ポルソナーレのサイト内検索
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
読むだけで幸せになる手紙
認知症の周辺症状
|
---|
《事例・習いごとも続かず、もの忘れがひどくなっています》 わたしは、いくつか転職をして今、レストランのウェイトレスをしている38歳の女性です。初めは、建設の設計事務所で働いていましたが、指示された仕事にミスが多く、辞めさせられました。本を読むとか、仕事のことを記録するとかを努力しましたが、三日坊主が三日もつづきません。つづけるということができないのです。 わたしは、本を読むのがとても苦痛です。仕事の書類を読んでも目が疲れてきて、適当に読むので、質問されて答えると「何を言っているのか、分からない」と言われます。 話し方の通信教育を受けても、パソコンの教室に通っても、だんだん頭の中がボンヤリしてきて眠くなります。力づくで憶えようとすると、学習している瞬間から、何も憶えていないことがよく実感できるので、苦しくなってきます。家で学習すると、初めはいいのですが、すぐに腰が痛くなって止めたくなります。イライラして何か食べたくなり、食べると安心して、学習することも、ノートに書くこともすっかり忘れます。 わたしは、人と話をしても思うように話せません。 すぐに頭の中が熱くなり、顔が赤くなります。 目がひきつり、言葉も震えます。 しゃべると、ムキになって言い立てるので、相手の気分を害してしまい嫌がられます。 いつも相手が、自分のことをどう思っているのかが気になっていて、話す前から「こんな自分は嫌だ」と思い、話をしている相手にも自信がありません。 (川崎洋子(仮名)、38歳、レストラン店員) |
谷川うさ子さん |
《ポルソナーレのカウンセリング》 人間が行動をするには、「憶えること」が必要です。 日本人に多くなっている認知症(痴呆症)の人とは、この「憶えること」ができなくなって「行動が止まる人」のことです。その認知症(痴呆症)の「行動の止まり」は、相談の事例のように、「本が読めない」「文章を手で書けない」ということから始まります。 男性も女性も、「行動する」ためには、大脳辺縁系にある「視床下部」の「欲」が正しくあらわされることが必要なのです。 「欲」には、「食欲」と「性欲」があります。「性の欲」は、吉本隆明さんがいっているように、「生殖」ということと、「対幻想」という「共生」とか「共同体」の人間的意識をつくり出します。 女性も男性も、「性の欲」を出発点にして、まず「行動」をつくり出す、そして「対象」となる人、物を認知するという脳の働かせ方をつくり出します。 ところが、多くの日本人は、この「行動」を「丸暗記」で成り立たせます。 「丸暗記」は、同一の行動の対象についてのことを憶えるには有効なのです。しかし、ここに丸暗記が通用しないことがあります。「他者に説明する」ということです。「他者に説明すること」をイバリとか作り話でおこなうと少しずつ行動が止まり、同時に自信もなくなります。 「わたしは、本を読むとか、文章を書くと辛くなるので、たくさん食べていました。気分が不安定になると、冷蔵庫の中の食べ物を全部、食べていたのです。 すると、仕事もどうでもよくなり、怒りっぽくなって退職をくりかえしていたのです」(川崎洋子さんの話)。 「これって、性の欲が食の欲に移行したってことなんですよ。食べたがる人も、拒食のように食べたくない人も、対幻想をつくる能力が止まります。人間関係など、全てどうでもよくなり、不快に思えて、敵意のような感情で頭の中がいっぱいになるんですよ」とは、ポルソナーレの熊野クマ江さんのお話です。 「会話のときに、相手が話した言葉を自分も復唱するという対策を教えてもらいました。 ポルソナーレの特別の個人指導でのカウンセリングです。 相手の言葉を言ってみるという行動との一致のさせ方を教わりました。次に自分の行動も、ちゃんと言葉に言いあらわして行動につなげる、というレッスンも受けました。 今では、恋愛の人間関係に意欲が出て、仕事にもヤル気がみなぎるようになっています。毎日、夢を見ているような幸せ感がいっぱいで元気に働いています」とは、川崎洋子さんのお話です。 ポルソナーレの認知症(痴呆症)の予防の対策は、こんなふうに成果をあげているので、喜びの声がいっぱいです。 |
谷川うさ子さん |
谷川うさ子さん |
←前へ 次へ→