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認知症(痴呆症)を防ぐには鬱病を治すことだ

脳の働き方から見た「鬱病」(憂鬱も)がある。
仕事、学校の勉強、伝達や説明の中で「せっせ、せっせとノートに聞き書き」をすることだ。
資料、参考書の丸写し(コピペ)も鬱病の脳の働き方になる。
左脳の頭頂葉が止まって、全ての行動が止まるのだ。

 認知症(痴呆症)とは、簡単にいうと生活、人間関係のことの全ての行動がストップして全く動かなくなることだ。
 脳の働き方のメカニズムからみると、「左脳・頭頂葉」が止まっている。

 「左脳・頭頂葉」が止まると、論理という秩序にもとづく行動ができない
 働いているのは「右脳・頭頂葉」の「感覚」とその「知覚だけだ。
 「感覚」とは目、耳、手(指)、舌、鼻の五感覚のことだ。
 「感覚」の「知覚」とは、「見た」「聞いた」「触った」「味わった」「香りをかいだ」という認知のことだ。

 「見たものの内容はどうなっているの?」「聞いたものの内容はどうなっているの?」という問いには答えられない。「左脳・頭頂葉」のもつ、「距離」「角度」「方向」ということにかんする記号性を分かる認識の機能がないからだ。

 「行動」のためには「脳・頭頂葉」が働かなくてはならない。
 しかし、日本人の使う日本語の已然(いぜん)未然(みぜん)は、「自分自身にとって」(自分の食欲、性欲にとって。動機のこと)をあらわすだけの構文になっている。
 だから「左脳・聴覚野」ではなくて、「脳・聴覚野」が中心に働いている。

 「右脳・聴覚野」は「右脳・頭頂葉」しか働かせない。すると「目で見たもの」「耳で聞いたもの」は「たしかに見た」「たしかに聞いた」ことは認知できても原因、理由、根拠」にかかわることは認識できない。ただ、言われたことをせっせと行なうことだけできる

 「ああしろ」「こうしろ」と、ひとつひとつ指示して命じる人、説明してくれる人、あるいはパソコンでもスマホでもいいが指示の言葉があれば、「感覚」の「知覚と認知」は働く
 しかし、ものごとの中味とか仕組みの秩序や言葉憶えられない
 いつでも行動が止まるし、いつでも行動が止まっているも同然なのだ。
 「仕事の中で人から命じられた言葉を聞き書きする人」「学校の授業で、せっせと聞き書きをする人」が、「左脳・頭頂葉」が止まっている人だ。「自分が聞いたこと」「自分が見たこと」「自分が経験した行為」をあるがままに、事実にもとづいて言葉で言えない
 説明できない
 このタイプの人が鬱病なのだ。
 「行動の止まり」のことが、あれも、これもと増えるにつれて鬱病になる
 社会的に行動を止められるときに「認知症」(痴呆症)になる。
 改善策は、「ノートへの聞き書き」を止めることから、なのだ。
うさ子
谷川うさ子さん
うさ子
谷川うさ子さん

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