全日本カウンセラー協会 ポルソナーレ

うさぎです。

期21回め 平成17年12月10日

ポルソナーレ式イメージ切り替え法
ゼミ・イメージ切り替え法 NEWS LETTER 第141号

脳の働き方と言語の学習回路・編

ドキュメント・主婦のうつ病
うつ病の原因、うつ病の治し方


分裂病
固まっているコルサコフ健忘症との
会話術とセカンドステップ

はじめに

 今、再び、カウンセリングの時代になっています。
 この11月、12月にかけて「小学一年生の女児」が連れ去られ殺害されるという事件が起きています。
 報道によれば、年間の発生件数を一日当りに平均すると「一日に三人とか四人」の女児が連れ去りの被害にあっているか、未遂になっているということです。
 これは、「心の病い」とは一体、どういうものか?の認識も理解もできていないというところから病理者が放置され、何らの救出もおこなわれていないことが背景にあります。
 そこで今回は、「うつ病」をモデルケースにして「心の病い」をどのようにカウンセリングの対象にするのか?をレクチュアします。

ポルソナーレ代表 田原克拓



学習に役立つ書籍

本号の目次

ケーススタディ

 『ドキュメント・主婦のうつ病』再び、カウンセリングの時代
 分裂病
 固まっているコルサコフ健忘症との会話術とセカンドステップ


特別の個人指導

 コルサコフ健忘症への特別の個人指導のモデル

ポルソナーレ式イメージ切り替え法

 浅見鉄男「簡易井穴刺絡学」
 演習




 《参考文献》

『ドキュメント・主婦のうつ病』
  (『新潮45』2005 12月号、橘由歩、新潮社)
第43回・浅見鉄男主宰「簡易井穴刺絡学」
  研究会 2005 7 30資料
  「井穴頭部刺絡による脳脊髄神経調整療法研究室、
  症例と改善例」
  ★資料提供・井上光正さん(ゼミ生)
『脳、100の新知識、その形態から新知識まで』
  (森昭 胤編・講談社 BLUE BACKS)
『脳内麻薬と頭の健康』
  (大木幸介、講談社 BLUE BACKS)
聴覚療法 15 眼と耳の知覚情報と脳の働きの言語15)

ケーススタディー

ドキュメント・主婦のうつ病
うつ病の原因、うつ病の治し方

『新潮45』二〇〇五・12月号、橘由歩ルポよりリライト・再構成

ご案内いたします

一、 本ゼミは、今回よりステージが変わります。
本ゼミは「浅見鉄男・井穴刺絡、免疫療法」が症状 や疾患を「治すメカニズム」と痛みや不安・恐怖感を「即座に解消するメカニズム」を解明しました。
すると、症状や疾患、これにともなう苦痛感の不安、恐怖、痛み、痒みは、「カウンセリング」の対象としてクリアされたことになります。
これをふまえて、次のステージは「心の病い」を本格的にカウンセリングの対象としてとりあつかいます。

二、 新たなステージの心の病いは「うつ病」です。くわしい事例の内容は『カウンセラー養成ゼミ』のニューズレター(第136号)をご参照ください。

(文中・敬称略)

(1) 『新潮45』(二〇〇五・12月号) に、橘由歩(たちばなゆうほ、ノンフィクションライター)が三人の女性の「うつ病」を取材してルポを書いている。「ドキュメント・主婦のうつ病」だ。三人の女性 とは「川村敦子、仮名・30歳」、「吉田志保、仮名・40歳」、「山下真由、仮名・35歳」だ。
 (くわしい内容は『カウンセラー養成ゼミ』ニューズレター、第136号参照)。
  この三人の女性の「うつ病」の症状は、次のようなものだ。
  1. 「慢性疲労」(自発運動の低下。ベッドから起きて出れなくなる。寝たきりの状態になる。一日中、ソファなどに横になっている。家事、子どもの世話などができなくなる、など)。

  2. 「覚醒と睡眠の支障や傷害」(早朝、朝4時ごろに必ず目が覚めるという不眠症。また、一日中頭がボーッとしてうとうととしてぼんやりしている。考えることがおっくうになり、なにもかもめんどくさくなる、など)

  3. 「摂食や飲水行動の支障、障害」(食欲がなくなる。食べものの匂いも鼻について食欲をなくす。食事の回数が減る。水分も摂らなくなる、など)

