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クマ江さん |
「あなたの脳の働き方のしくみを正しく分かりませんか?
なぜ、ものごとを歪んで解釈したがるのか?主観で解釈すれば、なぜ喜びを感じるのか?自分の人生が破滅していてもいったいなぜ、全く、気にならないのか?」 ポルソナーレが研究・開発したマスターカウンセリングの方法は、これらの心的異常を、こうすれば正常かつ健全な脳の働き方に変わります!!ということを身につけるのが教育の狙いと学習の目的!! 相談の事例のように、困っているならポルソナーレにお電話をいただけば、対策を説明します。 (熊野クマ江) | |||||||
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クマ江さん |
「私は、製造業で働いている男性。 毎日、バカにされることに怯えています。長年のコンプレックスと異常なプライドで破れかぶれになり、パニックになります。 あれこれ勉強もしていますがちっとも人並みになりません。 今、母親が死んだらどうしよう!!と生きるのが怖くなっています」 (田所喜久吾(40歳、男性)、製造業勤務、母親と二人暮らし。岐阜県可児市中恵上) (謹告・匿名です。職業、団体、地域、住所も匿名です。相談の内容も合成し、再構成しています。特定の人物の相談・悩みとは、一切無関係です) ①私は、トランスの製造会社に勤めています。私の仕事は、製品の検査です。 検査は、チェックの手順があり、この手順に従って製品の品質に保証を与えます。 私は、この検査の仕事でしょっちゅうミスを起こします。私は、仕事でミスを指摘されるとパニック状態になるのです。 ②最近のミスとパニックのことについてお話します。 初めての機種の製品の検査を命じられました。 命じたのは係長です。 この製品の内部をチェックしろ、と言われました。検査が終わったので係長を呼んで報告すると、係長は、私の検査した製品を調べました。そしてその新機種の製品のフック・スイッチのリモートコントロールを操作して言いました。 「これじゃダメだ。リモートコントロールの反応が遅いじゃないか」と言いました。 係長は、私より若く30歳代です。係長は笑いながら言いました。 すると周りの人の2,3人もどっと笑いました。 私は、ここで自分がみんなからバカにされたと受け取るのです。 そして息が苦しくなります。パニックになります。パニックとは、自分が惨めだという破れかぶれの感情のことです。 ③この日、自宅に帰って、このことを母親に話しました。すると、母親は、「それは、お前をバカにした笑いとは違うな」と言いました。 「お前が、みんなをバカにしているから、自分がバカにしているように勝手にそう思うんだ」とも言います。 その夜、母親の言うことに納得がいかなかったので高校時代の友人に電話しました。その友人は職場でよくいざこざを起こしてたびたび転職しています。今も、どこかの会社を辞めて、自分に合う職を探しています。その友人は、別の友人から「お前は一流大学を出ているのに、その程度の会社でよく満足できるな」とか「もっと有名な会社で活躍できるだろう」と言われると、すぐに転職届を出します。そして、IT企業のような、金融業を兼ねたような会社を将来性があると思い込み、入社するとブラック企業だと気づいて後悔して、辞表を出すということをくりかえしています。 また、せっかく内定を受けても「ほかの会社も受けてみます」と通告して内定を取り消されます。 「入社後は、営業に配属してください。内勤はイヤです」と言って内定を取り消されたばかりです。 その彼が言いました。 「おれも仕事でバカにされたことがある。検査の仕方や測定器の扱い方、チェックの手順を教えないで、検査結果にミスがある、と言うのは、明らかにバカにしている。田所のケースは明らかにバカにした、人を見下そうとしている差別の笑いだ」と言います。 ④こういうこともありました。 風邪をひいたので会社を休もうと電話をしました。 上司の課長が不在だったので係長に取り次いでもらおうと、電話に出た同僚の男性に、取り次ぎを頼みました。 その同僚が係長に話すのが、電話を通して聞こえました。 「例の奴から電話です」と言っています。これは、みんなでおれのことをバカにしているな、軽くゴミ扱いしているなと思いました。 ⑤なぜ、私はこうもみんなからバカにされるのか?と考えてみると、仕事のミスを起こしやすいことがあります。 会議の席で、トランスから出るリード線の説明をする、ということがありました。 