の前の相手とは無関係の全く異質のイメージをつくって性的な快感を得る」というものです。母親が、性についてしゃべったり、性的な印象をインプットさせる、ノーマルな性の関係を嫌がる、などが原因です。 きっと、誰にでも覚えがあって、無意識の記憶に刻印されているでしょう。 ● 「神戸・連続殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗・A」のケースをとおして、「なぜ、性的サディズムがつくられたのか?」の原因を明らかにします。母親による関わりが、思春期・成人しての「性の能力」をいびつに歪めていたことを、プロファイリングの手法をとおしてお話します。「酒鬼薔薇・Aの現在」を一橋文哉の連続3回のルポより、日本人誰にも共通する「母親が子どもの性的な能力を崩壊させる」という好例のモデルとしてご紹介します。 |
1月13日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 罪を犯さねば生きられない人々 『累犯障害者』(山本譲司) 知的実力の自分を実現する イメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
● 人間の脳の働き方は、三つの「人格」をつくり出します。パーソナリティ(社会的な知性の学習で発達)。キャラクター(距離のない対人意識がつくる。身体への同化、一体化を欲求する。ものごとをクローズ・アップの視覚のイメージで理解する)。 ● トカゲの脳の人格(右脳・ウェルニッケの触覚の認知しか働かない。言語能力を喪失する。人の話すコトバを次々に忘れていく。痴呆や身体機能の自己疾患を血流障害によりつくり出す。食べること、寝ること、性的な欲望の生(なま)の感情が安心と快感の対象になる)。パーソナリティという知的コトバの学習の欠如がつづくとどうなるのか?のモデルがケーススタディの『罪を犯さねば生きられない人々』(累犯障害者、山本譲司)です。 ● 「団塊の世代の大量定年退職」は、この「パーソナリティの喪失」によりいっそうの拍車がかかるというところに本質があります。「キャラクター」しか働かない脳が、パーソナリティを回復できるのかどうか?について、どなたも考えるべきだとは思いませんか? |
1月27日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳 の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 性を売った知的障害女性の晩年 『累犯障害者』(山本譲司) 自分より立派な人に感じる 不安を解消するイメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
●「性を売る」ということは、「非社会性の世界のおシゴト」の典型です。類似したおシゴトはたくさんあります。乱脈かつ過剰な性体験も含みます。こういう経験をもった女性が、ケッコンし、子どもを産むとその子どももまた「知的障害者」になる、という実例がご紹介しているケーススタディです。 ●生育歴、家庭環境が、実質的な「父親不在」になり、「知能指数」が100以下、70以下になります。これが「知的障害」の実体です。社会性の世界の「仕事という形式」との関係を壊すとまず聴覚障害が起こります。次に、「知的な対象という内容」との関係性に背中を向けると「社会の中のコトバ」が全く分からなくなります。「知能」を壊す行動が反復してくりかえされ、いよいよ知的障害が日常化していくのです。 ●ポルソナーレは、脳の働き方を「イメージ療法」でムリなく、楽しく、感動的に変えて発達させています。この機会に、ぜひ、ポルソナーレのゼミに参加なさいませんか? |
ゼミイメージ切り替え法 バックナンバー9期(平成19年度) | ||
---|---|---|
2月10日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 性を売ったことのある女性の人生 『風俗嬢、その後』(酒井あゆみ) 言い返さずにはいられない 不安を消すイメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
● 問い… 「自分の部屋の中のそうじがなかなかできない。」 回答1・「誰にメイワクをかけているわけじゃないし…」 回答2・「私の母親は、もっとヒドかったよ。」 回答3・「見かねて、母親とかがやってくれるのでカンシャしています」 ● 自己診断 |
2月24日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 性しか売れない女性の人生 『風俗嬢、その後』(酒井あゆみ) 何もできない不安を解消する イメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
●ゼミ・イメージ切り替え法は、今回のゼミよりステージをステップアップさせます。「女性向けのカウンセリング・ゼミ」「男性の「女性」対応ゼミ」です。 ●日本人女性は、「右手、左手の対人意識」をなおつづけていることにより、「社会性の知性」の「形式」ともかかわれなくなっていてなお、距離をちぢめることをものの考え方と行動の基準にしています。そこで「右手、左手」の距離もなくして、「まるごと自分の身体に同化させる」というアディクションを発生させています。そのけっか、「子どもの人生を破壊」「男性のコトバの能力、対人能力の破壊」をくりひろげています。 ●こんな「最低の社会になりつつある日本の社会」で、本格的に社会性の知性を志向する女性(男性)のために、本物のカウンセリング( 社会教育)を提供します。 |
3月10日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 収入源のために結婚して 家庭内セクハラを諦めている 女性たち 『セックスレス』(家田荘子) 知的能力を発達させる イメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
●「女性サイド」から見た「セックスレス」です。女性は、先天的に「視索前野」に「人間関係の能力」と「言語能力」の機能を有しています。しかし、「右脳・ブローカーの3分の1」に「触覚の認知」しか記憶していない女性は、自分の「視索前野の機能」から内発的に不安や緊張を強いられるのです。ここでTRHが分泌されなくなります。最初のセックスレスは、GnRHのみの分泌が起こって、「性の快感をくれる男なら誰でもいい」というように始まるでしょう。
●しかし、やがて視索前野の機能は、何人かの男性と性の関係をもつことによって「対人関係の能力」も「言語能力」も崩壊していくので、やがて「中性化」(乳ガンや子宮ガンなどを招く)した女性に退化しつづけます。 ●「セックスレス」とは、脳の働きの崩壊のことです。「性」は左脳の働きを推進するものだからです。 対策は、ポルソナーレの「ゼミ」という「社会性の知性のかたまり」と関係づけをおこない、関係の中身を充実させることが必須の条件です。 |
3月24日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 結婚したら夫がキライに なる植物女性たち 『セックスレス』・Ⅱ(家田荘子) 知的能力を発達させるもう一つの イメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
●今回の「セックスレス」の女性と男性のケーススタディは、「結婚したら夫が嫌でしょうがなくなった」「夫との性の関わりはヤでヤでしょうがない」といった「女性」たちにスポットを当てます。 ●では一体、なぜ、「事態の改善の努力をしないのか」の、脳の働き方の真実を明らかにします。もともと、女性の脳の視床下部の「視索前野」の「言語の能力」「人間関係の能力」の機能が、「社会性の世界の形式」(ルールや約束、きまりといった規範)にも適合していないために、自律神経の交感神経がつねに過緊張をつくり、このストレスによって「副交感神経優位のハイパーリラックス」の最低限の社会生活を送っています。 ●「下層」からさらに「下流」へと流され、押し流されて漂流しているのです。たいてい、バーチャルな擬似社会と関わっているので自分の危機的な状態にも気がついていません。こんなタイプの女性が「結婚」すると、今の日本では、たちまち「植物状態」におちいるという事例を学習します。 |
4月14日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 結婚したら夫を敵視する 女性たち 「夫を監視する妻たち」 (横田由美子) 依存症を止めるイメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
●ケーススタディの「結婚したら夫を敵視する女性たち」です。夫(男性)は、社会的地位もあり、社会的に成功をおさめている男性の諸氏です。妻(女性)は、メールをつかって監視します。夫のパソコンや電子スケジュールのソートなどを調べます。ケータイを活用して「何時に帰宅する」「今、どこそこにいる」と写真や短いメール文を妻に送るように要求します。夫(男性)は、女性(妻)の逆上や、敵視、怒りのスイッチが「脳」の中に入ることをおそれて、諦めて、言いなりになります。 ●こういう女性(妻)の性格の傾向は、かくべつのトラウマのようなバッド・イメージを抱えているわけではありません。むしろ「私には、一点の非もない」という女性が「夜叉に変貌する」のです。「いい人がいたらすぐにでも結婚したい」「あの人の姿を見れば、胸が高鳴る…大好きな人」という思いをもっている女性が結婚すると、なぜ、「夫(男性)を敵視するようになるのか?」の、「脳の働き方」を、誰にも、分かりやすくレクチュアします。 |
4月28日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 日本人の言葉の能力は アイスクリーム。温度が 高くなればすぐ溶ける 日本人の会話は「壁打ちテニス型」 (鈴木孝夫VSビートたけし) イジメられたときに自分を守るイメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
●鈴木孝夫と、ビートたけしの対談をリライト、再構成したケーススタディをご紹介します。日本語と欧米の言葉との共通点と、ここから「言葉の使われ方、表現のされ方」の違いというものをクローズ・アップさせます。 ●すると、「性の関係」の中で日本の女性の感覚のとらえ方は「going」と言い、アメリカの女性は「come」と言うその違いは何か?が明らかになります。日本人の女性は、「拉致されて自分がどこか、遠くへ連れ去られること」を望むということを快感表現にしています。「自我」をなくし、滅亡することが究極の快感だという「意味の一義性」になるのです。 ●ここから、日本人の母親が、自分の娘に「早く結婚してよ。お母さんを安心させてね」と迫るのは、「自我をなくし、依存し、甘えの中で滅びていけ」という強制であることが分かります。日本人の「孤立」の真実を「脳の働き方」から学習して、よりよい性の関係(恋愛)とはどういうものか?を世界的な知性の水準で手に入れてみませんか。 |
5月12日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 名を隠す日本人。 あなたは何者か? 『人の痛みを感じる国家』 (柳田邦男) 死にたいという思い込みを 消すイメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
●「私は右手よ。あなたは左手ね」という距離のない「擬制の人間関係」がゆるぎなく支えている今の日本人の「脳の働き方」は、「ネット社会」によって、「匿名でものを言う」という病的な矛盾をサイフォン現象のように噴出させています。 ●それは「個人のもつ社会的な価値の信用とか、価値あるものを受け取る、支える」ということを消滅させる「社会的な死滅」の拡大と日常化です。 ●日本人の女性は、欧米の女性と全く異なって、子どもに教育をしない、テレビやテープレコーダー、塾の教師に「お任せする」という「お任せ主義」が特徴です。これは、誰もが認める一致した見解です。 ●ここに柳田邦男の言う子どもたちが「匿名」でものを言う関係の基盤がつくられています。「社会的な個人」としての成長や発達の「負の拡大再生産」がおこなされているのです。一人一人の個人が今日もまた「社会的に死滅」しているのは「距離があることに不安を感じる脳の働き方の病理」に根拠があります。 |
