■相談の事例
「わたしは、主婦業をしていると、身体に発作の症状が出てきます。結婚生活をつづけられるでしょうか?」
(菊地多美子。女性。宮城県仙台市)。
(お知らせ・人物は仮名です。特定の人物、地域、団体、職業とは無関係です)
■相談の内容
わたしは、40歳になる主婦です。子どもが2人います。小学2年生の女の子、小学6年生の男の子です。夫は会社員です。義理の父とも同居してます。
今から9年前に、自宅でラーメンを食べているときに、急に、息苦しくなりました。頭がズキーンと痛みはじめて、目の奥も痛くなりました。この日からこんなふうに痛みが起こったのでいろんな病院に行きました。最後に大学病院の脳神経科に行ったところ、「ストレスから起こっている」と言われました。薬をもらって飲んだところ、1ヵ月で治りました。
今から3年前のことです。家の中で身体を横にして休んでいたところ、身体の中のどこかの内臓がなんともいいようのないくらいに気持ち悪くなりました。嫌だなあと思っていたら顔が歪んできて、ひきつる感じになりました。すると9年前のときのような発作が起こったのです。頭と目の奥がシビレて、顔面も蒼白になったのです。この突然の症状が、今もつづいています。
今、病院に通っています。病院の先生は、「一種のヒステリーだ」と言います。病気や症状のことを気にするから予期不安が起こって症状が出てくる、と言います。しかし、症状はどんどん重くなる一方です。
今では、内臓の気持ち悪さに加えて、顔のひきつり、足の震え、息苦しさ、頭痛、がくりかえし、順序よく起こります。家族の目にも、顔面が蒼白になるので発作が起こるのが分かるようです。
せっかく結婚して主婦になって、望んで子どももいるのに、と自分に言い聞かせて焦る毎日です。台所で何かをしているとたびたび発作が起こります。発作が起こるたびに疲れてしまい。足が重くなり、歩くのも辛くなります。
この頃は、発作が落ち着くまで横になるようになりました。。そうしないと、身体が震えて、ふわふわした気分になり、無気力になるからです。いつも眠っているか、起きているのか分からない気持ちにとらわれています。ものを考えるとか勉強しようとするとどっと無気力の状態になのです。わたしのこのヒステリーの状態というのは治るものでしょうか?
●ポルソナーレの「指示性のカウンセリング」とはこういうものです
(1)この女性は社会的なことと関わりをもつということができないという脳の働き方になっています。脳の中の働きの「関係性の能力の障害」の病気です。
(2)人間は社会性の世界から孤立すると生きてはいけない、というのが本質です。社会性の世界は「形式」と「中身」との2つで成り立っています。「形式」との関わりをもてなくなると、こんなふうに脳の働き方が一気に崩壊します。
(3)この女性の場合は、ポルソナーレのカウンセリングで約2週間で治りました。
脳の働きかたを正しく改善したためです。
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