みなさん、こんにちは。
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。
●前回の本メルマガでお知らせしたとおり、ポルソナーレは、定員制・期間限定(一年間)の「ポルソナーレ実践実技通信講座」をスタートさせます。
入会資格は、
① 現会員のゼミ生の方です。
② ご家族、ご親戚、身近な方へのレクチュア用学習教材としてお役立ていただくことを主眼にしています。③ さらに、事情があってポルソナーレのカウンセリング・ゼミを学習できなくなった方です。
ポルソナーレは、ゼミ生の皆さまの長年にわたる厚いご支持を得て、脳の働き方の本質の「言語の生成のメカニズム」と「行動の生成のメカニズム」の理論的な解明に、ほぼ成功しています。
ポルソナーレのゼミは、現在、日本人の用いている日本語のメカニズムと、日本人の脳の働き方を論理実証的に明らかにしています。このような学的な実績をなしとげることができたのは、ただひとえに現、そして旧ゼミ生の皆さま方のお力添えをいただいたおかげです。この感謝の念から、現ゼミ生の身近な方々の「うつ」や「分裂」の病理を防ぎ、日本人のかかえている構造的な「行動停止」の脳の働き方をより良く変えていただき、ご家族の全員がこの日本の危機を乗りこえていただきたいと心から願っています。
- 入会資格は次のとおりです。
- ポルソナーレのカウンセリング・ゼミの現会員、および元会員
- 「小学高学年」「未成年」「成人」の女性、および男性
- ひとりひとりへの「特別の個人指導」のレクチュアをおこなう通信指導システムです。指導体制の制約があるために、定員100名程度になりしだい、予約受けつけをしめ切ります。
- 予約制による「受注製作方式」です。(スティーヴン・キングやディケンズがおこなったお届け式です)。
●「谷川うさ子王国物語」のストーリー構想のモティーフは次のようなものです。お話は、メタファーとして展開します。
- 日本は、いくつかの歴史の段階を経て現在に至っていることは、誰でもよく知っています。おおまかにいうと、次のような段階です。
旧石器時代……石器が中心になっている時代。まだ土器もない時代。何十万年かつづいた。
縄文時代……土器が加わる時代。紀元前1万1000年(あるいは1万年)くらいに始まり、紀元前500年ごろまで。
植物の採集、狩り、魚、貝を採ることで食糧をまかなっていた。
稲の栽培はない。
弥生時代……金属器が加わる時代。紀元前500年ごろから(紀元前700年説もある)起源300年ごろまで。北九州から始まった穀物の栽培が一般的となる。粟作、稲作、機(はた)織りが一般的になる。
古墳時代……紀元300年以後。
このころから、日本で書かれた漢字が見出されるようになる。漢字が朝鮮半島から持ち込まれて、日本人は、独自に使いこみ、日本語として読める文章が書かれる。この時代から日本は、文字時代になった。
七世紀……歴史書の編集が始まった。
八世紀……万葉集が編まれた。漢字だけで書かれた歌集である。
- この「万葉集」は、もともとの日本語がどうであったか?もともとの古代原始社会の日本人の言葉とは、どうであったか?を解明するデータになっています。
日本語の起源は、大野晋の『日本語の起源』(岩波新書)で明らかになっています。
- しかし、『谷川うさ子王国物語』のもうひとつの日本があります。それは、『共同幻想』というものです。この『共同幻想』は吉本隆明の『共同幻想論』(角川ソフィア文庫)にくわしく書かれています。
- 『共同幻想』とは、言葉(話し言葉と書き言葉)を生成する人間の観念の記憶のメカニズムのことです。
この「観念」の中に記憶されている一人一人の人間の「行動地図」のようなイメージスキーマが、「古墳時代」を経て「弥生時代」に感性されました。それが、現代の日本にも脈々と生きて続いています。
『谷川うさ子王国』は、この古代原始社会からつづいている日本人の対人意識、人間関係の意識のくびきを断ち、ひとりひとりの人間を自由にし、主体と真の人権を解放しようとする歴史的な超ドラマです。
- 日本人の「古代原始社会」からつづいている「共同幻想」とは、「遠い所にあるものは恐い」という観念です。「観念」とはひとりの人間にとって、「航空地図」とか「航海地図」のような「行動地図」のようなものです。
「イメージスキーマ」とも呼ばれています。
- この「遠い所にあるもの」とは、「メタファー」です。物理的に離れている地点のことでもありますが、「メタファー」としての「遠い所にあるもの」とは、「知的対象」のことです。
「知的対象」とは、具体的には、遠山啓の「水道方式のタイルや推移律」であったり、「ポルソナーレの解明したうつ病の原因と結果のメカニズムや、分裂病の生成のメカニズム」のことです。あるいは、西欧哲学の「演繹法や帰納法」のことです。
このような「遠い所にあるもの」を「恐い」と思い、「恐ろしいから近づくな」という黙契を信じ込んでいるのが現代の日本人です。
- 遠い所にあるものには近づかない」という禁制を共同幻想として自らの「観念」に恒常的に表象させているのが、今の日本人です。その反作用として「行動しないこと」のつくる安心と快感だけを今も、追い求めています。
- 『谷川うさ子王国』は、このような日本人のくびきとカセを解放するために古代原始社会の当時からさまざまな闘いをくりひろげてきました。
そのエピソードとなるお話は、次のメルマガからご紹介します。
楽しみにご期待ください。
●ポルソナーレの『脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー』は、今、予約受け付け中です。
くわしいことは、ポルソナーレ本部の「谷川うさ子王国物語」係までお問い合わせください。
先着順で、定員になりしだいしめ切ります。
|