5月26日 | ポルソナーレ式イメージ切り替え法 脳の働き方と言語の学習回路 浅見鉄男「井穴刺絡学」 母親を殺して愛を得たいと 願う高校生たち 「タリウム事件に見る殺さねば 出会えない母にかんする 一考察」 (藤原新也) コンプレックスを解消する イメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
●写真家・藤原新也の撮影した「JRの電車の中で、ごろごろと寝そべり、短いスカートから下着が見えようがいっこうに気にしない女子高校生」(ゴミ化している少女ら)から始まります。 ●「私だってゴミ女でした」とインタヴューに答える25歳の女性の語る「母親も、私もぬいぐるみを着ていた。ぬいぐるみを脱ぐか、脱がせるか…それは自分の自殺か、母親を殺すことだ」という衝撃の心の真実のメッセージへとつづきます。 ●そして、「タリウムを母親に飲ませた女子高校生の心の考察」……さらにこの5月に起きた「会津若松市の高校3年男子による母親の首を切断、切った顔をバックに入れて持ち歩いて数時間の事件」を、ケーススタディとしてご紹介します。 ●「ルーズに扱われたから、もっとルーズになろうと、目立つ自分を目ざす」(インタヴューの女性の話)、それが「ゴミ女」であり、「援交」であり、そして「ぬいぐるみを脱ぐ」(自分が自殺すること)、「ぬいぐるみを脱がせること」(母を殺すこと)であったのです。 |
6月9日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 うまくいかなかった人間関係を |
● 事例は、30歳代、40歳代の女性が、「結婚」に向かって、女の性を最大限にアピールしたり、相手の男性にくっつけて「獲り込む」ことをおこなっている、というものです。「巣穴」とは、カラス、キツネ、ノラ猫、などが「獲物」を口にくわえて自分の「巣」に運び込んでゆっくり食べる、というパフォーマンスのメタファーです。 ● 背景には、「日経ウーマン」誌にあったように、「結婚こそ幸せの全て」(90%)、「結婚していない女は、負け犬」(酒井順子)という社会通念にあります。しかし、「巣穴女」の女性らは、キャリア、高収入、長い恋愛体験、のプロフィールの人たちです。「左脳」のウェルニッケ言語野に、すでに社会性の何ごとかを身につけています。 ● 「ものは言いようで腹が立つ」の事例と合わせて、「結婚しても幸せになれるとは思えない」(独身女性の40%)という考えと比べて、「左脳」の働きとはこう働かせて、こう心の平和を手に入れる、の具体と考え方を学習します。関心のある方は、ぜひ、急いで学んでみませんか。 |
6月23日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 長引いている無気力を |
●「左脳」を発達させることでどういういいことが手に入るのか?「左脳」の働きとは、どんなふうに正しく働かせることをいうのか?を具体的に、分かりやすくレクチュアします。 ●「左脳」とは、とにかく「書き言葉」を「概念のレベル」で正しく学習することをいいます。 「概念のレベル」とは、人間関係の場面や状況、交渉などの局面に見合う「意味」と「むすびつけ方」を持つ、というコトバのことです。 ●こんなふうにいっても、今の日本人は「ますます分かんなーい」と思っている人が圧倒的に多いのです。具体的な例として、「謙譲語」「尊敬語」「ていねい語」をとりあげて、「左脳のブローカー言語野の3分の2の機能」をレクチュアします。 ●「脳」というのは、「話し言葉」か「書き言葉」かのどちらかでしか働きません。「話しコトバ」しか話せない人は、「無気力」になり、「分裂病の妄想」にさいなまれて、「心を死滅させる道」を歩くしかないのです。 |
7月14日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 危機意識を改善する |
●「恋愛妄想」「結婚妄想」とはどういうものか?を明らかにするにあたって、「女性と男性の脳の働き方のしくみ」をくわしく説明します。女性と男性とは、「脳の働き方」のしくみは、全く違うのです。どう違うのか?を正しく分からないところでは、どんなに「相思相愛の関係」になっても、男性は女性の発言や行動にたいしてストレスを感じ、また、女性は男性の発言や行動に「貧困」や「欠如」を感じ取ります。これは、日本人の女性、男性であれば、誰もがまぬがれない、心と精神の病気の土壌です。 ●現在の日本の「若い女性」「若い男性」は、自分の母親や父親、すでに結婚している人たちから「恋愛のイメージ」「認知にくっつけた後付けの記号としてのコトバ」と「結婚のイメージ」(恋愛のイメージの延長)を持っています。これが、スーパーバイザーの力量の「社会化」と「社会教育」のカウンセリングによって変えられないかぎり、「恋愛」してもしなくても、また「結婚」してもしなくても「うつ」や「分裂病」はまぬがれません。 |
7月28日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 ストレスからくる「うつ」を解消する |
●そろそろ「梅雨」が明けます。ビールがおいしい季節になりましたね。おいしいビールを飲むためには、「3時間くらい、冷たいウーロン茶とかを飲むことをガマンすること」です。よいガマンはつよい好奇心と、知りたいという気持ちを「脳」がつくり出します。「脳」が、しみじみと幸せや気持ちの良さを感じる、というように働くのです。 ●「幸せを毎日味わえる恋愛や結婚」は、こんな脳の働き方がつくり出します。心や精神は、脳の上に乗っているのです。また「身体は、脳の中にある」のです。こういうことにほんの少しだけ気がつけば、「性嫌悪症」(回避性人格障害)なんて起こるはずもないのです。 ●「恋愛」には勇気とか強い思いこみなんていりません。「脳」を正しく働かせるだけでいいのです。あなたの心の中にある「想いの人」と、本当に気持ちのいい夏を過すために、恵比寿の駅前の「盆踊り大会」にうさ子さんともども参加しながら、ポルソナーレのゼミで「脳の働き方の不思議」を学習してみませんか。 |
8月11日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 自分を責める気持ちを解消する |
●高村光太郎の『智恵子抄』をケーススタディにとりあげます。なぜ「智恵子」は「天上の愛」の世界の彼方に「飛んだ」のか?なぜ「異常美」を輝かせて「地上での愛」を破滅させたのか?を分かることは、みなさんの「恋愛」「結婚」を輝かせる学習の教科書になります。うまくいかない「恋愛」は、恋愛のもつ本質の「負の行動」の不安、哀しみ、孤立感を脳の働き方にさせます。幸せな恋愛、結婚と「痴呆症」から分裂病にいたる恋愛、結婚はまさに隣り合わせです。 ●「智恵子飛ぶ」を「智恵子、まぶしく輝く」に変えるカウンセリング法を学んで、あなたも幸せになりませんか? |
8月25日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 うつに誘う状況を変える |
●倉橋由美子は、いくつかの「恋愛」を経て、「愛はなぜ必要か?」を問いかけます。倉橋由美子は、日本人の恋愛と結婚に何を見たのでしょうか?脳の働き方から説明すると、「距離をなくすこと」すなわち「行動停止」「言葉が無くなること」でした。これは、必ず「不快だ」「自分は損害をこうむっている」とい「負の行動のイメージ」を右脳に喚起します。「認知的不協和の法則」にしたがって、より深い不安、より強い損害意識をイメージします。「距離がないのが当然だ」という日本人型の対人意識によって「子ども意識」と「倒錯した右手(親)意識」をつくり、甘えと依存の「行動停止」をつくり出します。 ●このような脳の働き方がつくったのが高村光太郎の「智恵子」です。「愛」を求めて、「分裂病」になるか、諦めて「うつ病」になるしかありません。こういうことをしっかり分からないところでは、日本人の女性の一人一人の恋愛も結婚も、ことごとく「智恵子」と同じ道を歩いていかざるをえません。 |
9月8日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 行動停止の病理を治す |
●日本人の「恋愛」や「結婚」の「脳の働き方」についてのレクチュアです。「恋愛」や「結婚」は、左脳の言語を用いておこなうときは、互いには「愛」が生まれて、育てられます。しかし、日本人は「恋愛」や「結婚」を「記号としてのコトバ」でしか憶えていないので、「大脳辺縁系」の「生の感情」や「生の欲求」の実現としての意味しかありません。 ●するとここで「太宰治」のいうように、「恋愛とは恥かしいことだ」という心的な孤立とバッド・イメージが、つねに「右脳」に喚起します。男性も女性も、互いに相手を「バカにする」「悪く言う」「不満とグチの目で見る」「嫌味を言う」「ケンカをする」「ののしり合う」「叩く」「イジメる」「生活のためにしがみつく」「相手を収入源としてしか見なくて、打算でガマンしていびつな生活をつくる」……などが「恥かしいことだ」(太宰治)の実体です。 ●「恥かしいことだ」の恋愛と結婚は、がんをはじめ、さまざまな精神障害をつくる脳の働き方になっていることを徹底レクチュアします。 |
9月22日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 予期不安を解消する |
●日本人の「恋愛」と「結婚」は、おもに「女性の脳の働き」がつくり出しています。「愛」も「恋愛」も「結婚」も、「記号」としての言葉として用いられていると「富岡多恵子」も指摘します。 ●大脳辺縁系の「生」(なま)の感情、欲求を、女性の脳は「脳梁」「前交連」の二つを用いて、「左脳」と「右脳」に送り込み、これを「行動」にあらわしています。これじたいが「うつ病」をつくり出しているので、「好きだから私、何でもしてあげたいんです」という女性が、妻となり、母となると、生育歴の中の母親と父親との体験を「不安」のイメージとともに「右脳」に表象して、「自分」「子ども」「夫」を自滅(もしくはラクナ脳梗塞)へと導いてきました。こんな脳の働き方を正しく分かって、「本物の恋愛」「本物の性の関係」「本物の結婚」の脳の働き方を教えます。 |
10月13日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 不安定な関係を好転させる |
●黒川伊保子の『恋愛脳』(新潮文庫)をケースにとりあげて、「完全マニュアル・日本人の女性の脳の働き方」を徹底レクチュアします。 ●どなたも、黒川ののべる「おばかさんな男」「カワイイ女」について共感するでしょう。ポルソナーレも小さくリサーチしてみると、全面共感する女性がほとんどでした。 ●しかし、正しい脳の働き方のしくみからみると、黒川のいう「カワイイ女」とは、強迫性障害の「常同症」をもつ女性のことです。そういう女性がケッコンして子どもを産み、育て、「うつ病」にし、「リタリンを服用する子ども」にしています。 ●今の日本女性の「恋愛脳」と「結婚脳」を、立体的に、三次元の位置で本邦初公開します。 |
10月27日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 知的魅力をつくる |
●本邦初公開の「女性の脳の働き方」の三次元的な解明とレクチュアです。 ●女性の脳の働きが、「言語」「言葉」「人間関係の関係づけ方」(遠くの位置から成長を喜ぶ。優しくする、親切にする、思いやりをかける、いつくしむなどの心情の能力と「愛」の理念)をつくり出したというメカニズムを解明します。 ●日本人の女性は、明治以降、もともともっていた本来の脳の働き方を喪失させられている、という現実の病理をライトアップして、クローズアップさせます。 ●日本の全ての女性に贈る真実の脳の学についてのメッセージです。 |
