ポルソナーレのサイト内検索
|
||||||||
クマ江さん |
日本人の女性の心的異常とは、人の話をすぐ忘れる、自分が話したこともすぐ忘れる、学習しても憶えられない、しかし、嫌なこと、嬉しいことはよく憶えていて、これを理由にして行動する、行動しない、など。 他者の目にはごく普通に見えて、正常そうにも見えるけれども、私的生活には異常がいっぱい。 「女性は、73歳から13年間は、一人でトイレにも行けないなど、非健康年齢を生きる」といわれている今、脳の働き方を内側から変えなければ、認知症は、すぐ後ろに迫っていることに気づいている人への劇的な対策を説明します。 (熊野クマ江) | |||||||
|
||||||||
クマ江さん |
《ポルソナーレのマスターカウンセリングのプレビュー》●個別の相談の事例・日本人の女性の「自分の健康年齢」の壊し方のしくみと対策「私は、恋人もいて、楽しくがんばって仕事をしています。彼も、結婚するつもりでいます。しかし、私はちょっとしたことでパニック発作が起こるし、死の恐怖を抱えています。未来を考えると恐いだけです」 (野中厚子(33歳、女性)(仮名)。証券会社勤務。岩手県二戸郡一戸町西法寺字関屋) (謹告・匿名です。職業、団体、地域、住所も匿名です。相談の内容も合成し、再構成しています。特定の人物の相談・悩みとは、一切無関係です) ①私は、25歳くらいまでは、毎日、とても充実した日を送っていました。仕事は金融機関の仕事でとても忙しかったけども、忙しさに負けずに明るく、積極的に取り組んでいました。この当時、交際していた男性がいました。彼はとても優しく、週末ともなると、会って食事をしたり、彼の話を聞いてたいへん有意義でした。 ②25歳になったある日、交際していた彼と別れました。円満な別れ方だったと思います。 間もなく、私に新しい彼ができたので、気持ちを切り替えて、仕事に集中している時期でした。 冬になり、仕事が忙しくなるシーズンになっていました。私は、車で通勤しています。 仕事からの帰宅の車の運転中に、突然、目の前が真っ暗になりました。 心臓がドキドキし、呼吸ができなくなったのです。 手足が冷たくなりました。とても恐くなり、このまま死んでしまうのかと本気で考えてしまいました。 ③この日以来、仕事の帰宅の車の運転中には、いつも目の前が真っ暗になり、心臓がドキドキして呼吸ができなくなるということが起こったのです。 このまま死んでしまうという念慮がいつも起こり、怖い、怖いと考えるようになったのです。 それからの私は、くる日もくる日も、頭の中はいつもボーッとしていて、前を見ているつもりが見ていない、ものごとを冷静に考えるということができなくなったのです。自分でも目が虚ろになっていると気づいていました。 ④そんなある日、私は交通事故を起こしそうになったのです。 何かの事情で停車している車がいました。 その車に追突して衝突しそうになりました。その車との衝突を避けて、ガードレールにぶつかりました。 ブレーキをかけていたので、大きな衝突にはならずにすみました。この事故の直前にも、私は心臓がドキドキし、呼吸もうまくできず、死ぬのではないかと思っているところへ衝突事故を起こしたのです。 このことがあってから、私は、仕事をしていても、遊んでいる時も、何に対しても集中できなくなったのです。いつも会社の往復の車の中の怖さが思い浮びます。緊張がとれず、自分が自分であるという感じがしなくなりました。 精神科に行くと、しばらく休職した方がいいと言われて、診断書を出してもらい休職することにしました。仕事を休んでも、自分が自分であるという感覚が治ることはなく、これから先のことを考えると不安でしかたがなく、他のことが何も考えられなくなったのです。 交際していた彼との関係もすっかり自信がなくなり、別れてしまいました。 ⑤仕事を三ヵ月ほど休職して、また復職しました。 仕事に復帰しても、頭痛がつづきます。また頭の中がいつもボーッとしています。頭も身体もすっきりしない日がつづきます。 仕事は、簡単な実務作業から始めましたが、仕事に集中できません。 頭の中がモヤモヤしていて、目の前のことに集中できないのです。