リード線は、いくつかの色で区別されています。緑色や赤や青、黄色です。この報告で、私は、赤色の引き出し線を、青色のリード線だと言いました。営業課長がこの間違いを指摘して言いました。 「田所君は、そのリード線を扱う時、色のことは考えないで、きっと別のことを考えていたんだ。そうでなければこんな簡単なことを間違う筈がない」と言いました。 私は、この話を聞いて、パニックになりました。 人間は、仕事中でも何か他のことを心配したり、考えたりするものなのではないのか。 他の人は、心の中では、本当に他のことなど考えないで、仕事のことだけを考えているというのは、本当のことか? 心の中は、人間は誰でも同じで、心配なことや気になることにとらわれているのではないのか? このことを母親に言うと、「会社の休みの日に、心配ごとがあるとあっちこっちに電話して相談しているだろう。その、心配ごとを人に相談するというのを仕事の中に持ち込み、仕事の心配を失くせば、仕事の力量も伸びるし、仕事のミスも無くなると思うよ」と言いました。 ⑥この話を聞いたとき、私は、これは決断力の問題だと思いました。 そこで、私は、高校時代の英語(英会話)とか、数学、技術関係の本などを勉強しています。 これらの勉強は、仕事の技能にプラスアルファの能力になっていると思うのですが、よく考えてみると、仕事の中でもこれらの勉強のことを考えながら仕事をしているのです。 これが、私が仕事に没頭できない最大の弱点だとわかりましたが、同時に、自分の仕事の仕方を客観的に見ることができる力がついているなとも思っています。 ⑦そのせいか、決断力、判断力はついても、私の行動は思いつきで考えや行動がころころ変わります。 たとえば「上」と決めたのに、やっぱり止めて「下」にしようとか、ぱっと考えが変わります。風呂に入ろうと思っても、入るか入らないか?を自分に向かって理屈を言い、その結果、その日は入浴しなかったり、入浴したり、という具合です。 このような考え方が会社の仕事、出勤にも及びます。気分がよくない時は会社に行こうか、行くまいかと考えて、「休もう」という行動になります。会社の欠勤も多くなっているので、また、解雇になることが心配です。 私は、気持ちが非常に変わりやすいので困っています。 ⑧私は、周りの人から嫌われると、これがどんどん広がって周囲の全員から嫌われるという恐怖心があります。この恐怖心は、私の中学生時代から続いています。私の父親は、私が中学3年生のときに病死しました。高校の頃は、シンナーを飲んで自殺未遂を図りましたが、今、このことを思い出したくもありません。 母親が、「お前の病気は、99パーセント治っている」とも言うからです。 私の心配ごとは「母親が死んで一人ぼっちになったらどうしよう」ということがいちばん大きいのです。 |
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クマ江さん |
■ポルソナーレのマスターカウンセリングのプレビュー
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日本人の多くの人は、ごく少数の人を除いて、この田所さんと同じような学校の勉強、仕事の学び方、人間関係の理解の仕方の経験があるのではないでしょうか。いっしょうけんめいに学び、勉強している、しかし、何も憶えていない、憶えていることは断片的で、仕事や人間関係の実施では全く役に立たない、人からミスや失敗を指摘されると、パニックに近いショックを受けて、気持ちが萎えて自信をなくす、という体験です。 |
うさ子さん |
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クマ江さん |
やっと一人で仕事ができるようになったと思っていると、じゃあ、大勢の人の前で説明してみろと言われると、憶えていること、暗記してることは言えるけれども、誤りを指摘されるとか、質問されると、異常な緊張を感じて、怒りや憎しみ、あるいはイバリや尊大の感情が出てくるってことですか? | |||||||
多くの日本人は、自分の手で仕事をするとか、憶えたことを間違えずに仕事をするということが、精一杯で、この実行できるということが、仕事の能力として最高の到達点なのです。 だから、人のミスは笑って自分の自尊心を満足させるし、非常な優越感を感じます。 相談者の田所さんは、おもに仕事で、そして人間関係の中で、仕事を憶える、そしてミスを起こさずに実行できる、人に笑われることはない、という脳の働き方にはなっていないこと、そういう心的異常を訴えているのです。 |