11月10日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 知的魅力を発達させる |
●「ゼミ・イメージ切り替え法」では、「女性の脳」の「ソフトウェアとしてのメカニズム」を解明して、明らかにしました。もともと人間の知能の素の「言葉」は、「女性の脳」がつくり出した、というしくみを実証的に説明します。 ●ここから見ると、日本人の女性は、X経路の認識する「何が」「どうした」という言葉しか学習していません。これは、「いつ」「どこで」「何を」「どのように」というY経路の言葉の記憶とこれにもとづく脳の働き方を喪失して、つねに「止める」「逃げる」「何もしない」という「負の行動のイメージ」しかつくり出されないことを意味しています。 ●一生死ぬまで、「何もしなくても、楽しいこと、自分にだけ得することがやって来て当然」という脳の働き方になるのです。ここから「モンスター・ペアレンツ」にも見られるような「生きていくことの放棄」が自然発生的につくり出されているのです。人生に希望をもち、夢をもって楽しく生きていくには、脳の働き方の立て直ししかないことがよくお分りでしょう。 |
11月24日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 幸せづくりのための |
●ポルソナーレが解明した世界的水準の「脳の働き方のソフトウェアとしてのシステム」の説明とレクチュアです。 ●今回は、「女性の脳の働き」にテーマをおいて、アプリケーションとしてのしくみをお話します。 「記憶することができない脳の働き方のしくみ」についてです。多くの日本の女性は、「記憶できること」と「記憶できないこと」とがハッキリ水と油のように分かれていて固まっています。 ●「子どもの話すこと」「夫の話すこと」「恋人の話すこと」は、「記憶できない」のです。すると、脳の働き方のシステムにしたがっていつも「負の行動のイメージ」の「不快」「損をしている」というイメージが常習的に喚起されています。「記憶できない」とは、「忘れる」ということとは全く違います。文字どおり、「記憶できない」のですから「記憶についての障害」を意味します。多くの女性は、「記憶できること」の範囲で生きています。これは、脳の働き方のソフトウェアとしてのシステムを解明した真実です。 ●このようなことをふまえて、脳の働きを正常に、そしてより健康に発達させることが、必要だとは思いませんか? |
12月8日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 身体不調を治す |
●アメリカ心理学者や脳研究の学者のリポートをケーススタディにして、「全般性不安障害」の脳の働き方のシステムを解明してお話します。 ●「全般性不安障害」とは「仕事や勉強を止める」「止めるにあたって、敵意や攻撃の感情を向ける」などの病気のことです。「自殺」や「身内の自立を妨害する」などもあてはまります。いろんな理由をつけて、「行動を止めること」、「その理由を、自分以外の現実のせいにすること」なども広い意味の「全般性不安障害」です。脳の働きの本質の「行動すること」を止めるとは、「生命活動の停止」も意味します。もともとは「父親不在」に加えて「母親不在」が自分の「未来性」や「将来性」の言葉の学習を不能にしています。 ●いろんな立て直しの策がいわれていますが、それがいかに無効であるか?を世界の心理学や脳のハードウェアの原因説と比べるとよくお分りいただけることでしょう。 |
12月22日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 抑うつ感を治すイメージ療法 |
●社会保険庁の「年金管理の仕方という行動の不条理」は、誰が見ても正常な脳の働き方とはいえず、病理そのものです。同じように「飛び込み出産」の女性の「行動」もまた病理です。 ●これが一体、どういう病理なのか?については、誰も解明できていませんでした。この病理は「全般性不安障害」といいます。この「全般性不安障害」は、ケータイやパソコンからのネットの利用者の中にもあらわれています。誰もが自殺や他者へ危害を加えることをやるわけではありません。 ●「言葉を忘れる」「人の言葉を憶えられない」という日本人のみに特有の病理の「全般性不安障害」は、「脳の働き方」のシステムがつくり出しています。この真実が分からなくては、「未来はない」というのが、本ゼミのメッセージです。 |
1月12日 |
ポルソナーレ式イメージ切り替え法 諦め感を治すイメージ療法 |
●幼稚園児、小学生、中学生の子どもに「発達障害児」といわれる病理があります。先進国のあらゆる国で増えつづけていて、リタリンが服用させられたり、「特殊教育」がおこなわれています。その発達障害のつくる障害なるトラブルは、「全般性不安障害」があらわす行動の病理と全く同じです。 ●なぜ、「発達障害」(ADHD、LD)はつくられるのか?その脳のメカニズムを日本はもちろん、世界でも初めて解明して、くわしくお話します。 ●「脳」は、「上向システム」と「下向システム」の二つを働かせてつかさどりますが、この「上向システム」が停止している状態が「発達障害」です。 ●このメカニズムは、「不眠症」と全く同じです。生育歴と家庭環境で「父親不在」と「母親不在」の体験が記憶されていると、「全般性不安障害」へと深化します。このような脳のソフトウェアとしてのメカニズムが分かれば、「ADHD」も「LD」も正しく改善されるのです。 |
1月26日 | 「全般性不安障害」の脳の働き方の メカニズム 「わが告白・総理辞任の真相」 (元・総理大臣・安倍晋三) 病的な発言から身を守るイメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
●「元・総理大臣の安倍晋三」の手記より、「全般性不安障害」のつくられ方をお話します。手記で分かることは、「言葉を記号として憶える人」の場合の「脳の上向システム」と「脳の下向システム」がつくる「行動停止」そして「自律神経の交感神経の過緊張」がつくる胃‐腸の疾患のつくられ方です。 ●「全般性不安障害」は、「バッドイメージ」に由来する不安の総和と、「言葉を記憶として丸暗記したこと」に由来する「自己免疫疾患」に至る不安の総和の二つのタイプがあります。今回は、「元・総理の安倍晋三型の全般性不安障害」のメカニズムをお話します。 |
ゼミイメージ切り替え法 バックナンバー10期(平成20年度) | ||
---|---|---|
2月9日 | 世界は女性を中心に回りはじめた!! 「働きウーマン」 (週刊東洋経済) 『下流社会』 (三浦展) 知的実力を活性化させるイメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
● 世界では、女性を経営や政治、地方行政の中心に入れることを重要なテーマにして実行されています。そのような企業は、利益率が40%も上昇しているなどの報告がぞくぞくと発表されています。日本でも、そのような「ダイバーシティ」(多様性を受け入れる)のトレンドにしたがって成果をもたらしている女性がたくさんいます。 ● 一方、三浦展(あつし)のマーケットリサーチの結果のリポートでは「下流」「下層」の女性も激増しています。この女性の中の「格差」は、脳の働き方がもたらします。では、それは、どのような実体か?を分かりやすく、徹底解析してお話します。 |
2月23日 |
『オルガスムスのウソ』 (ロルフ・デーゲン) エクササイズ 「上流意識」を身につけるイメージ療法 『初期ノート』(吉本隆明) |
●女性の「性についての多元的無知」についてとりあげて、脳の働きのメカニズムから見た「性の価値意識」についてお話します。 |
3月8日 | 女性と男性の性欲不全時代 『オルガスムスのウソ』 (ロルフ・デーゲン) エクササイズ… 「勝ち能力」を身につけるイメージ療法 テクスト『初期ノート』(吉本隆明) |
●「ゼミ・イメージ切り替え法」のゼミは、「性の能力とはどういうものか?」を脳の働きのソフトウェアのメカニズムから解明してレクチュアします。男性よりも女性に多く「性的機能障害」があると調査のデータをケースにとりあげて、ここでの性についての「多元的無知」を明らかにします。脳の働きの一つとして「性」があり、それは「女性によってになわれるもの」であって、男性の「会話の言葉」が拒絶されたり、不信に思われたりするのが「女性の性的機能障害」です。女性のサイドに「多元的無知」がある場合にも、女性の「性」は男性との人間関係も崩壊させる、という世界で初めて解明された「性」についての実践実技と理論のゼミです。 |
3月22日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 行動停止がつくる破滅 「少年(法)の病理で 子どもを殺害された家族の物語」 ケーススタディ 『少年にわが子を殺された親たち』 (黒沼克史) エクササイズ 「多元的無知」に取り憑かれない イメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) |
●ポルソナーレのカウンセリング・ゼミの「脳の働き方のソフトウェアのメカニズム」の解明は、日本人が日々、つくり出している病理にたいして「このように有効性をもつ」ということの実例を説明します。とりあげている事例は「少年法」によってカバーされている年齢の少年らによる「集団暴行」によって殺害された「家族」と、「加害者の家族」のドキュメントです。 |
4月12日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム ・死に至らしめる病い「うつ病」 ケーススタディ 「沖縄で男だけがなぜ自殺するのか」 (西所正道) エクササイズ うつを解消するイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) |
● ゼミ・イメージ切り替え法では、「うつ病」の脳の働き方のソフトウェアのメカニズムを解明しました。うつ病は、「うつ病の言葉と行動」というものが脳の中でつくり出されて、記憶されています。 |
4月26日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム・ 病気の「言葉」と「行動」のつくられ方 ケーススタディ 「脳を活かす勉強法・奇蹟の強化学習」 (茂木健一郎) 「愛されてお金持ちになる魔法の言葉」 (佐藤富雄) エクササイズ 緊張関係を解消するイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) |
●ケーススタディは、茂木健一郎の「脳を活かす勉強法、奇跡の強化学習」と、佐藤富雄の「愛されてお金持ちになる魔法の言葉」です。いずれも「病気の言葉と行動」をつくり出します。その具体的な実証と論証をご紹介します。 ●茂木は「全般性不安障害」の脳の働き方を流通させています。佐藤は、「うつ病」と「分裂病」の脳の働き方を広めていることになります。いずれも「エセ脳科学」「エセ脳の知識」が共通しています。 ●ポルソナーレは、「脳の働き方」の言葉と行動のメカニズムを明らかにしたので、責任をもって、実証的にこれらのことを検証する社会的責任を果します。 |
5月10日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 病気の脳の働きの起源 ケーススタディ 「運命が変わる未来を変える ・検証、ツキを呼ぶ魔法の言葉」 (五日市剛・矢山利彦) エクササイズ 理性的な会話力のためのイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「思考は抽象的なものから現実的なものへ 向ふ操作である。 現実的なものから抽象的 なものへ向ふのは直覚である」。 (形而上学ニツイテノNOTE」55ページ) |