  4. 「攻撃的行動の支障や障害」(意欲がなくなる。やるべきことはちゃんと分かっているが、とりくめなくなる。家事ができない、仕事の能率が悪くなり時間がかかる。また、何をやろうとしていたのかを忘れる。思い出せなくなる、など)

  5. 「学習能力、記憶能力の支障や障害」(言葉が分からなくなる。漢字、人の名前、住所、などを忘れて思い出せなくなる。新しいことを学習できなくなる。学習しようとすると緊張して回避したり、言い訳をして放置する、など)

  6. 「性行動の支障や障害」(性の意欲が低下する。性機能が不全になる)

  7. 「中枢性血圧調節の支障や障害」(朝、起きられなくなる。自分を責めたり、罪悪感を感じる。泣く、わめく、イライラする、発作的に死にたくなる、無気力になる、など)。
●セロトニン欠乏が「うつの症状の原因」
  これらの「うつ病」にともなう心身の症状は、脳の左脳の中でおもに「言語」の情報を伝達する「脳神経」の伝達物質の「セロトニン」が欠乏し、枯渇することで生じている。「セロトニン」は、アミノ酸であるトリプトファンから生成される。セロトニンを含有するニューロンの細胞体は「脳幹」の中央部にある「縫線核」に一致して分布している。また、「松果体」にも高濃度のセロトニンが存在するが、その一部は「メラトニン」に変わる。「メラトニン」は、環境の光によって変化する。明るくなると増量し、暗くなると減量して「生体時計」の機能を果している。「セロトニン」が欠乏すると「早朝に目が醒めるパターンの睡眠障害になる」のはメラトニンの量が少なくなってつねに「目を覚ますという生体時計」に傾くためである。
「セロトニン」が、「学習」「記憶」「意欲」に作用するのは、脳神経の伝達物質の「ノルアドレナリン」と連動しているからだ。「セロトニン」が減少すれば「ノルアドレナリン」も分泌が減少するという相関性をもっている。
「左脳の脳」の中で「言語」を伝えるのは「ノルアドレナリン」である。
「ノルアドレナリン」は、おもに4つの働きをおこなっている。
 
  1. 「副腎髄質」でアドレナリンに変わる。
  2. α型のノルアドレナリンは、血管収縮、散瞳、腸管拡張、
  3. β型のノルアドレナリンは、血管拡張、気管支拡大、心筋の収縮力の増加、伝達速度の増加、腸管拡張
  4. 脳の中のノルアドレナリンは「脳幹」の「青斑核」に集中して存在する。神経線維は、視床下部、小脳、そして「前頭葉」に送られている。
「ノルアドレナリンの役割は、「覚醒の維持」「脳の報酬系」「レム睡眠」「気分の調整」などである。
この役割りのうちどれが「言語の働き」に関わっているのか?というと「脳の報酬系」である。「報酬系」とは「ドーパミン」という快感物質を分泌することだ。

●ノルアドレナリン

  「ノルアドレナリン」は「A6神経」の脳神経伝達物質である。
「A6神経」は、脳幹の「青斑核」から出発した繊維を、「左脳の前頭葉」に到達させている。
「左脳の前頭葉」で現実のものごとの概念を確定した時に、対応している「右脳の前頭葉」で快感報酬としてドーパミンを分泌する。「快感報酬」とは、脳の中の「言語活動のメカニズム」のことで、「右脳にドーパミンを分泌させること」をいう。
「うつ病」への薬物療法は、「モノアミン」(ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミンの三つのことをとくにモノアミンといっている。
分子構造が共通しているからひとつにくくられてモノアミンと表現されている)を調整するという目的でおこなわれている。

●うつの症状はセロトニンがつくる

   とくに「セロトニン」の分泌が不足したり、全く枯渇すると、「うつ病」に特有の症状があらわれるので、「セロトニン」が正常に分泌されることを目的にして抗うつ薬の投与がおこなわれている。すると、確かに「うつ病」に特有の症状は、一定度、鎮静化する(憂うつ、イライラ感、意欲の低下、早朝覚醒の不眠症、食欲低下、頭重感、などが鎮静化する)。
しかし、「自発的運動」「攻撃的な行動」「学習・記憶力」「性行動」「中枢性血圧調節」、そして「ドーパミンの分泌をともなう快感報酬」は、薬物療法によっては回復しない。

