全日本カウンセラー協会 ポルソナーレ

うさぎです。
ポルソナーレ 今の日本の脳の働き方と病気のリポート
「個人べつの病気と症状の傾向」 No.113

ポルソナーレ実践実技通信講座
「谷川うさ子王国物語」の告知

日めくり式プリント形式のテキスト 最強の言語能力に変わる性格教育法2

みなさん、こんにちは。
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

●「谷川うさ子王国物語」

ポルソナーレは、「最強の言語能力に変わる性格教育法」の「実践実技通信講座」をスタートさせます。
「谷川うさ子王国物語」という日本人の心や精神の再生と、再構築、NHKの大河ドラマなみのストーリーを伏線にしいた、建国と人間づくりのテキストです。

イギリスの作家のディケンズや、アメリカの作家のスティーヴン・キングがおこなった受注生産・自宅お届け方式による特別の個人指導の通信講座です。一年間限定、定員制の緊急かつ特別の実践実技講座です。平成21年4月末より、予約を受け付けた「会員」より、順次、お届けする段取りに入っています。

●「理論」と「実践」を分離した実技講座

入会資格は、(1)「現ゼミ生」の方です。
現ゼミ生の方は、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミを受講して、日本語を生成する脳の働き方のソフトウェアのメカニズムや日本人の対人意識の「理論」を習得しておられるので、安全です。しかし、ご家族、ご親戚、身近な方々は、「理論の体系」をマスターしておられるわけではありません。
すると、今の「世界規模の景気後退」(グローバル・リセッション)にともなう、日本人に特有の「行動停止」の「うつ」や「分裂」の波動に呑み込まれていくことは避けられません。
そこで、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミの「理論」から取り出した「実践実技」の技術や技法をトレーニング・ペーパーとして訓練を目的に、即効かつスピーディに身につけていただく「教材」を緊急に開発することにしました。
「家族の子どもがもう三日ほど全く眠れなくなってる」、「親戚の女の子が、部屋の中をゴミだらけにして全く後片付けをしなくなった」「家族の子どもが、勝手に薬物療法を始めて、学校に行かなくなった」、「家族の親戚の子どもが全く話さなくなった。返事をしないし、質問しても前々、答えない」「家族の一人が、いつもベッタリと側に張り付いて離れない。少し姿が見えないと騒ぎ出す」

このような病理が、すでに、二○○六年の初夏のあたりから始まり、二○○七年、二○○八年と年を追うごとに激発しつづけています。
これは、日本人に特有の「聴覚障害」という現象です。
人の話、書かれている文章の言葉が脳の中の言語野(ブローカー言語野の3分の2のゾーン・Y経路による認知と認識)に記憶できないというメカニズムの現象です。

●日本人の心の病いは、人間関係から「社会を対象」に変化している

ポルソナーレの長年にわたるカウンセリングの実践をとおした日本人の心の病いは、そのほとんどが「対人関係についての病理」です。「対人関係の病理」は、「家の中の家族との関係」から始まり、「家の外の不特定多数の人間関係」へと拡大して「分裂病」の病理を派生させています。
それが、ここ数年になると、インターネットやケータイの普及で「対人関係」のリアルな不安が直接、会って話をしなくてもすむ、というクッションによって、「言語障害」へと深まっています。話をする必要がないので、「相互コミュニケーション」という会話のルールや決まりごと、約束ごとの「秩序」の知的能力が大きく後退して、「言葉」それ自体の能力の退行化が起こっているのです。

●鈴木孝夫の実証する日本人の行動停止の状況

社会言語学者・鈴木孝夫は、このことに早くから気づいています。『日本語と外国語』(岩波新書・一九九○年初版)の中で次のように書いています。要旨をご紹介します。

日本のカタカナ語の急増ぶりは、ただすさまじいの一語に尽きる。例えば、「花の名前」だ。
「ア」のつく花の名前 「アイリス」「アキメネス」「アンスリューム」「アジアンタム」「アザレア」、など。
「イ」のつく花の名前 「イキシア」「インパチェンス」「イースターカクタス」
「ウ」のつく花の名前 「ウルシニア」「ヴィオラ」「ヴェロニカ」
「エ」のつく花の名前 「エリスロニウム」「エリカ」「エーデルワイス」「エキザウム」

このように、花の名称と実物の花の植物のイメージが一致しないままに、カタカナ語の名称の花が売られている。買った人は、花の名称を忘れて「花店」に電話して、あらためて教えてもらうという。二度、三度と電話する人もいるという。

「コン」の付くカタカナ語の一例
マイコン(原型=パーソナルコンピューター)
ファミコン(原型=ファミリーコンピューター)
スパコン(原型=スーパーコンピューター)
マザコン(原型=マザーコンプレックス)
ロリコン(原型=ロリータコンプレックス)
リモコン(原型=リモートコントロール)
バリコン(原型=バリアブルコンデンサー)
トルコン(原型=トルクコンバーター)
エアコン(原型=エアコンディショナー)
ピアコン(原型=ピアノコンチェルト)
ツアコン(原型=ツアーコンダクター)
ゼネコン(原型=ゼネラルコンダクター)
生コン(原型=生コンクリート)
合コン(原型=合同コンパ(コンパニー)
エキコン(原型=駅コンサート)
コンカツ(原型=婚活・結婚活動)