うさ子さん |
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クマ江さん |
アマゾン・ドット・コムの商品(カテゴリー)のレビューふうにいうと、この田所さんの相談は、肯定面のプレビューになるよね。 人間関係にしろ、仕事にしろ、とにかく、そこにある『客観』に対してちゃんと認知していて、さらに正しく認識しようとしているね。これは、肯定面のプレビューだ。 田所さんの相談は、どう評価されるのかな? | |||||||
人間は、空間認知、空間認識ができなければ、精神が崩壊します。多くの精神分裂病の人は、田所さんのように仕事とか、人間についての空間認識を成立させられなくて、自分の精神を崩壊させていくのです。幻聴や幻覚をつくります。 しかし、田所さんは、母親という女性の発言を求めて、母親の話す言葉の意味を理解しています。 母親の話す言葉の意味には、人間関係とか、仕事の中の客観を表わす『法則』があります。 田所さんは母親の言う『法則』をちっとも理解していないけれども、しかし、いっしょうけんめいに学び、理解しようとしています。 日本人の男性は、視床下部の性の欲を『背内側核』でつくり出します。『背内側核』は交感神経の中枢で、空間認知の機能をもっています。 そこで、日本人の男性は、田所さんの母親のように、客観にかんする説明したり、教えようとする人がいないと、仕事を壊す、人間関係を破壊するという心的病気を言葉、および行動で現わさざるをえなくなるのです。 |
うさ子さん |
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クマ江さん |
女性は、どうなるんですか?女性の性の欲は視床下部の『視索前野』ですよね。副交感神経の中枢だ。すると、女性には、空間認知の機能がないよね。女性は、どうやって、人間にとって最も重要な本質の空間概念を手に入れるんですか? |
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女性が、自律神経の交感神経を働かせて空間性という客観の意味する『法則』を手に入れるには、運動もふくめて、法則にもとづいた行動をつづけることです。 行動と合致する法則を行動で現わすと、心的な異常を防げて、よく言われているアルツハイマー病とか、認知症(痴呆症)を回避できます。 『健康年齢』とは、一人でトイレに行ける、一人で入浴もできる、ということですが、法則を行動で現わせる女性は、脳の病気になることはありません。 さらに、田所さんの母親のように、仕事とか、人間関係について『公的』な『場面』『場所』『状況』の中の『法則』を考えられる女性は、世の中がどんなに不況になって物価が上がろうが、年金の支給額が減らされようが、独力で共生と共同体をつくる能力を発揮して、健全に生きていけるのです。 |
うさ子さん |
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クマ江さん |
それが、田所さんの母親の肯定面のプレビューだ。 じゃあ、田所さんの否定面のプレビューはどうなるんですか? |
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うさ子さん |
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クマ江さん |
心的病気とは、相談者の田所さんがいっているように仕事の中で、別のことを考えたり、どうしても心の中の心配ごととか気になることを思い浮べて、仕事のミスをつくるように、不適合の行動を現わすことをいうと? |
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そのとおりです。今の日本と世界の経済社会の動きは、グローバル化しているので、収入減が遠ざかり、しかし、支出が増大していますね。暗記するとか、マネをする「客観」が消えているので誰もが心的病気にさらされています。 |
うさ子さん |
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クマ江さん |
ポルソナーレのマスターカウンセリングで、脳の中に『客観』を回復させられないと、『非健康年齢』のゾーンに追い込まれてしまうよね。 |
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