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全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
読むだけで幸せになる手紙
認知症の周辺症状
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《事例・わたしは負けたくない女性です》 わたしは、結婚して3年目になります。毎日、家出をしようか、逃げ出そうか?と考えて暮らしています。 年齢は、37歳です。 義理の親とか、親戚の人たちから、こういうことをやってください、この人とはこう関わってくださいと言われると、なにか文句をつけられたり注文をつけられているようで、とても嫌です。 ごくささいなことなのに、ものすごく重大事が迫ってきていて、内面が揺さぶられているように感じます。 自分が間違っていなくても自分から折れる、相手に合わせて受け容れることは必要だとは分かっていて、わたしは負けるのが嫌なのです。 わたしには、自分のことを分かってもらいたいという思いがあります。 わたしは、内面の状態の波が、快調と不調とで分かれていて、不調の波と快調の波が人よりも大きいと思っています。 不調のときは、皆から好かれたいと思い、相手に合わせます。 ここでショックなことを言われると絶望感でいっぱいになり、身体の具合も悪くなります。 結婚するときに、この人なら、わたしの内面のことグチョグチョしたところを話せると思ったのですが、「こんなにミジメな人って思わなかった」と言われて、何も言わなくなりました。明るく、すっきりした、さっぱりした性格になるにはどうしたらいいのでしょうか。 (石山光恵・仮名、37歳、主婦) |
谷川うさ子さん |
《ポルソナーレのカウンセリング》 ポルソナーレのカウンセリングは、指示性のカウンセリング法です。 だから、原因とか根拠をつきとめて、なぜこういうことが起こるのか?を説明します。 根拠にもとづいて対策を説明します。 ポルソナーレ以外のカウンセリングは、カール・ロジャーズが開発した非指示性の手法を用いています。 「カウンセリングって、なぜ聞くだけなの?」と不満の声があるのは、心理療法や精神科が採用している非指示性のカウンセリングのことです。 ポルソナーレのカウンセリングは、原因と理由を明らかにします。 だから脳の働き方のしくみも研究、開発しました。 脳のしくみは、欧米人も日本人も同じです。 脳は、言語によって働くので、脳の働き方は欧米語と日本語とでは大きく違います。 日本語は、「親に叱られた」「お出かけになられた」「もう間もなくいらっしゃる」の文例に見るように、「ル」「ラル」という言葉が土台、もしくは柱になっています。 この「ル」「ラル」という助動詞は「自然に成り立つ」という意味のことです。つまり「自然」のことです。 「自然はいいことだ」という価値観が日本人の全ての人に共通しています。日本人の男性も女性も、脳の働き方を分かろうとすれば、この「日本人は、自然ということをどんなことよりも高い価値とみなす」ということをいつも判断の基準にもっておくといいのです。 「日本人は、わたしの話を聞いてほしい、と誰もが思っています。人の話を聞くことよりも、自分が話すことの方が重要なのです。話すというのは、欲の脳の視床下部がつくる欲の表象のことです。 話を聞いてほしいとは、内扱いのことです。内扱いとは、自分で自分の欲(自然)を尊敬するという人間関係の行動のしかたのことです。この内扱いが丸暗記によって行動を成り立たせます。 丸暗記による行動は、仕事でも、結婚でも、恋愛でも、生活の中のことも、対象の意味はどうでもいい、ただ行動ができさえすればよいという性質のものです」と説明するのは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。 平成27年11月15日にNHK・TV「NHKスペシャル、認知症革命」を放映していました。ここで、認知症の人が「家族から、自分が何かを忘れたことをあれこれと言われるので、怒りたくなったり、ガマンして口をきかなくなったり、徘徊しました」と言っていました。 これは、丸暗記では、必ず忘れることが生じる、だから行動が止まるという脳の働き方のことです。 なぜ、こういうことが起こるのか?というと、丸暗記はただ行動できさえすればいいという脳の働き方なので、話すことが作話症になりやすいのです。作り話でしゃべると、必ず、行動が止まります。この時に「もの忘れ」がひんぱんに起こります。 「内扱い」は「自分のしゃべること」を自分で尊敬します。それなのに人から文句を言われると、怒りたくなるでしょう。 認知症の人はここで暴力をふるいます。暴言を言い、ガマンしきれなくなると家出(徘徊)します。 「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミに入会して特別の個人指導を受けました。緊急の対策として、話す相手の顔、目を見る、そして、相手の話す言葉を復唱する、相手の言葉のとおりに実行しました。すると、行動のための言葉が地に足がついたように安定して、どんな人の気持ちも手に取るように分かり始めたのです。人に伝える説明の能力がみるみる目ざましい勢いで発達して、いつでも頭の中がスッキリ、さっぱり、エネルギッシュに働いて計画力も伸びています。今では、毎日が充実していてとても幸せです」とは石山光恵さん(仮名)のお話です。 「認知症は、中核症状と周辺症状の二つがあります。 いずれも丸暗記を内扱いで行動にあらわすことが原因です。 NHKスペシャル『認知症革命』では静岡県富士宮市の2000人の認知症の人が紹介されていました。 いい対応の仕方が放映されていましたが、若い年齢のうちから脳の働き方を、日本語の外扱いで変えることで予防が可能です」とポルソナーレの熊野クマ江さんは自信満々でお話します。 |
谷川うさ子さん |
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