カタカナ語がさらに省略されていて、記号化されている。すると、この言葉からは何一つ、具体的なイメージは思い浮ばなくなっている。互いの意思疎通がうまくいかなくなって、狭い範囲の関係でしかコミュニケーションは成り立たなくなっている。「雑誌の名前」「車の名前」「オーディオ機器」は、ほとんど「外国語の名称化」している。カタカナではなく英語表示になっている。
理由は、次のようなものだ。

  1. イメージ商品、ファッション性のある製品には日本語は向かない。
  2. 日本語は泥臭くて、デザインがカッコよく決まらない。製品の機能まで劣っていると思われてしまう。

●日本人の使っている日本語の文法が脳の働き方をいびつに歪めている

しかし、日本人と日本語のこのような現象には、もっと根本的な問題がからんでいます。それを明らかにするのが大野晋(国語学者)の「日本語の起源」の研究です。大野晋によれば、日本語は二重構造になっています。和語(やまとことば)と「漢字・漢語」の二つです。日本語の文法は、「和語」によって作られて現在の日本人によって使われています。「漢字・漢語」は、朝鮮経由もしくはダイレクトに中国から輸入されて、ものごとの意味を説明するために取り込まれたと説明します。重要なことは、文法を生成した和語(やまとことば)の中に、漢字・漢語が取り込まれて融合させられた、ということです。

《例》
「遊ぶ」
「美しい」
などのような「訓読み」が取り込みと融合のパターンです。

このことは、日本語の「文法」の「助詞」や「助動詞」は、古代日本の原始社会の「共同意識」を今も、日本人のものの考え方を形成しているということを意味します。
大野晋によれば、日本語の文法は、次のような基本的な骨格をもっています。

  1. 人間(ものごと)を自分よりも「遠い所にあるか」、「近い所にあるか」を区別するためにだけ働く。
  2. 自分より「近い所にあるもの」は「親しいもの」で「親愛なものだ」。しかし、「自分より遠い所にあるもの」は「怖いものだ」。

「恐ろしいものだ」「近づいてはいけないものだ」「手を加えない」「成り行きにまかせるものだ」。

●日本人の脳の働き方と働かせ方とはこういうものです

鈴木孝夫によれば、日本の「文部省」(文部科学省。国語審議会)は、次のように考えて方針を決めている、ということです。

  1. いずれ、漢字はなくす。
  2. 漢字は、当面は使っていいが、その使える範囲を決める(常用漢字)。
  3. 「漢字」は、読めさえすればよい。意味は、いずれ自然に分かるようになる。

脳の働き方のソフトウェアのメカニズムを明らかにしてみると、次のようなことが明らかになります。

  1. 言葉(漢字)の意味は、ブローカー言語野の3分の2のゾーンの「Y経路」による認知と認識の記憶である。
  2. 言葉(漢字)の意味を不問にするのは、ブローカー言語野の3分の1のゾーンの「X経路」による認知と認識の記憶である。
  1. は、人間の本質の「言葉によって行動していく対象」としてとらえられます。
  2. は、人間の本質の「行動が完了して、終わった行動のための言葉」です。

日本人は、(2)の「X経路」を中心とする脳の働かせ方で言葉を憶えているので、言葉の内容や意味を「どうでもいいもの」ととらえて「パソコン」や「ロリコン」「ピアコン」「エキコン」などと全て記号化して、「行動を完結させている」のです。

●ポルソナーレの緊急支援の対策です

グローバル・リセッションは、日本人の仕事の仕方の「仕事の言葉を記号として憶える」という社会参加の仕方を遮断しています。人間関係ならば、ケータイやメールなどで「会って顔を見て話さなくてもすむ」と楽観していられました。
しかし、「輸出」が止まり、製造業の生産が60%のレベルに落ちこみ、これ以上は回復しない、という状況になってみると、社会参加のための「行動」も、憶えていた「記号としての仕事の言葉」とともにストップします。これが、ポルソナーレの「ポルソナーレ実践実技講座」の「最強の言語能力に変わる性格教育法」(谷川うさ子王国物語)をスタートさせる動機と、背景です。
この「世界同時景気の停滞」は、今年、来年もつづいていくと予測されています。政府は、さまざまな支援の施策を打ち出しています。しかし、日本人の行動停止と心の病いの「うつ」や「分裂」の病理には何の手も打っていません。
そこで、ポルソナーレは、緊急の支援策として「ポルソナーレ実践実技講座」(谷川うさ子王国物語)による救援をおこないます。

  • 期間限定(一年間)
  • 定員制(約100名程度)
  • 定員になりしだい受け付けをしめ切ります
  • 入会資格は、現ゼミ生、および元ゼミ生とその家族、親戚、お知り合いの方の「小学校高学年より」、「未成年の女性」、「成人女性、男性」です。

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脳を発達させる日本語トレーニングペーパー 谷川うさ子王国物語

一部公開しました。
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学習内容(サンプル) 「言葉」 日本語の影響。その仕組みと感情、距離感、人間関係について
「脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー」の役立て方の資料
『分裂病の自己診断表と自己診断』
男性に嫌われない女性の話し方
女性に嫌われない男性のしゃべり方
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