目の前のことを見ているようで全く見ていないという異常な感覚がつづきました。 ⑥一年も経つと、車の運転は以前ほどは怖くなくなりました。 しかし、頭がボーッとして、頭痛もよくならず、首、背中も痛くなりました。目はしょぼしょぼし、まばたきがひどくなり、人と話すときは涙目になって、憂うつになります。 しかし、仕事は、なんとかがんばりました。職場の中には他にも休職明けで復職してきて、しかし数ヵ月もしないうちにまた休職し、そのまま退職に追い込まれた人が何人かいました。 その人たちも、いつもボーッとした様子で、何も仕事をせず、どこかの虚空の一点を見つめて、目が虚ろで、目をしょぼしょぼさせていました。私は危機感をもって仕事をがんばりました。 ⑦何年かが過ぎたある日、また、車の運転中に、死んでしまうのではないか?!というパニック発作が起こったのです。ショックを感じて精神科に行きました。 薬を服用するようになると、確かに、緊張、不安、恐怖はなくなりました。しかし薬を止めると、てきめんに、頭痛、首や背の痛み、目まいが起こるのです。それでまた薬を飲むのですが、「目の前にあるものを、見ているようで、見ていない」という感覚は全く無くなりません。 目がおかしいと思えば、コンタクトレンズが合っていないのではないか?と思い、何度もレンズを交換しました。いつも結果は同じでした。 歯から頭痛が来ているという本を読めば、歯医者へも通いました。しかし、どれも効果がなく、いつも頭の中がすっきりしません。 だんだん、自分の中で、嬉しい、楽しい、悲しいという感覚も分からなくなってきました。 一日が終わると、これで人生が終わったという深い悲しみと疲労感に襲われます。 ⑧最近、昔の彼と再び付き合うようになりました。 会社もちゃんと行けています。生活自体はすごく安定しています。彼にはとても愛してもらっているので、幸せです。私も彼を愛しているし、もっともっと愛したい気持ちでいっぱいです。 ダイエットをしてきれいになろうと行動しました。するとパニック発作が起きて、救急車で病院に運ばれました。食事をしないとまたパニック発作になると思い怖くなりました。すると今度は「過食症」になったのです。 私は、人前では全く集中できないのですが、人付き合いは上手にできるのです。どんな人とも普通に仲良く、人間関係をつくれます。パニック発作を起こす自分を人前に出すし、怖いし、なによりも両親には隠しています。まわりの人たちは、彼も含めて、こんな偽りの自分を見ていて、過食と拒食をくりかえしパニック発作を起こしているとは、とうてい信じ難いと思うにちがいありません。 ⑨彼は、私と結婚したいようです。 しかし、私は、自分のことを考えると、不安がひどくなる一方で、このまま一生治らないのではないか?と、恐怖心で気持ちが落ち込みます。私は、未来が恐くてたまらないのです。 高い所へ行くと、ここから飛び下りられればどんなにかいいだろうと思います。 台所で包丁を手に持てば、ここで手首をざっくりと切れれば、どんなに楽になるだろうと思います。こういうときは、すぐに精神科の薬を飲みます。 彼に旅行に行こうと言われると、嬉しくなり幸せいっぱいになります。しかし、パニック発作になるのではないか?という思いが頭をよぎると、ここで不安になり、ここでも薬を飲みます。 私は、生きていることに不安を感じて疲れています。 どんなことも不安に感じてしまう自分が本当に辛くて、苦しくてたまりません。 ポルソナーレの学習で、この不安は妄想であることはよく分かりました。でも、何を、どのようにしても治ることがなく、いつも頭がボーッとしていて、順序よく、あるいは合理的にものを考えられないのはなぜなのでしょうか。どうすれば以前のような明るい自分に戻れるのでしょうか。 |
|||||||
クマ江さん |
■ポルソナーレのマスターカウンセリングのプレビュー
|
|||||||
