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全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
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再び、ポルソナーレの「脳の働き方」のメカニズムの解明だけが明らかにする「日本人の認知症(痴呆症)、および要介護状態」の引き起こされ方と増加のしくみ。 予防と改善の決定版のカウンセリング・ゼミをお伝えいたします!! ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、平成27年12月現在、現ゼミ生の皆様方の厚い御支持をいただいて、「日本人の認知症(痴呆症)の起こり方、その対策」の研究・開発にとりくんでいます。 テクストにしているのは、 吉本隆明の「個体・家族・共同性としての人間」(『情況への発言』徳間書店・所収)と、 ハンナ・アーレントの『人間の条件』(ちくま学芸文庫、『谷川うさ子哲学入門』によるレジュメ) です。 吉本隆明とハンナ・アーレントの哲学の説明をてがかりにして解明した日本人の認知症(痴呆症)のつくられ方は、次のとおりです。 一、日本人の認知症(痴呆症)の、根本の原因は「丸暗記」である。 二、日本人は、「憶えること」(学習すること)を、世界の誰もが常識にしている「言葉を憶えることである」とは、誰も考えていない。 三、日本人にとっての「憶えること」とは、「行動が成り立つこと」と同じである。(例えば、動物が調教されて芸を覚え込むように、命じられたことをそのとおりにしゃべり、手足が動けば、それが日本人にとっての記憶である。) 四 、だから、日本人の認知症(痴呆症)とは、社会的に意味のある「行動」を「止める」ことが「記憶障害」である。 五 、日本人がつくり出す認知症(痴呆症)には「周辺症状」というものがある。 ◎周辺症状の例①「白内障」「緑内障」など目の症状。 ②人の話が聞こえない、分からないなどの「突発性難聴」。 ③手、足が動かない筋肉脱力症状 (会社に行かない、学校に行かない、風呂に入れない、など)。 ④他者に敵意を向ける妄想 (物を盗られた妄想、部屋に侵入された被害妄想、自分は人から見下されている嫉妬妄想、など)。 ⑤自分の身体の調子がおかしい、自分は不幸な状態にあるという念慮をつくる「妄想」 (強迫神経症、強迫観念など)。 ⑥その他……「作り話をしゃべる作話症」「ゲーム依存などの仮性作業」「行動力の低下にともなう異常な行動」(不潔行為、一日中寝る、昼夜逆転の生活など)。 これらの認知症(痴呆症)の「周辺症状」もまた、日本人だけに特有の脳の働き方である「丸暗記」がつくり出す。これらの「周辺症状」は「擬似行動」である。本人は、どんな異常な「話し」でも「手、足の動き、もしくは動かないこと」も『行動である』と思いこんでいる。 さらに、日本人の心身の病理(周辺症状)の特異さがある。 日本語は「已然」(いぜん)と「未然」(みぜん)の法則により、「自分自身にとって」という表現の基準のうえで話され、そして文が書かれている。「自分自身にとって」とは、「行動」の動機ということである。このことは、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミでくわしくレクチュアしているとおり、日本語の「内扱い」の「話し方」をつくり、「外扱い」の話し方を壊すことを目的および優位の話し方とするということだ。 ポルソナーレ注・「内扱い」とは「自然成立」を価値とみなすということである。助動詞の「ル」「ラル」が尊敬語になっているように、「自分自身の丸暗記と、行動成立も、自分が自分を尊敬する対象にする」ということが「内扱い」である。 すると、この「内扱い」は、「不登校」、「引きこもり」「いじめ」「虐待」の「行動」も「自分が自分を尊敬する対象」としてつくり出される。 「他者の痛み」「自分の人生の将来」「最愛の対象であるはずの家族の安心、安全」などよりも、「自然成立する自分の欲、自分の感情」の方が価値が高いと判断するものの考え方が破壊や破滅をつくり出すのである。自発的に改善される可能性は少ない。 日本人の認知症(痴呆症)の周辺症状は、「社会的に意味のある価値のある行動ではない」ことははっきりしている。日本人が使う日本語の「内扱い」のしくみからみると、これも「丸暗記」がつくる「行動」である。 日本人の認知症(痴呆症)の周辺症状とは、「丸暗記」がつくる「行動」ということに本質がある。 それは「擬似行動」というものだ。 当の本人は、日本語の「内扱い」によって「自分で自分の欲と感情を尊敬する」。「自然を価値とする共通の価値観」で「自分の周辺症状は正しい」と確信している。 同時に、家族など周りの人とも同じ価値観をもつので、周辺症状である「擬似行動」を受け容れて世話をする。 