●「脳の働き」をダシにした「エセ科学」や「分裂病」の本がブームになって売れています。その一つが「運命が変わる未来を変える・検証、ツキを呼ぶ魔法の言葉」(五日市剛、矢山利彦)です。五日市は理学博士、矢山は「病院長」です。彼らは、「嫌なこと」があれば「ありがとう」と言え、「願いごと」のためには「感謝します」と言え、いつでも「ツイている、ツイている」と言え、と説明します。 ●これがなぜ、病気の言葉であって、分裂病をつくる脳の働き方のことなのか?をポルソナーレが初めて明らかにします。多くの人は、「これはよさそう」「想いは通じるのではないか」と疑いもなく信じこんでいますが、それは、乳児の時に「母親の冷たいまなざし」を記憶して生成された「触覚の認知」をものごとの意味とする「負のメタファー」の記憶に根拠があります。「分裂病をつくる脳の働き方のメカニズム」のベースになっているのです。ポルソナーレだけが、このような病気をつくる本を読んで実行するということの真実を説明します。 |
5月31日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 病気の脳の働きの起源・2 ケーススタディ 『愛されてお金持ちになる魔法のカラダ』 (佐藤富雄) エクササイズ 達成力を身につけるイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「僕は、自分が狂人であることを 病理学的に承認してはならない。 それは、僕自身に対する敗失であり、 あの長かった人間の精神史に対しての、 僕の冒涜(ぼうとく)でもある」 |
●医学博士、理学博士、農学博士というのが『愛されてお金持ちになる魔法のカラダ』を書いた「佐藤富雄」の肩書きです。「こんなエライ人が書いているのだから、本当のことだろう」と信じれば、それは「多元的無知」というものです。佐藤富雄もまた「男は、お尻の高い女を好む」「ベストシルエットの女を好む」などという「多元的無知」をエセ脳科学の知識をまぶして、まき散らしています。 ●このたぐいの本をうのみにして実行した人はどうなるのでしょうか。 |
6月14日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 病気の脳の働きの起源・3 ケーススタディ 「東京・秋葉原、無差別大量殺人」 の脳の働き方 エクササイズ 知的実力を身につけるイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「倫理性とは、精神の単純化の所産である」 (「原理の照明」87ページ) |
●平成20年6月8日の日よう日、東京・秋葉原で「無差別大量殺人事件」が発生しました。この事件の本質は、どこにあるのでしょうか?「誰でもいいから殺す」という「言葉」と「行動」にあるのです。この「誰でもいいから」という「言葉」で「人を殺す」という病気の事件が、日本ではありつづけることは、どなたもよくご存知のとおりです。連続しているということは、背景なり、共通の事実があるということです。 ●しかし、日本の「識者」は、誰一人としてこのことに触れることもできないし、指摘することもできません。「分からない」からです。何ごとかを分かったふうに言うのは、それじたい病的です。ポルソナーレだけが、「脳のソフトウェアのメカニズム」の解明にもとづいて、「誰でもいいから殺す」という「言葉」と「行動」を分かりやすく、明確に、実証的に説明します。 |
6月28日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 日本人の病気の脳の働きの起源 ケーススタディー 「東京・秋葉原、無差別大量殺人」 の病気の脳の働き方 エクササイズ 他者の不安な態度に傷つかない イメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「方法といふのは一つの意識性と 言ふことが出来る」 (方法的制覇) |
「東京・秋葉原、無差別殺人」は「病気の脳の働き方」が起こした事件です。 |
7月12日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム・ 日本人の鬱病の脳の働き方の起源 ケーススタディ 「鬱(うつ)の力」(五木寛之、香山リカ) エクササイズ 「うつの気分」を消すイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「僕は健全なる精神を畏敬する。 だが信じられない」。 |
●「香山リカ」の語る「精神科医は『うつ病』の泥沼にどのように足元をとられて身動きがとれなくなっているか?」を中心にレクチュアします。日本人の「うつ病」は、「言葉を、社会性のあるものとして記憶できない」という脳の働き方に起源があります。
●今、日本人の誰もが読んだり話したり、書いたりしている「言葉」は、「マル暗記」して憶えているものをかろうじて表現しているにすぎません。脳の働き方から見た言葉とは、「記号としての言葉」「概念」「意味」の三つの要素で成り立っています。「メタ言語」のメカニズムからは、このように解析されます。 ●「あなたが今、しゃべった言葉のその意味は何か?」と問えば、日本人の100人中、100人とも「分かりません」と答えるでしょう。「意味」が分からないのに「仕事」をすれば「擬装」でも「名ばかり管理職」でもやらざるをえなくなるでしょう。また、フリーター、アルバイトが安定した職に就く社会性の価値をもつ実力がつくはずもありません。家の中という非社会性の世界で分裂病の妄想を肥大化させるか、もしくは、五木寛之も言っているように「うつ病」が身体の疾患をつくって足腰が立たなくなり、立ち上がれなくなるのは必定です。 ポルソナーレだけが、日本人の「うつ病」を本格的に解明して、未来のある「生きる実力」の学び方を教えます。 |
7月26日 |
おもな内容 ケーススタディ エクササイズ テクスト |
●日本人の「父親」は、なぜ子どもに嫌われ、憎まれて、そして殺されるのか?この「脳の働き方」の「ソフトウェアのメカニズム」を誰にも分かりやすく説明します。 ●日本人の「父親」と「子どもの関係」のパターンは、「子どもをよく叱る」「子どもと仲良くしてよく遊ぶ」「子どもに冗談を言い、からかう」「単身赴任などで不在」「子どもとは日頃しゃべらない」の5つのパターンです。 ●このうち「殺害される父親のパターン」とは「子どもと仲良くしてよく遊ぶ」「子どもに冗談を言ってからかう」の二つのパターンの父親です。この5つのパターンのそれぞれに子どもが社会の中で不適合におちいる脳の働き方のメカニズムがあります。 ●「名古屋バスジャック事件」は、「分裂病」が原因です。 ●「埼玉県川口・父親刺殺事件」は、「うつ病」と「うつ破り」が原因です。 ●日本と世界の経済社会が、インフレとデフレによって高度化している状況の中で、「脳の働き方のソフトウェアのメカニズム」を、順序立てて系統的な学習によって変えなければ、子どもは、「新しいタイプの病気」によって、家庭の内部から瓦解していくと予測されます。 |
8月9日 |
おもな内容 ケーススタディ エクササイズ テクスト |
●本ゼミは、スーパーバイザーカウンセラー認定コースの「中級コース」です。 |
8月23日 |
ケーススタディ エクササイズ テクスト |
●このゼミは、「女性のためのカウンセリング法」「男性の女性対応カウンセリング法」のゼミです。カウンセラー認定コース、中級クラスの現ゼミ生に特化したゼミです。ネットをとおして学習していただくことを目的にしていません。
●今回は、「日本人の子どもの崩壊の起源」を明らかにします。「親が子どもを叱ること」に原因があることを、脳の働き方のメカニズムから論理実証的に説明しています。ここでも「脳科学者」と称する人物、心理療法士と称する人物が「叱ること」を当然として話しています。このような「エセ科学、エセ心理療法」が日本の子どものうつ病の増産を後押ししています。 ●このような日本の状況への警告と、真実についてのメッセージを、脳の働き方のメカニズムから論理実証的に、証明的にアピールする目的でご紹介しています。 ●日本の子どもの心の病気のベストワンは「うつ病」です。「不登校」がその実例です。このような現状を前にして「子どもを叱る」ことを肯定する人間は、「子どものうつ病を促進させている」という根拠にもとづいて重大な責任があります。学識者、カウンセラー、心理療法士に、社会的な責任があります。この主張とアピールの証明として、本ゼミが明らかにするところを公開します。 |
9月13日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 子どもの脳の発達のさせ方 実践実技・史上最強の知能のつくり方 ケーススタディ 『幼児の算数』(遠山啓、栗原九十郎) 「早期教育が子どもの脳を破壊する」 (週刊文春) エクササイズ 「うつ」を強いる相手と関わるイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「信仰といふのは一種の収斂性。 精神の収斂感覚である。 人は信仰によって何を得るか。 ひとつの不均衡である」。 |
●このゼミは、現ゼミ生の皆さんに特化して開発されたカリキュラムです。公開しているゼミのレジュメ版(ニューズレター)は、一般的な方々が学習していただくことを目的にしていません。 ●日本人は、伝統的に、「勉強すること」「仕事をすること」とは「暗記する」「丸暗記する」ことしか知らないのですぐに忘れて、飽き飽きして退屈して「新しいこと」に関心をもちます。 ●暗記とは「飽き飽きすること」だからです。そこでポルソナーレは、「特別の個人指導のシステム」をとおして一人、一人のゼミ生の皆さまを「脳の働き方」から本物の知的実力を支えています。 ●今回の本ゼミは、『週刊文春』がリポートしている「幼児の早期教育」(フラッシュカードを見せて暗記させる右脳中心の幼児教育)の驚くべき病気づくりの実体と対比させて、「遠山啓、栗原九十郎」による「幼児への算数の教え方」の実践実技のおこない方をご紹介しています。幼児も含めて、子どもにも大人にも、ものごとを教える、もしくは一人で学習する、とは、どのような「脳の働かせ方」でなければならないか?が実例をとおして分かる、というレクチュアです。 |
9月27日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 子どもの脳の発達のさせ方 実践実技版・史上最強の知能のつくり方 ケーススタディ 『幼児の算数』(遠山啓・栗原九十郎) エクササイズ 「うつ」の妄想を消すイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「われわれによって解決されるべき問題は、 先づわれわれ自身によって 深化せられなければならない。」 |
●ここにご紹介していて、また、ポルソナーレのHPに公表しているニューズレター(ゼミのレジュメ版に、相当)は、ネット上で勉強していただくための公表ではありません。学習していただくことを目的にしてもいません。日本人の心と精神の病理は、脳の働き方のどういうことが原因か?の内容のあらましを実証的に示す、ということだけを目的にしています。 ●今回、9月の2回目のゼミの内容を公表してお伝えしているのはこういうことです。例えば、今回のゼミは「横浜市の教育委員会」がアピールしている「給食費を支払わない保護者への訴訟を起こす」(9月23日・日経)に見るように、子どもへの責任を果す行動を起こせない言葉と行動は、「ブローカー言語野の3分の1のゾーン」で学習したり、記憶している、ということをレクチュアしています。「脳の働き方のメカニズム」とは、憶え方、学習の仕方、教育の仕方で変わるということを実証的に、具体的な実技をとおして分かりやすくお話します。 |
10月11日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 子どもの脳の発達のさせ方 エクササイズ 大人の最強の知性のつくり方 ケーススタディ 『幼児の算数』・Ⅲ(遠山啓、栗原久十郎) イメージ療法のエクササイズ 対人関係の中の悪感情を変える イメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「組織といふのは人間の精神の理論的判断の 集成であることは違ひないとしても、 その実られた果実でないことは確かである」 |