心的領域というのは、ブローカー言語野・3分の1のゾーンのことです。時間構造の領域です。わかりやすくいうと、人間は誰でも『欲』のイメージをもちますが、この『欲』が、不定形で、形のハッキリしないイメージをつくるのが心的領域です。 これは、人間は、誰にも共通しています。 そこで、この『欲』にちゃんとした形を与えるのが人間の言葉の能力です。 ところが、女性は、『欲』をつくる視床下部の中枢神経が『副交感神経』の中枢であるために、自分の『欲』の対象が何であるのか?をハッキリさせることができない人が多いのです。 そこで、『欲』の対象を正しく認識しないままに、適当に、これもよさそうだ、いやあれもよさそうだ、と楽さに乗って関わりをもつと、野中厚子さん(仮名)のように、必ず、人生のどこかで頭がボーッとする、ものごとを見ているのに見ていない、という心的異常が発生するのです。 |
うさ子さん |
|||||||
クマ江さん |
日本人の『健康年齢』は、女性が73歳、男性が70歳、といわれているね。 厚生労働省の発表だ。 WHO(国際保健機関)が定義している。 『健康年齢』とは、痴呆症でも、アルツハイマー病でも、自分ひとりの力でトイレに行ける、入浴もできる、食事もできる、という年齢のことだ。 女性は、73歳から約13年間、これができなくなるという。男性は、70歳すぎて、約7年間くらいこれができなくなるってね。この間、人の世話にならないと、生存すらもできなくなる。 こういう『健康年齢』の限界をつくるのが、野中厚子さんに見る脳の働き方がつくる心的異常であると? | |||||||
うさ子さん |
||||||||
クマ江さん |
野中厚子さんはパニック発作を作る女性ですね。このパニック発作って、どうして起こるんですか? | |||||||
人間は、ものを考える時は、ほとんど無呼吸状態になるという生理の法則があります。パニック発作にしろ、仕事や勉強から逃避する人は、この心拍の低下の時に、無呼吸状態の辛さを避けるためにいくつかの回避の思考をつくるのです。野中さんは、楽しいこと、快楽なこと、おもしろいことを考えて回避します。 するとその瞬間にリラックス状態となり、息を大きく吸い込み、これが血液をアルカリ化させて、脳細胞に酸素不足と誤認させて、パニック発作をつくります。もともとは、仕事にしろ、勉強にせよ、目で見たり、耳で聞いた事柄を、自分が興奮するようなイメージになるように、主観で解釈すると、これが作り話(作話症)のような虚偽の意味となって、心拍の低下を深めてパニック発作の常習者となるのです。 |
うさ子さん |
|||||||
クマ江さん |
脳の『ハードウェア』が見た仕事、勉強の事柄とか、そこでの言葉を、日本語の主観の『文法』で、さらに、自分の行動が可能なように、作為的に作り変えるわけだ。 これは、ほとんどの日本人マル暗記の仕方と同じですね。 とにかく、仕事に行ける、学校に行ける、人間関係をつくれて話すことができる、ということが成立しさえすればいい、という生き方だ。 野中さんは、これをおこなっている。だから、自分でもがんばっている、と言っている。 これは、アマゾン・ドット・コムのプレビューふうにいうと『肯定面のプレビュー』になるね。 では、『否定面のプレビュー』はどうなる? |
|||||||
うさ子さん |
||||||||
クマ江さん |
女性の性の欲の中枢神経は『視索前野』は副交感神経支配で、空間認知の機能が無いね。そこで、交感神経イコール空間認知と空間認識を手に入れるために、自ら動く、男性との関係をつくって関係を安定させる客観の法則を手に入れる必要があるわけだ。この両方がうまくいかなうと、アルツハイマー病か、認知症の道をせっせと歩くようになるね。 |
|||||||
その兆候が、野中さんのいう頭痛、頭がボンヤリ、肩が痛い、首が痛い、です。 生化学物質のアセチルコリンが症状をつくっています。 これが原因で、せっかく暗記した仕事の言葉の行動も止まります。 恋愛の相手の男性の公的な面、社会的な面を壊して、自分も『非健康年齢(状態)』に転落します。 |
うさ子さん |
|||||||
クマ江さん |
ポルソナーレのマスターカウンセリングの方法を学習すると、人生は劇的に好転しますか? |
|||||||
日本人の脳の働き方と経済状況を見ると、『ハードウェア』の客観も成立しなくなっているので、至急、どの人も学習する必要があります。 |
うさ子さん |
Part26にもどる Part28にすすむ
連載バックナンバーはこちら