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全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
読むだけで幸せになる手紙
日本人の認知症(痴呆症)の発症率は17パーセントの意味日本人の認知症(痴呆症)の発症率は17パーセントだという推計があるらしい。 |
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厚生労働省の発表では、この平成27年3月時で「要介護者」と認定された人は、600万人だという。 この「600万人」の人は、必ずしも全員が認知症(痴呆症)ではない。医者らが診断する認知症(痴呆症)とは、「体験を忘れる」という中核症状のことであるからだ。 「さっきの食事を忘れる」「身近な人の名前や顔を忘れる」といったことが中核症状だ。 では、「600万人の要介護と認定された人」は、全く認知症(痴呆症)ではないのか。 独力で社会的な人間関係を保てない、社会的に適応する会話とか日常生活を行ないえない、ということには、「認知症」(痴呆症)の中核症状の「体験を忘れる」ということは無いのか? 認知症(痴呆症)には周辺症状というものがある。この周辺症状は非常にたくさんある。 とてもひとくちには言えない種類と量だ。一例をあげると「自分の妄想を根拠にして身近な人を攻撃する」「じぶんは、被害にあっていると強迫的に思い込んで他者を疑う」「作り話をしゃべる」(思いつきをしゃべる作話症)、「同じことをくりかえし、くりかえしおこなわずにはいられない常同症」といったことだ。 これらの周辺症状にも「体験を忘れる」ということがある。「体験」とは、社会の中にある共通の決まりごと、約束ごと、法則性のことだ。 すると、認知症(痴呆症)には、広義と狭義の二つがあることが分かる。 周辺症状は、かならずしも高齢でなくとも、若い年齢から起こる。 それこそ、山ほどある。 いろんな人が、人それぞれにいくつもの周辺症状を現わしている。 痴呆症(認知症)は、周辺症状をぞくぞくと現わし、それが「行動の止まり」という身体症状を現わすと、中核症状の目、耳、手などの「感覚の知覚」に「忘れ」が突出して、「経験」(さっきの食事、身近な人の顔や名前)を「忘れる」に至る。 なぜ、こういうことが起こるのか。 脳の働き方(言葉の生成のメカニズム)の考察にもとづいて説明すると、始まりは「会話のときに相手の顔、目を見ない」ことにある。 この「相手の顔、目を見ない」ということの中にいくつかの構造がある。 その構造は人それぞれというもので、特徴がある。 この特徴の一つ一つが周辺症状を現わす。 およそ母親、父親から「顔も目も見て話してもらえなかった人」そして「おまえはダメな奴だ」という主旨のことを言われた人は、「過食症」や「拒食症」という周辺症状をあらわす。 人間関係から遠ざかり、他者と仲良くするということのできない人の「相手の顔、目を見ない」でソッポを向いて話す人は、親しい人の一人一人とことごとく対立して、自分も否定する。 そして「短期記憶」による「行動の止まり」を起こして自死願望を抱く。 今、日本も世界も、要介護、認知症(痴呆症)をこんなふうに研究している人は誰もいない。 誰もが「原因は分からない」としか言わない。 「分からない」のは、考察しようとしない理由と目的があるからだ。 しかし、ポルソナーレは対策の基本を教える。 「会話のときは、相手の顔、目を見て話す。そして相手の話を聞く」。 これである。 |
谷川うさ子さん |
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