●この「ゼミ・イメージ切り替え法」のゼミの内容とホームページにご紹介している「ゼミのニューズレター(レジュメ版)」は、ごらんいただいている方の「学習」のために見てもらっているのではありません。子どもや大人の脳の働き方の正しい学習の仕方と憶え方の根拠のために「脳の働き方」のソフトウェアの解明の実体とそのくわしい内容を証明的にアピールしています。「悪貨が良貨を駆逐する」という法則は、脳についての学的な知性にもあてはまります。「良貨」を示すことで、「悪貨のたれ流す毒の害の広がり」を防ぐことを目的にしています。 ● 今回のゼミでは、前回までの「子どもの脳の正しい発達のさせ方」(教育の仕方、学習のさせ方)につづいて、「大人の脳の正しい発達のさせ方」の理論とエクササイズをレクチュアします。日本語(仕事、生活、人間関係、学校の勉強などの中の言葉)をどのように学んで、憶えると、「ブローカー言語野の3分の2のゾーン」が最大限に発達するのか?のプログラムを伝えて、「実践の仕方」を教えます。このとおりに実行すれば「史上最強の知性」が身につきます。 ●初めてポルソナーレのカウンセリング・ゼミを学ぶ方は、『初級コース』からとりくんで、まず、「日本人的な対人意識」を変えることから始めてください。自分の「負の現実」が変わらないのに、価値のあることを学んでも、やっぱり今までどおりの「丸暗記」と「暗記中心」の憶え方になるからです。 |
10月25日 | 脳の働き方のメカニズム 子どもの脳の発達のさせ方 エクササイズ 女性の最強の知性のつくり方 ケーススタディ 『幼児の算数』(遠山啓、栗原九十郎) エクササイズ 話せない不安を変えるイメージ療法 テクスト…『初期ノート』(吉本隆明) 「無数の希望とは、希望について考へる ぼくたちの精神的情況それ自体のことである。 しかし、ぼくたちは精神の働き自体を どこかへあづけてしまってゐるのだ」。 (「第二詩集の序詞」(草案)」156ページ) |
●本ゼミは、系統的に学習していただいている現ゼミ生の女性のための「史上最強の知性の魅力」をつくる「脳の働かせ方」を具体的に教えます。日本人の女性は、全く未知の「経済生活」のデッドロックにぶつかっています。そこで、脳の働き方にもとづいて、「誰もが喜んで投資する知性のつくり方」をエクササイズとして教えます。 ●このエクササイズもやはり「日本人の対人意識」のメカニズムを分かり、学習して身につけないと、ただエクササイズを憶えても丸暗記となり、またすぐに忘れてしまいます。脳の働き方とは、そのようなしくみになっているのです。 ●『東洋経済』(2008・10月25日号)によると、日本の女性は「恋愛できない」「けっこんできない」「貧困」「収入が得られない」というハードロックにぶつかって呑みこまれています。「投資(人件費を支払う)に値(あたい)しない解体」が加速しているのです。このような状態を脱する対策を教えるのが「本ゼミ」です。「史上最強の魅力の知性」を身につけさせます。 |
11月8日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 子どもの脳の発達のさせ方 エクササイズ 投資に値する女性の知性のための 新・性格教育法 エクササイズ 心の病気の感染を防ぐイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「僕らは、己れの環境を 後悔することは許されてゐない」。 (「断想Ⅰ」127ページ) |
●本ゼミも、現ゼミ生の皆さまにのみ特化して最新の「脳の働き方のメカニズム」の解明にもとづく実践実技の理論とエクササイズをレクチュアしています。公開しているニューズレター(レジュメ相当)をいきなり「学習」してもただの「丸暗記」「棒暗記」となり、「うつ病」の元の言語障害をつくり出します。「脳の働き方」をより知的に変えるには、まず「日本人の対人意識」の「自分は人から見られている、人は自分を見ている」という視覚中心の「距離のない人間関係観」を変えることが先決です。 ●本ゼミの公開は、日本人の「貧困」「閉塞」「将来の収縮」を防いで生き残り、豊かな人生を送るための「知性」とは、このようにしてつくり出せる、という最新の新・性格教育法のアピールを目的にしています。 ●そのエクササイズと、訓練の仕方のモデルをてっていして分かりやすく、具体的に説明しています。みるみる、収入を増やしていける自信と確信が心の中に溢れてくることを実感できるでしょう。 この秋から来春にかけて、日本は、ひどいデフレ不況に突入していくと予測されます。しかし、どんな状況の中でも、価値ある知性には高い値段がつくのです。新しい時代と社会の中でますます輝ける女性のための「史上最強の知性のつくり方」をご提供しているのが、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミです。 今、知的魅力に輝いている女性は、ぜひ、今すぐお問い合わせください。 |
11月22日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 「幼児の算数」(遠山啓、栗原九十郎) エクササイズ 「世界同時不況」を解体する 史上最強の知性をつくる新・性格教育法 エクササイズ 言語障害をかわすイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「コミニスト、ファシスト共に民族の独立を主張す。 エリアンこれに不信。 祖国のために決して立たず。 人類のため、強ひて言へば、 人類における貧しいひとびとのた め」(「序章」37ページ) |
●「世界同時不況」は、「バブル」という「信用」という言葉のもつ「言葉の意味」(原義)をよく知っている人間の「意志」がつくり出したものです。個人の観念の「共同幻想」の中で、言葉の『意味』を3人以上の人間(社会化)に集合させて、これに政治や学者の権威によって強制力をもたせると、信用の膨張という「バブル」の中に、「意味」(原義)を知らない多くの人をとりこみます。この「世界同時不況」を解体するには、個人の観念の中で「共同幻想」を自分と等身大に見る言葉の能力を知性として身につけることで可能です。 |
12月13日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 『幼児の算数』(遠山啓・栗原九十郎) エクササイズ・Ⅰ ポスト「世界同時不況」の、 史上最強の知性のつくり方を教えます エクササイズ・Ⅱ うつの雰囲気に呑み込まれないイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「ヨオロッパは精神の課題を第一義と出来るに反し、 アジアは現実の課題を第一義となすべきである」。 (「断想Ⅱ」130ページ) |
●「世界同時不況」といわれる中で、北欧・スウェーデン、フィンランドと、「アイスランド」を比べて、経済危機と不況のつくられ方、そして、ほとんど影響を受けないで「ビッグ・チャンス」とする北欧・スウェーデン、フィンランドの人間の脳の働かせ方を解明し、お話します。 |
12月27日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム 子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 『共同幻想論』(「憑人論」)(吉本隆明) エクササイズ・Ⅰ ポスト世界同時不況の 史上最強の知性の学習モデル エクササイズ・Ⅱ 離人症に感染しないイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「社会思想史は、社会構造の不合理な部分が 淘汰されなければならないことを教へる」 (「風の章」50ページ) |
●吉本隆明氏の『共同幻想論』の中から「憑人論」を紹介します。『遠野物語』に出てくる病理は、今の現在の日本人の病理と合致しています。徹底した「アジア型の共同幻想」を今も、抱えているからです。 ●今の日本ではどういう「人が人に憑く」ということが起こっているのか?というと「上司の部下のいじめ」「親がつくる子どもの社会不適合…引きこもり、ニート、不登校」などです。これは、「トヨタ自動車」が「脳トレ、脳活性化の川島隆太、東北大学グループ」と連係して、「アジア型の共同幻想」を産生していることなどが背景の一つになっています。 |
1月10日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 「共同幻想論・母制論」(吉本隆明) ケーススタディ・Ⅱ 「未来に希望を描けない若者危機」 エクササイズ・Ⅰ 闘う史上最強の知性の学習モデル エクササイズ・Ⅱ 希望を生み出すイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「若し搾取なき世界が実現するとすれば、 今日存在してゐる社会機構とは全く異なった次元で 実現されることは確かである。 今日人類がとってゐるあらゆる社会形体は、 殆んど良きものの萌芽を見出すことが出来ない」。 ( 「少年と少女へのノート」70ページ) |
●「グローバル・リセッション」をとらえて、多くの識者がいろいろに言ったり、書いたりしています。これまで読んでみたかぎりの範囲では、そのほとんどが核心がブレた、適当かついかがわしいものです。なぜかというと、日本人の「行動」の大元には全く指一本触れられていないからです。識者の多くは、どの人も言葉を「暗記せよ」「丸暗記せよ」と言ってきた人ばかりです。「丸暗記」イコール「行動停止」の原因になることを知りません。 |
1月24日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 「共同幻想論・禁制論」(吉本隆明) 「フィンランドの教育力・なぜ、PISAで 学力世界一になったのか」(リッカ・パッカラ) エクササイズ・Ⅰ 自立する史上最強の知性の学習モデル エクササイズ・Ⅱ 創造力をつくり出すイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「芸術は芸術であるが、芸術発生の動機には 一つの抑圧に対する反応があった。 即ち人間精神の存在についての或る岐路があった。 この岐路から出発しない芸術は空しいし、 常にこの岐路に立ってゐない芸術家はだめだ」。 (「芸術家について」120ページ) |
●「子どもの学力は世界一」のフィンランドの教師による「子どもの教育の仕方」をご紹介します。比べてみると、日本人の教育の仕方は、まず日本語による「言葉の表現の能力を根本から立て直す必要がある」ことが、リアルに分かっていただけるでしょう。 |
ゼミイメージ切り替え法 バックナンバー11期(平成21年度) | ||
2月14日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 「共同幻想論・規範論」(吉本隆明) 「英語のできる子どもを育てる」(坪谷郁子) エクササイズ・1 「これだけは必要」知性の学習モデル エクササイズ・2 不況とたたかうイメージ療法 テクスト『初期ノート』(吉本隆明) 「この国の社会様態は、中世人と現代人とを 同時に共在せしめてきた。今や、経済的悲惨は、 個々の人々を分裂せしめてゐる。 即ち、生活様態は中世的に、頭脳は現代的に。 且てこの分裂は、知識人と労働者階級との 間の分裂であり、同時に均衡であったが、 今や、個々人の内部における思想と様式、 現実と精神の分裂をうながしてゐる。 即ち、四重の双極子分裂の状態が、 この国における形而上的な表情である」。 (「中世との共在」101ページ) |