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、この「丸暗記」による「擬似行動」(擬似対幻想といいます)を、さらに追究します。 女性は、視床下部の「欲の脳」(視索前野)は副交感神経です。 人間は、交感神経が働かなければ、どんな行動も成立しません。 そこで、女性は、背内側核(男性の性の中枢神経・交感神経)を働かせて「丸暗記による行動」を成立させます。 ところで、女性の「性の欲」(視索前野)は、「言語」と「人間関係」の能力を生成します。 だから、女性の「行動」が「言語」と「人間関係」を認知することを志向するという行動の仕方ではない場合、女性の行動は「擬似行動」に変わります。 基本的に「母親から、顔、目を見て話す」ということをしてもらえなくて、人間関係と言葉を否定されて育った女性は、「外側核」(視床下部)に丸暗記と行動がシフトして「食べたい欲」が擬似行動をあらわします。 このときの周辺症状は、「人間に対する敵意」が中心になります。精神分裂病の妄想を症状として話すようになるのです。 「父親」もしくは「母親」から意味不明の言葉を聞かされて育てられた女性は、「腹内側核」(食べたくない欲)に丸暗記と行動をシフトして周辺症状をあらわします。言葉そのものを、行動成立のために丸暗記もしないので、強迫神経症を中心とした異常な行動をあらわします。周辺症状は「作り話を話す」(作話症)、「仮性作業」(ゴミ集め、占いなどを常同症としてつづける、ネット依存症、ゲーム依存症など)が典型です。 この視床下部の「腹内側核」に「丸暗記」と「行動成立」をシフトさせる擬似行動は、「丸暗記」とは名ばかりです。「丸暗記」もできないので、仕事、恋愛、習い事、結婚生活、子育てのどんな「行動」も「止まる」という「記憶障害」をあらわします。 日本の男性の「行動の成立のさせ方」はどうか?というと、男性は「視床下部」(欲の脳)の中枢神経は「背内側核」ですから、GnRH、テストステロンのホルモンで、自動的に行動が成立します。 「背内側核」は「空間認知」の能力をつくり出します。そして交感神経の中枢です。 ところが男性の「行動」は、「言語」と「人間関係」の能力を志向しません。ただ「食の欲」か「性の欲」の実現があればよい、という「行動」です。 すると、男性は、「言語」と「人間関係」を志向して、認知の目的にするということがなければ、いつでも「行動が止まる」(記憶障害が起こる)のです。 男性は、「女性の話を聞けない」(女性に対して一方的にしゃべりまくる、女性の顔、目を見ない)ことで認知症(痴呆症)の周辺症状(記憶障害)を引き起こすのです。 男性は、背内側核(視床下部)が交感神経の中枢なので、「擬似行動」のために「外側核」とか「腹内側核」に「丸暗記」(行動)をわざわざシフトさせることはしません。「性の欲」は「生殖」と「対幻想」の区別がつかないので、いつでも「記憶障害」を抱えていて、「いつでも行動が止まる」というきわどい「行動」をあらわしています。 生育歴の中で「母親不在であった男性」は、女性に緊張と敵意をもって接します。 こんな男性と女性がたまたま恋愛関係になるとか、結婚すると、暴言や暴力に悩まされるようになるのです。 生育歴の中で「母親」が「意味不明の言葉を話す女性」であった場合、この男性は「作話症」(つくり話、仮性作業のゲーム依存、アルコール依存なども)、を中心とする記憶障害(認知症の周辺症状)を、年齢とは無関係にあらわします。 神経症をつくり、「休職」とか「転職」に追い込まれる可能性が高いといえます(鬱病のことです)。 強迫神経症をつくる男性は、職場でトラブルを引き起こします。 強迫観念のイメージのとおりに話したり、そのまま仕事をするので「反健康」「反生活」を持ち込み、「行動の止まり」に追い込まれて、認知症(痴呆症)の中核症状をあらわすリスクが高いのです。 ざっと、「自分は認知症(痴呆症)をあらわすか?どうか?」の自己診断もかねて、日本人の「記憶障害」(行動の止まり)の起こり方を脳の働き方から説明しました。 多くの日本人は、このような客観にもとづく論理実証という思考の仕方や判断の仕方とは全くなじみませんが、少しでも関心をもって、予防と改善にとりくんでほしいと願っています。 「格差」が深まる社会情況の中で、いつでも「行動が止まる」という事態が誰にも迫っています。「行動の止まり」は、自分にとっての世界も終わりです。 さらにポルソナーレのカウンセリング・ゼミを御支持いただき、この閉塞している現実を健康で、元気に生きていかれるようどうぞよろしくお願いいたします。 (全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ代表・田原克拓。平成27年12月2日) |
谷川うさ子さん |
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