●薬でうつ病が治らない理由

  理由は、「A6神経」(ノルアドレナリン)が正常に機能していないからである。
「うつ病」に特有の症状は、「大脳辺縁系」で発生している。「うつ病」に特有の症状とは、「気持ちが落ち込んで憂うつになる」「自分を責める気持ちがつのって悲哀感の情緒がとりつく」「自分は、とりのこされて孤独で、不安だ」などだ。これは、「大脳辺縁系」の中の「線状体」で生の感情が優位状態になって意識されるものだ。「線状体」で「ノルアドレナリン」が分泌されなくなるとただちに発生する症状である。

●うつの症状は大脳辺縁系でつくられる

   「うつ病」を治療する者、あるいは「自分は今、うつ病に陥っている」と自覚してこれを治すと考える者は、「うつ病」の感情面での憂うつや悲哀感、自分はとり残されて不安だ、と意識される辛い苦痛感は、「大脳辺縁系」でひきおこされている、ということを充分に知るべきである。「抗うつ薬」は「セロトニン」と「ノルアドレナリン」(A6神経)の分泌を回復させる。
 しかし、その回復は「大脳辺縁系」という脳の部位の範囲のことである。
 「うつ病」が発生する直接の原因は、「A6神経」(ノルアドレナリン)が「左脳の前頭葉」で正しく機能しなくなったことである。「左脳・前頭葉」で正しく言語活動がおこなわれなくなると、「脳神経」は、「正しく言語活動がおこなわれていない」という状態をメッセージとして受け取り、「前頭葉」から「大脳辺縁系」まで後退する。
 これは、「うつ病」の病理の「ものごとと関わっている」という意識はあるが、しかし、実際は「正しく関わっていない」という状態のことである。「関わりの形式はある。しかし、関わりの中身が無い」(ものごととの関わりの観念はある。しかし、関わっているという実体は無い、でもよい。このケースは、不登校、登社拒否などがあてはまる)。
 「うつ病」の薬物療法で正しく判断しなければならないことは「A6神経」(ノルアドレナリン)が関与している症状は、「抗うつ薬」でも消滅しないということだ。これを証明する。 「セロトニン」と「ノルアドレナリン」がつかさどっている役割で、共通するものは、次のとおりである。
「セロトニン」…「覚醒と睡眠」「攻撃的行動」「学習・記憶力」「中枢性血圧調整」
「ノルアドレナリン」…「覚醒の維持」「脳の報酬系」「気分の調整」

この「セロトニン」と「ノルアドレナリン」の共通の働きによる内容は、「A6神経」(ノルアドレナリン)が、「大脳辺縁系」ではなくて「左脳・前頭葉」で働くという機能回復がおこなわれないかぎり、支障や障害として「大脳辺縁系」にとどまりつづけるということを意味しているのである。
(2) 浅見鉄男医師の「井穴刺絡療法」は、セロトニンの異常低下の症状を回復する。
   「セロトニン」が「血圧の調整」に関与していることは、「うつ病」は「血圧」が高くなり、自律神経の交感神経が高止まりしているということだ。
 脳内の血圧が高くなり、脳神経へも送る「血流」が停滞するという「血流のショートカット」が生じている。

●うつ病のものの考え方の状態を分かる

  「ものごととの関わり」が意識の面でつねに継続されていて、「血圧」が全く下がらないという状態が起きているということだ。おそらく、「呼吸」は、「息を吸うこと」が優先されていて「息を吐かない」(口から息を吐かない)ということがつづいている。これが「血圧が高い状態」を下支えしている。
  「井穴刺絡・免疫療法」は、この交感神経の過緊張の状態を解消する。
(左右のH5、F5の井穴に刺絡をおこなう)。
  「大脳辺縁系」の中の「セロトニン」の分泌とノルアドレナリンの分泌が正常に戻ったところで、次になされなければならない「うつ病の治療」とは何か?
  「それは「A6神経」が、「左脳・前頭葉」で正しく働くことをおこなうということだ。
ケーススタディにみる三人の女性にとっての「A6神経」の「左脳・前頭葉」の機能回復とは何か?それは、次のとおりである。
●うつの病気の治し方。まず、現実の対象についての定義づけをおこなうこと(カウンセリングの方法)
  (定義づけの例)
1.「結婚」とは「非社会性の世界」で媒介となるものを用いて関わることである(定義)。
2.媒介の優先順位は次のとおりである(定義づけをおこなう)。
  一位…食事
  二位…そうじ、せんたく
  三位…性
  四位…子育て
(うつの解消は、これらの四つについての定義をおこない、これにもとづいて、定義づけの条件としての、この四つの「行動」の仕方を、第三者に正しく伝わるように説明する言葉を学習する)。