●日本人は、英語が好きです。しかし、英文を読めて書けても外国人とコミュニケーションはできません。日本語の「話し言葉」(音韻や音韻数)に原因があります。それを証明するのが「フォニックス」という英語教育法です。「フォニックス」とは「発音記号」という意味です。また日本語の文法も英語でいう「主語と述語」、「人称代名詞」のとおりにはなっていません。 ●日本人は、昔から、「和語」(やまとことば)に漢字、漢語、英語をとりこんで融合させてきました。そのような脳の働かせ方になっているのです。日本語がよくないというのではなく、日本語のメカニズムをよく分かって、その上で欧米人と同じ認知や認識の仕方を開発しなければ、とうてい「人材育成」やグローバル・リセッションの中を生き残れる知性を自立的に確立できないでしょう。 ●「NHK・TV」の『職業・詐欺』で取材を受けていた若者らは、「人材育成」の仕方をポルソナーレの説明するとおりに変えなければこうなる、という「負のモデル」であることを疑う余地はありません。 |
2月28日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 「ハーバード流交渉術」(フィッシャー・ユーリー) 「超心理バイブル」(松岡圭祐) エクササイズ・Ⅰ 「これだけで十分」知性の学習モデル エクササイズ・Ⅱ 不況に勝つイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「与えられた任意の場所から出発するための条件。 われわれは常に用意されてゐなければならない」。 (「断想Ⅶ」148ページ) |
● ここでのポルソナーレのHPでのニューズレター(レジュメ版)の公開は、学習していただくことを目的としていません。 ● 日本の女性の最も望ましい知性のつくり方を、脳の働き方のメカニズムにもとづいて、実践実技版につくればこうなる、という学習と教育のモデルをアピールしています。 今回は、「問題解決の能力」の身につけ方をレクチュアします。 ● 脳の働きの本質は、「言葉の生成、および行動の生成」です。しかし、日本人は、世界でも類のない「行動が止まりやすく、うつ病になりやすい言葉と行動を生成する脳の働き方」をおこなっています。だから、つねに「不安」「緊張」「怖い」という意識を抱えています。 ● そこで、そんな日本人の女性のために、学校、資格、職場などの「試験」と「交渉」して、楽々とクリアできる問題解決の知的実力のつくり方の実践実技の技術を分かりやすくレクチュアします。 ● まず、「試験」のモデルは「自動車免許証」の「試験」です。脳は、言葉をどのように生成するのか?が分かれば、どんな「試験」(つまり問題作成者の脳の働き方)との「交渉」も驚くほど容易です。 ● また、人間関係では、「この人は誠実な人か?」「この人はどの程度、本物の知性のもちぬしか?」「この人は、どのように言葉の能力や創造型の知性を秘めているのか?」を毎日、いつでも測定できる「カウンセリングの力」(交渉力)が身につくでしょう。 |
3月14日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 「ハーバード流交渉術」(フィッシャー・ユーリー) 「超・心理バイブル」(松岡圭祐) エクササイズ・Ⅰ 説明する力がつく知性の学習モデル エクササイズ・Ⅱ うつに負けないイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「人間は支配の秩序に馴致された 精神の秩序を有ってゐる。 名誉欲、金欲、支配欲。 だから性欲はいちばん純粋なものだ」。 (「断想Ⅵ」145ページ) |
●日本は、終戦直後、日本語をなくして「英語」を母語にしようという改革にとりくみました。その改革の形式が今も残っています。 ●そこで、本ゼミでは、「ハーバード流交渉術」をどう役立てるか?日本でおこなわれているいろいろな「試験」と、どのように「交渉」してクリアするか?の交渉の仕方をレクチュアします。日本人の脳の働き方を合理的かつ説明の能力のためにどのように学習するか?を目的にして「実践実技」のテクニックをレクチュアします。 ●日本人は、グローバル・リセッションにぶつかり、総うつ病になだれこんでいます。ひとりひとりが、自立して生き残るための史上最強の知性を習得する方法を展開しています。 |
3月28日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 「ハーバード流交渉術」 (フィッシャー&ユーリー) 「無気力の心理学」(波多野誼余夫、稲垣佳世子) エクササイズ・Ⅰ 現実を変える力がつく知性の学習モデル エクササイズ・Ⅱ うつを解体するイメージ療法 テクスト 「初期ノート」(吉本隆明) 「方法的な制覇は、必ずや完備せる制覇を生む」。 (「文法について」142ページ) |
●ここでのご案内および、ポルソナーレのHPでのニューズレター(レジュメ版相当)の公表は、ごらんいただいている方への学習を目的にしていません。ポルソナーレの「脳の働き方のソフトウェアのメカニズムの解明」と、本物の人材育成に役立つ教育システムの方法をアピールしています。 ●今、日本の経済社会は、日本人を「うつ」に陥れて危機的に解体している情況になっています。「輸出」という依存がなくなり、社会そのものが自立して生きていけるかどうか?が問われています。「輸出」という依存の対象がなくなったのは、日本が明治になって以来、初めてのことです。この間、「輸出」という依存にカヴァーされて、日本人の自壊的な病理が成り行きまかせに放置されてきました。 ●「ものごとには原因があるから結果がある」という合理的な思考を訓練せず、理由も根拠も不明の「美化の妄想」に取り憑いて、それを互いに感染させ合い、親から子へ、教師から生徒へ、医師から患者へと継承させてきたのです。そこで、ポルソナーレは、このような日本人の「総うつの病理」の情況にあって、「うつ」に内向していく人とどのようにコミュニケーションをおこない、よりよい未来の行動を合意していくか?の「ポルソナーレ版ハーバード流交渉術」の「交渉テクニック」を開発し、レクチュアします。人間は、必ず変われます。その変わり方、変え方に役に立つ最強の交渉の仕方を教えます。 |
4月11日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 「ハーバード流交渉術」 (フィッシャー・ユーリー) 「対人恐怖の人間学」(内沼幸雄) エクササイズ・I 「現実を発見する知性の学習モデル」 エクササイズ・II 「聴覚力を伸ばすイメージ療法」 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「ぼくは未来を怖れない。 ぼくの怖れてゐるのは、現在だ」。 (「寂寥についての註」154ページ) |
●本ゼミのニューズレター(レジュメ版)を当ポルソナーレのHPで公開しているのは、ごらんいただいている方への学習用のためではありません。日本人の脳の働き方のソフトウェアの解明が、日本人に役に立つ実践実技とはこういうものである、ということを論理実証的にアピールすることを目的にしています。 ●今回は、日本人の脳の働き方がなぜ「対人恐怖症」を生み出すか?の臨床のケースをレクチュアします。 |
4月25日 | おもな内容 「和歌山毒カレー大量殺傷事件」 に見る日本人の対人意識 「強迫観念」との交渉戦術 エクササイズ・I 不安を安心に変える知性の学習モデル エクササイズ・II 対話力を伸ばすイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「僕はひとびとのように現実の危機に対しての 人間の生の不安、絶望を 強調するわけにはいかない。 ただ、それをもっともだと感じているだけだ。 僕は人間そのものに絶望してゐる。 これ以上、何に絶望できるか?」 (「断想VI」145ページ) |
●このゼミのニューズレター(レジュメ版)のHPへの公開も、見ている方の学習用を目的にしていません。ポルソナーレの脳の働き方のソフトウェアのメカニズムの解明を具体的に公開して、日本の「エセ脳科学者」の悪影響を最小限の実害にくいとめることが目的です。 ●今回は、4月21日に死刑判決が確定した「和歌山毒カレー大量殺傷事件」の「動機」は何か?を明らかにします。 ●弁護士は「動機がない」と言い、検察庁は、「動機は不明」としています。しかしこの事件にも原因を構成する動機はあります。それを明らかに説明します。この事件に見てとれるように、日本の病理学は、「動機を明らかにする」という知的能力を崩壊させています。だから情ようしゃなく死刑を選択できるのでしょう。5月から始まる「裁判員制度」では、この事件の「動機」(行動のための言葉を長期記憶していない)と軌を一にする人々が、被告人と同じ位置に立って「無罪」の判決を下すと予想されます。 ●「和歌山毒カレー事件」の動機の地続きにある「強迫観念」という日本人に特有の病理のメカニズムを明らかにします。このケースは、「自分の手の爪(つめ)が恐い」というものです。「先がとがっているもの」は全て恐怖の対象です。 |
5月9日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 「障害児教育を考える」(茂木俊彦) 「アスペルガー症候群」との交渉戦術 エクササイズ 活動の能力を高める知性の学習モデル 活動の実践力を伸ばすイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「わたしはしかたなしに孤独な希望を 刻みつけなければならぬ」(「第二詩集の序詞」 (草案)(一九五二・一○・○七))155ページ) |
●LD、ADHD、アスペルガー症候群は、今、世界的なレベルでの病理(障害)となっています。背景には、「バブル経済」を生み出したアメリカのプラグマティズムの拡大と受け容れ、日本人の場合は「依存」にあります。 ●プラグマティズムは、世界経済を崩壊に導いただけではなく、人間の心身の発達や生成を歪めました。その典型がLD、ADHD、アスペルガー症候群です。日本人は、母と子の関係、父と子の関係の『愛着』が「社会性の世界」の概念の学習や習得を空白にしてきているので、世界のどこの国よりもLD、ADHD、アスペルガー症候群を構造的に、特異的に産生してきています。 ●この日本人の新しい社会病理の「アスペルガー症候群」の病理の発生のしくみと、そして「支援」としての「教育の仕方」「対人関係の能力の改善の仕方」の方法をレクチュアします。 |
5月23日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 「アスペルガー症候群」との交渉術 エクササイズ・I 活動の能力向上の学習モデル エクササイズ・II 活動の知的実力を伸ばすイメージ療法 テクスト…『初期ノート』(吉本隆明) 「民衆の最も重要な部分のひとは、 社会的無関心を以て、 社会的悲惨のなかに陥ちこんでゐる。 芸術家と思想家の最も重要な部分のひとは、 二千年以来の社会的無関心によって、 相も変はらず、楽天的手仕事と 切り口上を繰り返へしてゐるに過ぎない。」 (「中世との共在」100ページ) |
●アメリカの大手証券会社リーマン・ブラザーズの経営破綻をきっかけにして、アメリカの「金融システムのバブル」が崩壊し、世界経済はグローバル・リセッション(世界規模の景気後退)に陥りました。日本は「輸出主導の経済成長」であったために、世界の国でも最も大きいダメージを受けました。 ●問題は「経済のバブル」ではなくて「バブル性の観念」にあります。「多元的無知」「肯定バイアス」「確認バイアス」「認知バイアス」「宗教、まじない、お守りなどのプラシーボ効果」「負のバイオ・フィードバック効果」「ライデンフロスト効果」「クェシズム」「暗示」などなど、が、「バブル性の観念」です。 ●これらの「バブル性の観念」を社会に置き換えると「失業」「倒産」となり、脳の働き方では「LD」「ADHD」「高機能自閉」(アスペルガー症候群)となっています。LD、ADHDが「成人」すれば「アスペルガー症候群」となる、というメカニズムをレクチュアし、「交渉術」という支援の仕方も説明します。その具体的な理論と、実技は『谷川うさ子王国物語』(脳を発達させるトレーニング・ペーパー)で発売中です。話を聞いてみたい方は「東京03‐3496‐6645」へお問い合わせください。 |
