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全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
読むだけで幸せになる手紙
治療しても治らない頭痛、
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わたしは、親と同居しています。週に三日ほど小さな工場で働いています。35歳の独身女性です。 私には夢があります。女優になることです。NHKのドラマの主演女優になって、活躍している姿を思い浮べます。 そういう自分を想像すると胸がときめきます。 わたしは、長い間体調がよくないので、夢も諦めなければならないのかなとおもっています。 わたしの体の症状は、緊張性の頭痛です。頭がガンガンして痛みます。心臓もドキドキしているので、頭が痛いのか、心臓の動悸なのかのみわけがつきません。 病院は5つくらいの病院で検査をしてもらいました。 CTスキャンで脳も調べてもらいました。検査の結果は、どの病院でも異常はないという診断でした。 わたしは、この症状で10年間ほどひとりで辛い思いをして苦しんできました。 もう一生治らないのではないかと諦めています。 わたしにはお付き合いをしている彼氏がいます。 5歳年上です。彼はとても優しく、思いやりのある男性です。介護職の現場で働いています。介護の現場の老人の方々に好意をもたれています。この彼も体調がよくありません。CTスキャンで撮影してもらったので白血病にかかっているのではないかと心配しています。わたしのことも、CTの影響で白血病になっているのではないかと心配そうな表情で気に病んでくれてもいます。 わたしはこの彼ととても相性がいいとおもっています。会って話せば、体の調子や症状のことを尋ね合って、いたわり合い、なぐさめ合っています。 わたしは、小さいころによく頭を叩かれました。叩くのは父親です。あんまり頭を叩かれるので、いつも頭痛がするようになったのだとおもいます。 医者の診断が素直に受けとれないのは、いつも頭痛があるせいなのかもしれません。 わたしは、駅の階段でもよく転びやすいのです。これまで5回くらい駅の階段で転んで頭を打ちました。痛くて涙が出ます。転んで頭を打ったのも頭痛の原因ではないかなとおもっています。 わたしは、家に帰ってくると、両耳にヘッドホーンをあてて音楽を聴きます。食事中も聴いています。寝ているときも聴いていたいのですが、親が「それだけはやめなさい」と言うので、ヘッドホーンを外して寝ています。すると、心臓の動悸がドキドキするのが耳に聴こえてきます。なかなか寝つけません。眠っていると胃がムカムカしてきてもたれてくるのです。胃の不快感でなかなか眠れません。 夜にでも、彼氏にすぐメールを出して「生きた心地がしない」と訴えます。彼氏は、すぐに返事をくれます。「自分も胃の調子がすごく悪い。今日は、食事は一度しか摂れなかった」などと返信メールが来るのです。 お互いに、この先、生きていけるのだろうか?と心配し合っています。 |
谷川うさ子さん |
ポルソナーレからのアドバイス 自立神圭子さん(35歳、仮名)の物語です。 人間は、自律神経の働きで生きていることは、あまりよく知られていません。身体の活動も、心や精神の活動も、自律神経の働きが中心の柱になっています。 とくに、自律神経の働きが大きいのは血液を送る血管です。血液がエネルギーや栄養を送ります。 酸素も、脳や、身体の器官の細胞に送ります。 自律神経の中でも交感神経がエネルギーと代謝のシステムをになっています。 女性は、血管が副交感神経支配です。すると、いつも、未来のこととか、将来のことをしっかり考えなければ、交感神経が働きにくくなるのです。 過去のことに気持ちがとらわれていると、副交感神経がすぐに優位になります。 自分の将来を悪く悲観しても、辛い考えや痛みのともなう症状をつくり出すホルモンや伝達物質が血液の中を流れ出すのです。 わたしは、女優になるという夢があります。この夢を毎日の生活の中の目的にするとよいというアドバイスをいただきました。 『マッサン』というNHKの朝ドラでは、「エリーさん」役のアメリカの女性が、疲労と緊張で声が出なくなったと聞きました。 女優になるには体力がいる、と気づきました。 人との会話のやりとりにも同調して、波長を合わせることも大事と気づきました。 自律神経の交感神経を働かせる井穴刺絡のひとりでできる免疫療法も教わりました。 今、頭痛も治り、胃の調子も治りました。 夜も、窓の外のまるいお月さまを見て気持ちよく眠れています。 今日も、銀色の大きい月を、ピンク色の谷川うさ子さんが横切っていくのが見えたような気がします。 「がんばれ、がんばれ、神圭子さん」という彼氏の応援の声も聞こえました。 |
谷川うさ子さん |
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