謹告
今回の本号は「セカンドステップ」のエクササイズの「ロールプレイ」はお休みです。
『カウンセラー養成ゼミ』のニューズレターの「第136号」を参照し、学習してください。


「特別の個人指導」
コルサコフ健忘症への特別の個人指導のモデル

 分裂病
固まっているコルサコフ健忘症との会話術とセカンドステップ
下記の「特別の個人指導」は、うつ病、もしくは分裂病の妄想(無意識のものの考え方)を即効で消して、正常な「ものの考え方」を回復させるためのポルソナーレのオリジナルの「妄想対策」(カウンセリング技法)です。相談者の手紙、電話の「相談の言葉」を中心に指導します。(注・メールの言葉は対象になりません。Y経路の言葉だからです)。約10日間単位で実行して、その後、改善の状態と水準を診断して、再び、反復させるシステムです。

ボックスへの記入の仕方
  特別の個人指導のモデル
(1)
  1. 「無意識の観念の運動」とは、うつ病か分裂病の妄想のこと。この妄想が「ものの考え方」である。
  2. 支障、障害の原因になっている。
  3. 言葉になって露出している思考のパターン(症状、欲望、逃避などの動機に当る思考のパターン)
(1) 「無意識の観念の運動」とは
  1. 〇〇さんがとらわれている無意識の観念の運動とは…「自分は、仕事、勉強の中で明らかに正しくないと分かっている行動を止められなくて改善できない、と考えている自分」のイメージ。

  2. 〇〇さんがとらわれている自分のイメージとは…「自分は、人か ら教えられたり、指示されたり、命じられた言葉を放置して今までどおりに態度を硬直して変えない、と考えている自分」のイメージで
(2)
中止すべき思考のパターン(妄想によるイメージのこと。
関係妄想か、うつ病の孤立の局面・相手・過去のこと。
反秩序の行動(言葉も)の仕方などが該当する。)
「中止すべき無意識 の観念の運動のイメージ」とは
  1. 〇〇さんが中止すべき無意識の観念のイメージとは・・・・「自分は、人と話すときに相手の話す言葉を部分的にしか記憶できていないのに分かっていると思い込んで会話している自分」についてのイメージです。

  2. 〇〇さんが中止すべき無意識の観念のイメージとは・・・・「自分は、人との会話は意味の無い言葉を話していると考えている自分」についてのイメージです。
(3)
中止すべき妄想(逃避、回避などの無意識のものの考え方)を改善して、一人学習、練習すべき「ものの考え方」のことである。
(3) 「自覚的に考えるべき観念の運動のイメージ」とは
  1. 〇〇さんが自覚的に考えるべき観念の運動のイメージとは…「自分の憶えている言葉は、右脳のウェルニッケ言語野か、ブローカー言語野で恣意的に学習して憶えた言葉であると理解すると考えている自分」のイメージです。

  2. 〇〇さんが自覚的に考えるべき観念の運動のイメージとは…「左脳、前頭葉であらわされている言葉、行動、態度が損害やリスクをつくり出していると考えて改善すると自覚している自分」のイメージです。
(4)
社会性の場面、社会性の関係を想定して改善したり、学習によって摂取すべき社会性の知性もしくは社会性の能力を手に入れるための実践実技を指導するコーナーである。

(4) 「さらに自覚的に考えるべき観念の運動のイメージ」とは
  1. 〇〇さんがさらに自覚的に考えるべき観念の運動のイメージとは…「自分が仕事、勉強の中であらわしている行動は、社会的に意味も価値もないものである、と正しく理解すると考えている自分」のイメージです。

  2. 〇〇さんが自覚的に考えるべき観念の運動のイメージとは…「右の目、右の耳で対応する、メモをとって復唱する、行動の前に行動の言葉をチェックしてもらうと考えている自分」のイメージです。
世界的水準の「脳の働きと言語の学習回路」にもとづく聴覚療法