6月13日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 日本型の分裂病の対策とアドバイス ケーススタディ 「日本人はなぜ英語ができないか」(鈴木孝夫) エクササイズ・Ⅰ 分裂病を防ぐ知性の学習モデル エクササイズ・Ⅱ 社会性の知性を正しく習得するイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「それ故、神話の科学的な解明なるものは、 すべて無意識の心理学的分析に還元せられざるを得ない。 さもなくば、それは考古学の問題に外ならないであらうから」。 (「原理の照明」91ページ) |
●「日本型の分裂病」というものがあります。「分裂病」は、時代と社会、その国によって「症状」が違います。しかし、その「しくみ」はいつの時代もどの社会でも同じです。「日本型の分裂病のしくみ」を、吉本隆明の『共同幻想論』の中の「禁制論」と「憑人論」から事例をひいて説明します。そして鈴木孝夫の「日本人はなぜ英語ができないか」から、日本人の「分裂病のつくられ方」を分かりやすく、明快に説明します。 ●「分裂病」の本質は、①「不適合」②「自閉」③「離人症」④「弛緩」の4つです。すると、「人格の分裂」とか「人格の多重化」といったこととは全く無関係な病理であることが分かるでしょう。日本人は、今まで「ユニット不適合」で「ユニット自閉」をつくり、さまざまな趣味、遊び、快感の享受で「離人症」を持続させてきました。「うつ」への転落を防ぎ、「人格の崩壊」を先送りしてきました。 それが、このグローバル・リセッションをきっかけにして、人工的な「弛緩」を維持できなくなり、一気に「分裂病」を噴出させています。 |
6月27日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 日本型の分裂病の対策とアドバイス ケーススタディ 「日本語の教室」(大野晋) エクササイズ・I 不適合を防ぐ知性の学習モデル エクササイズ・II 「不適応」を解消するイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「社会は最早、無数の秩序ない抑圧の集積だ。 居場所を喪った僕の魂は遥かな地下を歩いてゐる」。 (「形而上学ニツイテノNOTE」55ページ) |
●「日本型の分裂病」の生成のメカニズムを「言語学的なしくみ」から明快に明らかにします。日本人は、ケータイ、メール、ゲーム、テレビ恋愛ゲームが好きです。分裂病の本質の「弛緩・しかん」の「触媒」になるからです。そして薬が好きです。神経症の症状は治らず、多少の発作性の苦痛感がゴマかされれば、分裂病の実体の「弛緩・しかん」を長持ちさせることができるからです。この「弛緩・しかん」という分裂病の実体を長持ちさせられれば「適応」が可能ではないか、と長い間、錯覚してきました。 ●しかし、グローバル・リセッションで、分裂病のその錯覚に冷水が浴びせられています。すると、残る道は「破瓜型の分裂病」の「人格崩壊」しかありません。「自分は仕事をしている、学校にも行けている」という「適応」の中で、触媒をつかって「弛緩・しかん」とともに「自閉」と「離人症」を強化している人の苦難が始まっています。 |
7月11日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 日本型の分裂病の対策とアドバイス・III ケーススタディ 『共同幻想論・他界論』(吉本隆明) 『ことばと文化』(鈴木孝夫) エクササイズ・I 「適合不全」を防ぐ知性の学習モデル エクササイズ・II 不適応を避けるイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「帝王はいまも神権につながれてゐる。 あの荘厳で無稽(むけい)な戴冠式や即位式。 それから支配者の位置につくものが 僧侶の前で宣誓する風習。 神権と王権。立法と行政とが、 神と帝王から離れて民衆の手に移されるのは 何日のことか」 (「エリアンの感想の断片」39ページ) |
●吉本隆明の『共同幻想論』の中の「他界論」をケーススタディにしています。「他界」とは「あの世」「彼岸」のことです。だから「亡霊」が出てきます。なぜ、「亡霊」が出てくるのか。『人の死の行程』の中の「第三の行程」の「人生の中で最も愛した人」との出会い、感謝の交流が無く死んでいったという生前の「不適合」が「生きている人間」の観念に表象されるからです。ひるがえっていえば、「人格崩壊の分裂病」(第三期)を抱えている人は、「生きながらにして他界」を抱えている人のことです。このタイプの人は、「他者」を拒絶し、私物化し、無視し、不登校などの苦悩を放置してきています。もともとの「原因」は「不適合」です。 ●心の病理の究極が「ルビコン河」です。この「ルビコン河」を渡らせた人、もしくは渡ることを強いた人の「他界」は、どこにせり出してくるのか?その真実をレクチュアします。 |
7月25日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 日本型の分裂病の対策とアドバイス・Ⅳ ケーススタディ 「子どもの危機・この国で産み育てるリスク」 (週刊ダイヤモンド) エクササイズ・Ⅰ 「主観」を改善する知性の学習モデル テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) いら立ちといふのは 精神の剥離(はくり)感覚である。 ④僕の判断を実証することが、日本の国において 殆んど不可能であるといふこと。 ⑤僕らの国の権威者によって 典型的に表現されている劣等性が、 僕に与える自己嫌悪と共鳴現象を呈する。 ⑥強制的に採用されてゐる 日本における経済政策が、 貧窮階級の意識的な無視によって 行はれてゐること。 ⑦占有せられた現実。 他律的な現実において僕の自律的な判断が 占めるべき場所を有しないこと。 「断想Ⅰ」(128ページ) |
●『週刊ダイヤモンド』による取材の、「小学生」を中心とする日本の子どもの「分裂病への移行状況」をケースとして取り上げます。日本人の誰もが「ケータイ」「ネット」「ゲーム」が、「日本型の分裂病」の「境界型の分裂病」をつくる「触媒」であることを理解できないでいます。取材によれば、約30%の小学生が「ケータイ」を所有して、休日には1日24時間も「ネット依存状態になっている」という事例があります。親が、「ケータイ」「ネット」が「分裂病」の触媒であることを理解しないので、「学力低下」「学習意欲の低下」「ゲーム・ネット・ケータイ依存による弛緩(しかん)への安住」その結果の「勉強への不適応」という因果律も理解することができません。 ●そこで、このような「破壊されている日本の子どもの知的脳の働き方のメカニズム」の打開策の「家庭教育法」を教えます。学力にしろ、コストにせよ、必要な時期に、必要な量だけ投下しなければ、その家の親にも子どもにも未来はないことを『週刊ダイヤモンド』の取材は教えています。 ●まず、「分裂病」とは、「二重人格」とか「三重人格」、そして「幻聴、幻覚中心の妄想をつくる病気」だけのことではなく、「第1期」「第2期」「第3期」と段階をたどって移行していく病理であることを理解しましょう。共通する症状は、「自閉」と「離人症」です。目、耳、手、指、口などの知覚神経が「麻痺・マヒ」して機能不全になっていく病理です。「子どもの未来」を不問にするとは、「子ども」にかかわる「大人」の未来も遮断されるという本質も、理解しませんか。 |
8月8日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 「裁判員裁判」制度 日本型の分裂病の対策とアドバイス・Ⅴ エクササイズ・I 「尊大」を防ぐ知性の学習モデル エクササイズ・II 「尊大」が招く孤立防止のイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「マルクスの歴史哲学が提示したテーゼ。 すべて抽象的なるものは 現実的であるといふことである。」 (「原理の照明」92ページ) |
●日本の刑事事件の裁判の仕方が変わりました。「裁判員裁判」というものです。 ●日本人の「尊大化」は、伝統的に「人を殺す」ということにいきついています。大野晋の『瓜子姫』の民話(じつは、元は神話)に「尊大の起源」とは「二度目の殺害にある」と実証されています。 |
8月22日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム・ おとなと子どもの脳の発達のさせ方 分裂病と無縁の日本語の表現術 ケーススタディ 「後藤式文章の技術」(後藤禎典) エクササイズ・I 「尊大表現」を変える知性の学習モデル エクササイズ・II 「尊大」で落ち込む「うつの予防」のイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) |
●日本人の分裂病は、「境界型の分裂病」が中心です。次のような進行過程をたどります。
|
9月12日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 再生と変革のための日本語の能力 ケーススタディ…「数学入門」(上)(遠山啓) エクササイズ 「超日本語」の学習モデル テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「殊にいささかでも、自らの精神について 何らかの苦闘を経て来た者は誰もが、 思想といふものが如何にして形成され、 如何にして発展せられるかを知ってゐるだらうし そうすれば、幼稚な無関心でもって、 思想と人間、現実と理論との必然的な関連や、 微妙な断層を等閑に付することはしないであらう、 と思はれた」。 (「カール・マルクス小影」113ページ) |
●日本人の言葉は、三つの柱で成り立っています。
●日本人が日常的に使っているのは「和語の文法」です。弥生時代の思想を原型にして形式だけを変化させて、しかし、ものごとの認識の仕方は、古代原始社会人のとおりに、今も変わらずに表現し、行動しています。 |
9月26日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム・おとなと子どもの脳の発達のさせ方 客観表現のための日本語の能力とはどういうものか ケーススタディ 「ハーバード流交渉術」 (ハーバード大学交渉学研究所・フィッシャー・ユーリー) エクササイズ・I…客観表現の日本語学習モデル エクササイズ・II…主観を解体するイメージ療法 テクスト…『初期ノート』(吉本隆明) 「僕が何よりもこの著書について驚嘆を禁じ得なかったことは、 それが感性の高次な秩序を要求するといふことであった。 僕は、この点についての 多くの信者たちの悪循環をよく知ってゐるし、 彼等に悪循環をさえ要求するような 見事なマルクスの思想も知ってゐた。 唯、僕が何故その悪循環を経験しなかったかと言へば、 それは、僕の全く対蹠的 (注・たいしょてき。正反対の位置関係にあること) な部門についての少しの修練があったからである」 (「カール・マルクス小影」113ページ) |
●日本の文法家は、誰もが「日本語」(和語)は「主観」を表現することをもって特質とする、とこぞってのべています。日本人は、弥生時代から「和語・やまとことば」の文法に従ってものを考え、行動してきているために「主観の不都合」すらにも気づくことはありません。ものを売る人、人へのサーヴィスを提供する人は、多くの人の支持が必要なことを理由に、日本人の「主観」に同調して肯定的に語りかけます。ネットやケータイ、テレビは、日本人の「主観」のニーズに合って、日本人の「主観」に矛盾を感じさせなくもさせています。
そして、その代償として「日本型の精神分裂病」の「自閉」と「離人症」を深化させ、E・クレペリンのいう「早発性痴呆」を日本のすみずみにまで浸透させています。 ●グローバル・リセッションが、日本型の分裂病をつくる「主観」の産物の「バブル性の観念」の破綻とともに浮上して一年がたちました。「主観」では、この現実の困難は誰一人として乗り超えられません。そこでポルソナーレの「日本語による客観表現の能力づくり」が必要です。 |
10月10日 |
おもな内容 |
