みなさん、こんにちは。
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
●日本人の本当の危機は「行動が止まる脳の働き方」にある
ポルソナーレは、「日めくり式のプリント形式のテキスト」、実践実技講座を開発してスタートさせます。
スティーヴン・キングやイギリスの作家のディケンズがおこなったような、受注製作方式で、「出来た分ずつ」をこきざみに送るというシステムで一人ずつの自宅に送りつづけます。
なぜ、このように「谷川うさ子王国物語」を企画して特別の個人指導システムを開発しているのか?についてお話します。
簡単なテストをご提供します。
次のような言葉はどういう意味であるのか?をご存知でしょうか?
《A》
- 立つ
- 進む
- 戻る
- 止まる
- 休む
《B》
- 歩く
- 走る
- はう
- ころがる
- 飛ぶ
- 泳ぐ
《C》
- 上る
- 下る
- 曲る
- 回る
- 通過する
- 座る
- ふらつく
- 外れる
- さまよう
- 迷う
●あなたの回答の診断と解説
この《A》《B》《C》の言葉のグループは、「人間の行動にかんする言葉である」と考えた人は、100点満点中、60点です。正解ではないが間違いではありません。正解は、「もの」(物)と「ものごと」(物事)の「動き」にかんする言葉、と言えることです。
《A》は、「動き方」の言葉です。
《B》は、「動くための手段」の言葉です。
《C》は、「動きの進行と進路」の言葉です。
このように理解できて初めて100点です。
ところで、あなたはこのような説明を、「難しい」と感じるでしょうか?もし、「難しい」と感じる人がいれば、その人は、この言葉は読める、書けるかもしれませんが、「自分は動けない人」です。
●「メタファー」とは?をご存知ですか?
この《A》《B》《C》の言葉は、「メタファー」といいます。
目で見た「ある特定の対象の動きのパターン」を記憶して、この記憶をもとにして「自分自身の身体行動のパターン」のために記憶させた言葉なのです。
だから「メタファー」なのです。
「メタファー」とは「隠喩」ともいいます。「何かに見立てる」という認識の仕方のことです。
「月見うどん」「目玉焼き」「メロンパン」「白雪姫」「たい焼き」などがメタファーです。AをBに見立てるというときにメタファーが生じます。
類似性にもとづいて、その意味だけを取り出して、抽象的なことを「具体的に表現する」ときに、メタファーという認識の仕方が生じます。
●メタファーは高度化する
「人生の道」「社会の動き」「季節の移りゆき」「グローバル・リセッションの波動」などがメタファーです。
すると、《A》《B》《C》の「動きにかんする言葉」は、ここからさらにさまざまなメタファーが派生して高度になっていくことにお気づきでしょう。
ここでも、「気づく人」と、「あんまり興味がないなあ」と感じる人との二通りがいると想定されます。「そもそも、何を言いたいのか?さっぱり分からないよ」と感じている人もおられるでしょう。
●メタファーがあなたの行動を可能にする
《A》の「立つ」を例にあげてメタファーとはどういうものか?をお話しましょう。
◆「立つ」のメタファー
- 立つ…自立すること
- 立つ…自分の力で独力で立つこと
- 立つ…しっかり、倒れずにものごとに向かいあうこと
- 立つ…経営な家庭生活が正しくおこなわれていること。(倒産は、立てない状態のことだ)
- 立つ…圧力や障害に負けないこと
同じ「立つ」の言葉でも、「状況」と「場面」の「空間性」の違いによって内容が変わることにお気づきでしょう。社会現象や自然現象、人間の生活、人間関係についての内容説明を表現していることがよくお分りでしょう。
《例》
- 立つ鳥あとをにごさず(ものごとのけじめをつける、の意)
- 立て板に水(一貫性のある説明の力、のこと)
- 立てば歩めの親心(成長を願う愛情のこと)
- 立てばしゃくやく、座ればぼたん、歩く姿はユリの花(谷川うさ子さんのような美しい人のたとえ)
このような説明を読んでも、「まったく興味がないよ」「そういう説明を聞くと疲れますよ」と感じる人がいらっしゃるでしょう。
しかし、興味や関心をおもちの人は、自分の目の前の視界が少し広がり、何かが「見えてきた」と感じているでしょう。
●日本人は、言葉を短期記憶で憶えているので、すぐに忘れる
ポルソナーレは、人間の望ましい行動のことを何年にもわたって研究・開発してきました。今の「グローバル・リセッション」が起こる何年も前からです。
日本人が、いろいろな病気と症状を突出させて、パタパタと沈みこんでいく情況を見て、「行動についての言葉……文章、説明」を、見ても聞いても、何の興味もなく、意欲ももてず、知的実力の形成の学習に投資の価値など全く感じないという現象です。そういう人たちは、「働いている人」ならば「強迫観念」に陥り、「働いていない人」は「対人不安」や「対人恐怖」に陥って一歩も家の外に出れなくなっています。
外に出れば犯罪行動をとるか、犯罪意識につながる「バッド・イメージ」というイメージを煮えたぎらせて表象さえつづけているか、のどちらかです。
ポルソナーレは、脳の働き方のソフトウェアのメカニズムを「メタ言語」の認知と認識の領域で考察しつづけてきて、日本人は、「行動のための言葉」を「長期記憶していないこと」をつきとめました。「行動のための言葉」の例が、《A》《B》《C》のようなメタファーです。
日本人の多くの人は、茂木健一郎のような「エセ脳科学者」のいうことを信用しています。「短期記憶」とはすぐ忘れることだ、「長期記憶」をいつまでも憶えていることだ、と俗的に思い込んでいます。
こういうところにも「モギー」とか「モギケン」などと呼ばれてテレビで人気と正比例して「エセ脳科学者」の実害が深く浸透して日本人を奈落の底に突き落しています。
●日本人の危機の実体
長期記憶とは、行動の対象と行動の仕方の言葉を憶えることです。
短期記憶とは、「終わった行動」「行動しないこと」の記憶のことです。「丸暗記」「過去のことばかりを考える」「自分の美化の妄想のことだけを考える」…などのことです。
比べてみると、両者の意味はだいぶ違うことがお分りでしょう。
日本人は、《A》《B》《C》のような行動のためのメタファーを「長期記憶していない」のです。だから、《A》《B》《C》のような言葉は、読めるし、書けるけれども、しかし、すぐに忘れるのです。《A》《B》《C》の言葉の意味は何か?《A》《B》《C》の言葉を用いて、「経済」「人間関係」「政治」「グローバル・リセッション」の場面の中の状況や、その中の「ものごと」を説明する文章を書いてみよう、といったメタファーは、何も思い浮びません。自分の生存や生活がおびやかされているのに、他人事のようにしか認知できなくて「行動できない」、「行動の仕方が分からない」のです。「行動が止まる脳の働き方をおこなっている」ということです。
広く言えば社会不適合ですし、狭く言えば「うつ病」に陥っているのが日本人です。
●脳の働き方は「メタ言語」でしか理解できない
日本人は、脳の働き方(言語の生成と記憶のメカニズム)は、「X経路」しか使っておらず、「Y経路」が破綻しているというのがポルソナーレの見解です。
こういうメタ言語の説明は、どなたも今まで見たことも聞いたこともないでしょう。だから今のグローバル・リセッションも、なんだか「他人事」のようにしか考えられず、テレビの「爆笑オンエアバトル」を見て、強迫観念を深く、広く、拡大しつづけられていられるのです。
ポルソナーレの「谷川うさ子王国物語」は、心ある日本人のための最後の救出策として開発されました。
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