ポルソナーレ式イメージ切り替え法
演 習
(1)右の目」を「右の下」に向ける
・ 20秒以上。(顔を正面に向けたまま、右目だけを「右下」に向ける。以下同じ)。

? 「自分は、社会の中に入ると不安を感じる、と考えている」と考えている自分のイメージを思い浮かべる。
(2)「左の目を」「左の上」に向ける
・ 自分は、「仕事、勉強、人間関係などを壊して孤立している」と考えている自分のイメージを思い浮かべる。

? 脳の働き方のトラブルは、「現実社会の言葉をつくり変えて定義や条件が乖離し現実と対立している言語障害だ」と正しく分かる。
(3)「右の目」を「右の上」に向ける

?左脳の頭頂葉でイメージされる。
?自分の「分身」の谷川うさ子を呼ぶ。

(1)(2)の「自分」のいる「右脳の頭頂葉」へ「谷川うさ子さん」といっしょに行く。

(4)「右の目」を「右下」に向ける

?自分の分身の「谷川うさ子さん」といっしょに「(1)(2)(3)(4)をくりかえして憶えている自分」をイメージする。

(5)「左の目」を「正面」に向ける
・「右脳」の頭頂葉でイメージする。
上記の(3)の、「右の目を右の上に向ける」という「イメージ切り替え法」が「ポルソナーレ式イメージ切り替え法」です。

「左脳・前頭葉と、左脳の小脳でトラブルをつくる言語の障害」を中止するセカンドステップの中のイメージ切り替え法です。
「コルサコフ健忘症」は「脊髄小脳変性症」を起こすと理解しましょう。そこで「左脳・前頭葉」の言語のトラブルを治すために、今回も楽しく、あなたの頭頂葉の「谷川うさ子さん」といっしょに、次のようなことを学習しましょう。
(1) 「浅見鉄男・井穴刺絡療法」で、「うつ病」を治す「井穴刺絡・免疫療法」
  1. 左右H5(手の「薬指」の小指側)F5(足の「薬指」の小指側)
  2. 「井穴刺絡・免疫療法」から見た「うつ病」は、「脳の働き方」が、身体レベルでの「アレルギー」と 同様の症状をあらわしていることが分かる。すなわち、「血圧が高くなって交感神経が高止まりする」という脳の働き方である。これは、「無呼吸状態」から「口から息を吸い込む」ことをくりかえして、脳の血管(血液中)に酸素の濃度を高くし、脳の神経に至る「毛細血管」にショートカットをひき起こす。
    これは、脳の血管の中の血液が酸素過多でアルカリに変わるために起こる。この「脳神経」「左脳の前頭葉の脳神経」の血流のショートカットの血液不足が「セロトニン」分泌を低下させる。「セロトニン」は自律神経の「副交感神経」支配に対応しているからだ。
「谷川うさ子さん」は、あなたの「左脳の頭頂葉」にいます。

 「小脳で起こる「脊髄小脳変性症」に至る分裂病(左脳の前頭葉のコルサコフ健忘症としてあらわされます)を治すために今回も「谷川うさ子さん」といっしょに、次のことを学習してマスターしましょう。

 「井穴刺絡・免疫療法」は、「心臓のANP」(心房性ナトリウム利尿ペプチド)の活性化を起こす。
 これが、前頭葉に血管を通じて伝わり、「POMC」(プロオピオメラノコルチン。βエンドルフィン前駆物質)を合成させ、これを分解して「βエンドルフィン」を分泌させて、「脳内の血流のショートカット」を解除して左脳・前頭葉の脳神経の「セロトニン」の分泌を正常に復元する。
 同時に、視床下部よりCRF(ACTH放出ホルモン)を放出し脳下垂体よりACTH(副腎皮質ホルモン刺激ホルモン)を分泌、これにより「副腎」が「副腎皮質ホルモン」を分泌して「うつ病」の無気力、慢性的疲労、頭痛などの炎症、症状を解消する。


最後に、上記を参照のうえ、下記の空白の欄に
ご自分で記入して、演習してください。
(1) 妄想の「無意識の観念の運動」のイメージとは・・



(2) 中止すべき「妄想の無意識の観念の運動」のイメージとは・・



(3) 考えるべき「自覚的な観念の運動」のイメージとは・・・



(4) さらに実行すべき「自覚的な観念の運動」のイメージとは・・




ゼミ・イメージ切り替え法 NEWS LETTER 第141号 了

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