●NHKテレビで、「子どもに迫る貧困」が取り上げられていました。食事を与えられない小学生、月謝が払えないので学校を辞める高校生、などのことでした。 ●日本語のもつ「主観表現」や、「抽象思考ができない和語」の限界をどうのりこえて、本物の知的教育をおこなうか?が問われています。子どもらの衰弱は、大人の自らの未来の衰弱と同義です。このように考えられない大人の貧困の鏡が今の日本の子どもに映し出される貧困の姿です。ポルソナーレは、本物の知的実力とはこういうものです、という具体的なメソッドをレクチュアしています。 |
10月24日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム・ おとなと子どもの脳の発達のさせ方 日本語の「分裂病表現」の対策とアドバイス 「ハーバード流交渉術」 (ハーバード大学交渉学研究所・フィッシャー・ユーリー) エクササイズ・I 日本型の分裂病と会話する学習モデル エクササイズ・II 会話を浪費しないイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「アジア精神の将来は、決して悲観すべきものとは 思はれない。 併(しか)し、現実的な抑圧が その光輝を剥奪(はくだつ)してゐるのである。」 (「断想Ⅱ」130ページ) |
●ポルソナーレは、「乳・幼児の脳の働き方」の「言語の生成のメカニズム」をほぼ解明しました。「乳・幼児」は、まだ言葉を知らないので、乳・幼児の脳の言語の生成のメカニズムは、イコール、全ての国の乳・幼児に共通する「メタ言語という文法のシステム」になります。ここから「日本語の文法」を見ると、「行動が止まる」「ものごとを客観的に理解しない」「ものごとに知的に取り組む努力をしない」「自分の目先の快感だけにしがみついて依存や甘えを果てしなく期待する」という行動を生成するという病理的特性を骨格にしています。 |
11月14日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 日本語の文法理解と教育法 ケーススタディ 『ハーバード流交渉術』 (ハーバード大学交渉学研究所、フィッシャー・ユーリー) エクササイズ・I 日本型の分裂病を超える会話の学習モデル エクササイズ・II 不安な会話を受けとめるイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 「僕は一つの基底を持つ。基底にかへらう。 そこではあらゆる学説、芸術の本質、諸分野が 同じ光線によって貫かれてゐる。 そこでは一切は価値の決定のためではなく、 原理の照明のために存在してゐる。」 (「原理の照明」83ページ) |
●「日本型の分裂病」とは、「つねに行動が止まりそうな状態」ということです。「行動停止」ということです。行動停止は、分裂病の病的特性の「痴呆」(E・クレペリン)をつくります。人間は「痴呆」でも生きていけます。「痴呆」にもいくつかの種類があるからです。だから、「長期化するデフレ型の不況」の中では、「痴呆の症状の度合い」を基準にして「知性の二極化」が始まっています。「本が読めない」「本を読む気もしない」「文章など書いたことがない」「文章を書くと全身がきしむ」などの知性が「行動停止」の道を歩きます。メールやゲームの小さなディスプレーの中に「自閉」して「弛緩」させる、そして再び回復することはない、という二極化が目ざましい勢いで進行しています。 ●その根本の原因は、日本語の「文法」にあります。日本語とは「和語・やまとことば」(ひらがな)のことです。この文法には、「奈良時代」に躍動した日本型の宗教の「アニミズム」が形づくりました。このアニミズムが、今、日本型の分裂病の病状の「強迫観念」を生成しつづけています。「なになにが恐い」「なになにが怖い」というのが「強迫観念」です。社会と不適応になったその瞬間から「人格崩壊」のタイプの分裂病へと移行しています。 ●ポルソナーレは、人材育成をテーマに、本格的な知性づくりの「日本語の文法」をレクチュアしています。新しい年を正しい未来づくりの年にするために、『谷川うさ子王国物語』という通信講座があります。学習をおすすめします。 |
11月28日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 「年金激震!」(週刊東洋経済) 『言語にとって美とはなにか』(吉本隆明) エクササイズI 日本型の「ブローカー失語」と「ウェルニッケ失語」 を変える学習モデル エクササイズII 知的会話のためのイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) (「形而上学ニツイテノNOTE」61ページ) |
●民主党は、「年金問題」を操って政権を取りました。しかし、その「年金問題」は、検証してみれば、ことごとく根拠のないものでした。その検証の実証から、日本人の「認識」という「知的な分かり方」がいかにバイアスに歪みきっているかを明らかにします。 ●日本型の分裂病は、大脳生理学のいう「ウェルニッケ失語症」(自分でもその意味を正しく説明できない『単語』、『意味の脈絡』を話すこと)、「ブローカー失語症」(断片的にしか言葉を発しない、説明のための言葉を言いあらわせないこと)、「ジャルゴン失語」(意味不明の言葉を乱発すること)、が生成します。そして、行動停止の「うつ」や「強迫観念」を露呈しています。 |
12月12日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 「年金激震!」・Ⅱ(週刊東洋経済) 『言語にとって美とはなにか』・Ⅱ(吉本隆明) エクササイズ・Ⅰ 行動停止を変える日本語の文法の学習モデル エクササイズ・Ⅱ 妄想を消すイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 友よ。ではあの不かつ好な道標の前へ来たら訣れよう。 君は右へ僕は左へゆけとそこに書いてある。 ただひとつのことをむかへ入れたために 僕の精神は何かを喪ったのだらうか。 精神は自衛の本能をもってゐて、 僕はネガティヴの思考と行為とを注意深く選択してゐる。 (「夕ぐれと夜との独白」31ページ) |
●大野真(国語学者)の「日本語の文法」についての説明をお読みになったことがあるでしょうか。まだ読んでいない人は、一冊は読んでみることをおすすめします。すると今の日本では、いかに「歪んだ説明の言葉」がうずまいているかが分かります。その典型が「年金問題」です。新しい政権はこの「年金問題」を徹底的にバイアスに歪めて広告コピィして、国民の関心を集めて、300議席を確保しました。しかし、今、歪めて伝えた発言を修正することはなく、「年金制度は破綻する」という認識の歪みを信じこませたままに放置しています。 ●このような「話し手」と「聞き手」の言葉と話し方に、日本人の日本語による「認識のバイアス」の典型があります。今、「歪みをつくる日本語」の立て直しを、一人、一人がおこなわないかぎり新しい年の安心と、安全の展望は開けないでしょう。そこで、『言語にとって美とはなにか』をテクストにして、今の日本人の「総行動停止」の混迷からの脱け出し方をレクチュアします。 |
12月26日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 『日本語の年輪』(大野晋) 『負けない技術』(桜井章一) エクササイズ・I 役に立つ日本語の文法の学習モデル エクササイズ・II 自分に勝つイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) 我が国の現在における最大の不幸は無知蒙昧にして 頑固なる政治家によつて行政及び立法府が 支配されてゐるといふことである。 しかも彼らは旧時代的帝国主義者によつて庇護されてゐる。 (原理の照明) |
●大野晋の『日本語の年輪』より、「奈良時代の女性の自立」と、その後の日本女性の「尊大や見下しの対象」へと追いやられた変遷を説明します。天才・紫式部の『源氏物語』の解説をとおして、日本の女性の知性・精神の輝き方と、ここから社会的地位が転落していったことを明らかにします。「日本語の文法」の認識のバイアスのメカニズムが原因です。 ●「桜井章一」の『負けない技術』より「奈良時代」の女性の自立・独立・自主の回復のさせ方の実践の仕方を教えます。 |
1月9日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 『精神現象学』(上)(G・W・F・ヘーゲル) 『負けない技術』(桜井章一) エクササイズ・I 日本語の文法の役立て方の学習モデル エクササイズ・II 悪意に勝つイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) |
●日本人は、「勉強をするということ」「知的に学ぶということ」を根本的に誤解しています。物をつくって売って、収益があって、生活に役立つ、というのが日本人の「知性」のイメージです。こういう「知性」はアメリカ哲学のプラグマティズムというものです。「役に立つか?どうか?」が価値判断のバロメーターです。では、文字どおり、本当に役に立っているのか?これからも役に立っていくのか?「あなたはあなたの未来を保証できるのか?」と問いかけることはできない、というのが、身につけている「知性」です。 ●G・W・F・ヘーゲルは、今から150年前に、今の日本と同じような時代の衰弱の中で「認識するとは、本当はどういうことをいうのか?」という「哲学」の集大成と土台づくりの学的体系の『精神現象学』を公表しました。現在の世界の哲学は、全て、ヘーゲルのこの『精神現象学』から派生しています。 そこで、ポルソナーレは、ヘーゲルの『精神現象学』を最も分かりやすく、学んだ人の「観念のパラダイム・シフト」が創造的に一変する、…新しい自己主体がみずみずしくよみがえる!!という仕方でレクチュアします。デフレ型の不況による「自己」の圧縮や脱水症状は、ここから立て直すより他に方法はない、と考えています。 |
1月23日 | おもな内容 脳の働き方のメカニズム おとなと子どもの脳の発達のさせ方 ケーススタディ 『精神現象学』(上)・Ⅱ(G・W・F・ヘーゲル) 『日本語の年輪』(大野晋) エクササイズ・I 日本語を知的につかう学習モデル エクササイズ・II 知的実力づくりのイメージ療法 テクスト 『初期ノート』(吉本隆明) |
①この本ゼミは、中級クラス、スーパーバイザーカウンセラー認定コース、№50のゼミです。現ゼミ生の皆さまに特化して系統立てたゼミです。 ② 「ゼミ・イメージ切り替え法」に、今、新しくご入会を希望される方は「初級コース」より始めていただきます。「DVD通信学習」へのご入会を受け付けています。 ③ 「ゼミ・イメージ切り替え法」は「女性向けカウンセリング・ゼミ」「男性の女性対応カウンセリング・ゼミ」です。「教える・育てる・導くカウンセリング法」が教育方針です。 今回は、日本人の「観念」をつくる日本語(和語)のもつ「行動が止まるメカニズム」と「うつ」をはじめ、さまざまな病理症状を発生させる「しくみ」を、ヘーゲル哲学の観点から分かりやすく説明します。 ④ 人間には「観念の世界」がある、その「観念の世界」とはどういう実体をもって形づくられているのか?を世界でも初めて分かりやすく説明します。この「観念の世界」を分かる だけで、あなたの見聞きする現実は劇的に一変するでしょう。 |
「第20期」(平成30年・2018年)ゼミ、開講中! | |
---|---|
バックナンバーの一部を9期後半分より、随時掲載していきます。 詳しくは下記をクリック |
|
ゼミ・イメージ切り替え法 バックナンバー第7期まで バックナンバー第8期から ゼミ・イメージ切り替法の詳細 ゼミ・イメージ切り替法トップページ |
カウンセラー養成ゼミ バックナンバー第7期まで バックナンバー第8期から カウンセラー養成ゼミ詳細 カウンセラー養成ゼミトップページ |
入会も随時受け付けています。 入会と同時にご希望のバックナンバー等、ビデオ(DVD)学習で、学んでいただけます。 ゼミの見学、ゼミのバックナンバービデオ(DVD)試聴も無料です ニューズレターと共にお送り致します。 詳しくは「入会案内」をご覧下さい。 |